なまけもの投資日記

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• スペース　9622

  ここ数日スペースが上がっている。あまり注目もしていなかったのにいつの間にか上がっているという感じである。なぜ上昇しているのかよくわからない。スペースは名古屋が中心の商業地域のディスプレーの会社である。去年の12月に、私はこれからはバリュー投資で行こうと決めた。その結果カッパクリエイトを叩き売り、あわてて買った会社である。なんでスペースにしたのか実はあんまりよく覚えていない。たぶん個人投資家のサイトで見つけて調べたら、数字が良いので買ったような気がする。一般消費者向けの小売業だと会社のイメージは持ちやすいのだが、スペースのような企業向けの会社の良し悪しは正直よくわからない。スペースという会社をそれまで見たこともなかったし、ホームページも重くて途中で見る気がなくなったような記憶がする。3ヶ月前は数字が良い会社だった。購入時はPER10、PBR0.9、配当2.6％、自己資本比率73.3％ぐらいであった。バリュー投資の基準では優等生的な数字だった。バリュー投資の教科書を読むと、こういう数字の会社を買うことをすすめている。スペースなんて会社知らなかったが、まあでもバリュー投資で行くと決めたし、ためしに買ってみるかという感じで買った。バリュー投資というのはやっぱり正しいようで、年末から30％ぐらい上昇してしまった。スペースというのは私にとっては、あまり親しみはないのだが、結果を出している銘柄である。バリュー投資の教科書どうりの優等生という感じの銘柄である。

  March 19, 2005

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• アメリカ生活とIPO

  昔2年間アメリカで仕事していました。私の仕事は研究職で毎日遺伝子解析の新技術開発をチームで行っていました。私はイラン系アメリカ人とシリア系アメリカ人の3人でチームを組んでいたのですが、イラン系アメリカ人が株に狂って非常に迷惑していました。私はその頃全く株式投資に興味がなく、イラン系アメリカ人が毎日毎日IPOに応募しているのを冷たい目で見ていました。アマゾンのIPOに応募したらいかに儲かるかをうれしそうに話すイラン系アメリカ人に、IPO? What is IPO?と質問したのを覚えています（IPOなんて言葉は当時の普通の人は知らなかった）。仕事そっちのけで株に狂っていたイラン系アメリカ人はその後ラボを首になり、妻とも別れ、音信不通となりました。私が株式投資の依存性を危険視するのは、たぶんこういう人を身近にみたこともあると思います。ただアメリカであれだけ毎日毎日シークエンス（遺伝子配列を調べること）をして新しい遺伝子解析の方法を探していたのに、株式投資ではバイオベンチャーの株を買いたいとは全く思わない。株式投資の本によく「自分の知っている業界の株を買うのが良い」とか書いていますが、バイオ業界の株を買おうという気には全くなりません。バイオベンチャーなんてこれだけ儲かるかどうかわからない業界もないんじゃんかと思っています。まだIT業界の方がマシという気がします。タカラバイオなんてなんで高騰するのか正直よくわかりません。バイオ系で利益を上げながら成長したベンチャー企業ってあまり記憶にないのです。

  March 18, 2005

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• フジテレビとライブドア

  昨日ライブドアが、ニッポン放送の株式を50％以上取得したと報道された。次は本丸のフジテレビの買収かと騒がれている。そのせいかフジテレビの株が急上昇している。朝日新聞のサイトをみると、ライブドアが3000億円かけてフジテレビにLBOを行う計画もあるらしい。フジテレビのような伝統あるメディアがライブドアのようなまだできて10年！ぐらいの企業から買収されそうになるとは。いやービックリ。世の中生きているだけでいろんな面白いことに遭遇できますね。でもフジテレビの今回のライブドアへの対応策がパッとしない。ニッポン放送の第3者割り当て増資も駄目そうだし。これで本当にニッポン放送を買収され、フジテレビをLBOなんてかけられたら大変です。こうなったらもうやけくそで、逆にフジテレビがライブドアを買収するというのはどうでしょうか。リーマンブラザーズからライブドアの株を買い受けるとかTOBをかけるとか、なんでもありということで。時価総額をみると、フジテレビはライブドアの3倍以上の株価があるそうな。がんばれフジテレビ。面白くなければフジテレビじゃない。（こんなくだらないこと書いたらバリュー投資家の皆さんからリンクはずされてしまうのではと心配です）

