カテゴリ:ブライダル
これまた、すっかりご無沙汰のブライダル日誌 10ヶ月ぶり の更新となりまする なんだか・・・ ここのところ・・・ 大いに疑問を感じつつ事ありき・・・ 美しくない国の現状が、こんなところからも感じてならんのよねぇ・・・ 吾が、悲観的過ぎるのか・・・古すぎるのか・・・ 人生、楽しけりゃ、それでええのか・・・ なんだか、世の中わからなくなっちまった 職人学に触れてから プロと職人の違いってなんだろう?と考えあぐねているうちに どうしても書き記し、問いかけたいことが浮かびまして・・・ 決して非難するつもりでしたためるわけではないと 最初に明言しておきまっす ある婚礼打合せで感じた事なんやが・・・ お色直し2回の婚礼である 色打掛で披露式、乾杯後のお色直しで ウエディングドレス入場 その後、カクテルドレスでキャンドルサービス入場ってのは まぁ定番であるから良しとしても・・・ (個人的には、お色直し1回奨励派である) なんと、この新婦 送賓後に列席者参加によるライスシャワーを希望されてるんやが・・・ その際に、もう一着カクテルドレスを着たいとな! はぁ??? この上、まだ人様の時間を頂く気かいな?? 大体、ゲストからは、披露宴に列席するだけで ご祝儀に貴重なお時間を頂いておるというのに・・・ 送賓後は、お急ぎ帰路に着きたい人だっておるのに・・・ ゲストをガーデンに引き止めて ライスシャワーに参加いただくことだけでも かなり自己中な要望なのに・・・ ゲストをガーデンにお待たせしておいても 新婦は着替えてライスシャワーを受けたいとな (*_*)ピヨピヨ これまでにも、同様のケースはありましたん その度に、厭きれかえりながらも 新郎新婦の望む披露宴を形にしてあげることが、吾の使命と思い プロ意識に徹して、ゲストが気分を損ねないようにと その場を、お祭りトークで囃し立てながら繋いでおったが・・・ 今回は、素直に望みを受入れられなかった 新郎は建築業を営む○○家の跡取り息子 新婦のわがままとも取れるような望みを、全て受止めておったが・・・ その新郎が『ライスシャワーのお色直しだけは、迷惑だから辞めてくれ!』 と、はっきり断言なすったのさね かっちょええじょー!!! そのとおりだぁ!!! で、吾はぁ・・・二人のやり取りを黙って聞いておったが この新郎の言葉を受け プロである前に、職人でありたいと思い・・・ そう、人でありたい、人の親として・・・新婦に言いましたん 『あなたは、いずれ○○建築の社長夫人になる方ですよ』と・・・ 来賓には、取引先のお偉いさんもいらっしゃる 新婦の気持ちもわかるが、今後の事も考えると この望みは控えた方が、あなたの為になると・・・ 何より、新郎の立場も考えなければと・・・ 母親の気分で、嫁ぐ花嫁に言い切りましたん! そうしたら・・・この新婦から出た言葉・・・ 『一生に一度なんだから 悔いなく好きなことしたらって、母も言ってくれたのに』 はぁ・・・この親にして、この娘か・・・ ならば、これ以上は言うべきことではない 二人に決断を任せるしかない だけんど、どうしても納得できない思いがあり・・・ 楽しければそれでいい・・・そんなんでええんやろか?? 所帯を持つという事は、よほどのことでない限り 人の親になるという事であり・・・これから先を考えるとなぁ・・・ 吾にとっては大事なお客様だが、正直、興醒めしちまった・・・ 婚礼スタッフ等は、そこまで気にすることはないとな・・・ そりゃ会場側としては、ドレス代が儲かるわけだからのう だが・・・吾は商業主義に乗っかりたくない 出版業界なんかもそうだが、売れる本がいい本とは限らん 贅をつくし好き放題をしたからって、いい披露宴とは断じて言えん! そんな披露宴、自己満足のなにものでもなく 社会の一単位である家庭を築く二人が、これでええ筈ない! すんまへん・・・決して非難してるつもりではありませぬ 一吼えしたかっただけですねん・・・ヾ(´ε`;)ゝ ふぅ 今回は、職人の魂をしまいこみ、プロとして・・・ 新郎新婦が望む披露宴を、形にしてサシアゲルダケ・・・ その披露宴がもうすぐだ どういう決断をなされるにせよ 吾は、ブライダルMCのプロとして いい披露宴だったと思って頂ける様に、勤めるのみ! この婚礼に関しては、職人志向の吾はお休みだ なんとなく・・・ プロと、職人の違いがわかったような気がした・・・ で、あくまでも・・・ 吾はぁ・・・職人志向でいたいのが本音である 2006年の26日は『ろくがつの道化』公演日誌vol.5【初稽古】 音声ブログ【弥々*語りBar】では、語り日記公開中! とはず別館【Goo-net編】はとばす別館【gooブログ編】でぽっつら更新中! どんぞお気軽に、お立ち寄り下せーまし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ブライダル] カテゴリの最新記事
|
|