カテゴリ:投資について
今年ドラッグストアを買って、プラスのリターンを維持している投資家はほとんどいないと思います。各社とも株価が下がっています。 ただ株価の下落率も会社によって違うみたいです。少し調べて見ました。 ドラッグストア各社の、今年の高値(ほとんど1月)と本日の株価を比較してみました。調べた15社において、今年の高値から今日の株価までの推移を見ると、下落率は平均-28%でした。ドラッグストアはほとんど小型株なので、JASDAQの下がり具合を考えるとこんなものではないでしょうか? 一番下がったのはゲンキーで今年1月の高値から-66%の下落、一番下がってないのはセイジョーで-7%でした。-30%以上下げた会社は黄色で示しています。スギ薬局、ウエルシア関東、ゲンキー、ミドリ薬品、コスモス薬品でした。 今年の下落相場に一番耐えたドラッグストアはセイジョーですか?なんでこんなに下がらないのか少し不思議です。ジップやキリン堂もこんな相場の割には健闘していますね。 ウエルシア関東が今年前半になぜこれだけ下がったのが不思議です。既存店売り上げもそれほど悪くないのですが。憶測ですが、去年株式交換でM&Aをやったので、株がだぶついているんでしょうかねえ?よくわかりません。 その隣のコラムには去年6月から今日まで、この一年間の株価の変化を示しています。 15社平均で+20%の株価上昇です。ドラッグストア業界のEPSの上昇率を考えると1年間で20%の株価上昇は過熱感はあまり感じません。というよりも去年6月から半年間で過熱したのが、今年1月から一気に冷やされて、普通の温度になったというべきでしょうか? この1年間で50%以上株価が上昇した銘柄が3つあります。黄色で示しています。スギ薬局、ミドリ薬品、コスモス薬品ですが、やはり今年前半に3社とも共通して-30%以上下落しています。上がった株は下がるということですね。 それにしても去年と今年ではドラッグストア業界の相場は大違いですね。インフルエンザも花粉症も流行しないし、日本の株式市場の地合がこれでは仕方ないのかもしれませんが。
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