  March 17, 2005

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• 株依存症

  最近、いろいろな個人投資家のサイトを見たり、スクリーニングすることが夜の日課となってきております。株式投資に使っている時間が少し多すぎるような気がして不安になってきました。株が多少下がるのはしかたないが、毎日毎日株式サイトばかり見て、一喜一憂しているようでは、誉められた夜の過ごし方とは言えない。これでは株依存症になってしまう。従って今日から「サイトめぐりおよび日記を含め1日1時間まで」と制限をつけることにしました。それで空いた夜の時間をもうすこし読書（株式じゃないよ）や書き物など他の活動に向けるとしよう。しかし最近株式投資が急速に世間に広がってきているみたいですね。早稲田の近くの本屋に行ったら、しんさんの本が山積みになって目立つところに置かれていました。ブームなんだろうなあ。だって私がやり始めたぐらいだもん。PS　親切な方、どうやったら大きい活字や違う色で書けるのか教えてください。

  March 16, 2005

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• クリップ4705の売りのタイミング

  クリップ４７０５は上がるときは急上昇、下がるときは急降下、値動きが激しい銘柄である。こういう銘柄はどうしても良いタイミングで売りたくなりますよね。最近住宅ローンの返しすぎで、生活資金の不足した私は、やむなく今日クリップを売ることにした。出勤前7時に指値を設定。指値1649円は昨日の終値が1630円ということを考えると、少し高めと思っていた。でもクリップ値動き激しいし、前日も100円ぐらい上昇していたので、少し高くても売れるかもと期待して仕事に向かった。昼間仕事中は株価を見ることはない（ストイックなのではなく単に忙しいため見れない）。夜8時帰宅してオンライン証券にログインすると、売れていた。わーい、わーいと喜んでいると、なんと終値が1780円！何じゃこりゃー。1680円の間違いじゃないの？クリップが売れたには売れたが、なんかすごい損した気分である。オオゼキは下がるし、今むちゃくちゃブルーなのである。

  March 15, 2005

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• バリュー投資の雑感

  バリュー投資において、資産のバリュー、利益のバリュー、成長性のバリューの３つのバリューの評価基準がある。この３つのバリューの中では、資産のバリューが一番確実性が高い。将来のことは誰も予測しづらいし、現実に存在するストックが１番確実。株式投資の一番の基礎は資産の評価と思う。フローの評価はストックを理解してからにしよう。なぜ資産バリューは利益のバリューよりも評価されにくいのか。見た目の派手さでPER優先派が多そう。PBRは地味な印象。私が持っている銘柄でPER×PBRが最小なのはおそらく三東工業。最大はツムラかオオゼキか？（今日は思いつきをメモしただけで、本当の日記のようなものになりました）

  March 14, 2005

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• グレアム銘柄の感想

  3月11日に書いたように、グレアムの薦める基準（資産価値と時価総額の乖離）によりスクリーニングした銘柄で仮想ファンドを組んだら年率40％の好成績であった。感想がいくつかある。１　まずグレアム銘柄は下がりにくいというのは本当のようだ。2倍、3倍となるような銘柄はないが、11銘柄どれも下がってはいない。負けないことを目標にポートフォリオを組むとしたら、こういう銘柄が良いのかも。いや40％の上昇というのは負けないというより、申し分ないといった方が良いかも。２　過去3年で赤字を出した会社が5社あった。不思議なことに過去3年間に赤字が1度あった会社の方が、3年黒字の会社よりリターンが良いのである。これは例え2003年に赤字になっても、2004年黒字になると業績回復を印象づけて買われるのかも。３　11銘柄の中で購入しても良いかもと思ったのは小田原エンジニアリング6149。ここはコイルの製造機器を作る会社だそうです。PER82.5　PBR0.89とPERが高いですがこれは土地の減損処理を行ったため。実質はPER20倍前後です。来年の売り上げも伸びそうだし、もう少し下がれば買いたい。コイル製造は、ハイブリッドカーにも必要とのことですが、会社の売り上げにハイブリッドカー向けがどの程度影響しているのかはよくわからず。いずれにしても私には新たな銘柄を購入する余力が今はありませんので、しばらく四季報CD-ROMで遊びながらすごすこととしよう。今もっている銘柄も結構好きなので売れないし。

  March 13, 2005

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• ライブドア後の政治家の対応

  今日の日本経済新聞を読んでいたら、ライブドアのニッポン放送買収をきっかけに、近年行われる予定だった会社法案の修正や外国株による日本企業の合併や買収を延期することが自民党を中心に進められているらしい。新聞の情報では自民党委員会では反対する政治家もなく、全会一致で決まったようだ。うーん。どうして政治家と言うのはこういう過剰なおせっかいをするのだろうか。外国企業が日本企業を買ったり、投資したりすることを過剰に心配しすぎているのでは。日本企業を買収するということは日本にそれだけ金や人材を投資することになり、高齢者大国である日本に少しでも活力を与えることになるという利益は考えないのだろうか。日産にルノーが出資しなかったらどうなっていたか、考てみてほしい。もっと独立心を高めるような方向で政策自体を進めて欲しい。時間外取引などは改良の余地があるが、基本的には海外の企業も投資しやすい状況にしたほうがトータルでは良いと思うのだが。すぐに保護的で場当たり的な政策を発案することが本当に良いのだろうか。近視眼的にではなく、企業や個人の独立心を育てる方向で進めてほしいのである。

  March 12, 2005

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• ネットネット株の成績（２）

  先ほどスクリーニングで選んだ11銘柄を、2004年3月に、それぞれ10万円づつ機械的に購入したポートフォリオを組んだとします（売買単位は無視する）。今日の前場が終わった段階でこのポートフォリオ（グレアムファンドと名づけてみます）の成績を評価してみます。まずそれぞれの銘柄の成績ですが、この1年で11銘柄全て上がっています。銘柄により2.2％から84％の上昇率です。トータルではファンド開始時が110万6千円で今日現在で152万2千円となり、上昇率は37.94％です。上昇率には配当利回りが入ってないので実質は40％前後になるものと思われます。この1年間のTOPIXは、2005年3月7日1195.43で、2004年3月29日1184.20から計算すると0.95％の上昇です。つまりグレアムファンドは圧倒的に高利回りということになります。やっぱりグレアムさんは正しかった。もしかしたら自分の保有銘柄を今から全て叩き売って、グレアムファンドに買い換えたほうが良いのかもしれません。出来高が少なく、時価総額の低い銘柄が多いので地道に買い集めたほうが良いとは思います。グレアムファンド銘柄の特徴は一般消費者への商品やサービスなどではなく、業界向けの商品やサービスがほとんどです。知名度がないから市場から放っておかれるのかもしれいません。最近は外資系ファンドが買ったとたんに急上昇する傾向があります。金下建設などスティールパートナーが株式大量保有報告書に記載されたとたん急上昇しました。

  March 11, 2005

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• ネットネット株のスクリーニング（１）

  ついに四季報CD-ROM手に入れました。ウインドウズのコンピューターも買ったので（私は今まで自宅ではマックしか使わなかった）、スクリーニングをやってみることにしました。しかし四季報のスクリーニングのマニュアルわかりづらいですね（四季報スクリーニングのマニュアル本出せば売れるかも）。試行錯誤の結果なんとかネットネット株について検索してみました。検索条件としてはしんさんの本を参考にして下記の３つです。１）（流動資産ー負債）/時価総額＞1.5以上（グレアム基準）２）自己資本比率＞0.6以上３）配当金＞2.0％以上使用したデータは前年度の決算の数字なので、既に株価が上昇してしまった銘柄は配当金の条件などは現状では満たしていない銘柄もあります。CD-ROMによる検索の結果が上記の11銘柄です。約4000社の中で基準に当てはまるのは11社しかありませんでした。実はこの11社私にとって聞きなれない銘柄ばかりです。フジックスだけは角山智さんの本の中で取り上げられていたような記憶があるぐらいです。どの銘柄もPBRは低く0.38から0.89の範囲です。ちなみにここ3年間で純利益が赤字でないかどうかも調べてみました。ではここで問題です。1年前の決算でネットネット株と認められた銘柄は現在の株価ではどうなっているでしょうか。答えは次回書きます（インフルエンザで会社を休んで私は何やってんでしょうか。同僚のみんなごめんね）PS　四季報のスクリーニングの結果をコピーやペーストでエクセルに移そうと思ってもうまくいきません。これは技術的な問題なのでしょうか。

  March 11, 2005

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• 住宅ローン完済

  いろいろ議論のある住宅ローンですが、思い切って今月で住宅ローンを完済しました。前倒し返済を毎年やっていたので、35年ローンが5年で終わってしまったことになります。なぜ住宅ローンを早く返せたかというと、やはり共働きということが非常に大きいと思う。2人で働けば収入も倍になるわけだし。計算すると妻の収入分ぐらいを毎年前倒し返済に入れていたことになります。でも世の中には、専業主婦の人多いですね。妻が働くのを嫌がる夫もいたりとよくわかりません。うちは子供が生まれて３ヵ月後には妻は子供を保育園に入れて、職場に復帰しました（育児休暇が取りづらいというのもあるのですが）。そのため私が毎朝送迎をすることも多かったですが。ちなみに住宅ローン完済後は下記のようにアセットアロケーションが変化しました。住宅ローン返済前不動産：株：貯金：負債（住宅ローン）＝４：１：0.8：0.7住宅ローン返済後不動産：株：貯金＝４：0.8：0.2ほとんどキャッシュがなくて大丈夫かという感じです。いま冠婚葬祭が重なったら武富士に行く必要がでてくるかもしれません。

  March 10, 2005

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• 勤勉性

  筋肉痛で頭がぼーっとしていたので、病院にいったらインフルエンザBと言われました。感染性があるので今週いっぱいは仕事を休むように言われました。今日は仕事休んでいます。筋肉痛はあるが、なぜかあんまり熱がでないので、確定申告の書類作っています。私はこういう締め切りのあるものは土壇場になるまでやらない生来のなまけものです。夏休みの宿題も8月30日ごろからやっとやりはじめるタイプでした。勤勉でない人は、どうしてそういう性格が形成されたのか考えてみても面白いとお思います。私の場合母親の影響が大きかったような気がする。私の母親は基本的にそうじや片づけをしない母親で、台所なんか非常に乱雑だった。いまだに自分の実家よりも整理整頓のできていない家をみたことがない。時々帰省するのだが、正直妻にも恥ずかしいぐらいである。勉強しなさいとか、片付けをしなさいとか、子供の頃ほとんど言われたことがない。テレビにおもしろいタレントが出てくると「うちの子供もひとりぐらいはこういうタレントにならないかなー」とよく言ってました。夢見がちな母なのである。職場でよく机が汚いので整理しろ、と上司に注意されます。「整理整頓ができないのは残念ながら親からの遺伝なんですよ」といっても、全くウケませんでした。

  March 10, 2005

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• 貧乏叔父さんの教え

  昨日書いた貧乏叔父さんはバブルの時に100平米のマンションを買いました。西武線の玉川上水という駅から徒歩1５分の所にあります。4階建ての4階でエレベーターがついていません。今なら東京郊外の駅から離れたマンションが8000万円と言っても誰も信じませんが、バブルの頃の東京ではそれが当たり前だったそうです。むしろその頃はそんなマンションでも抽選で当たらないと手に入れられないほど人気がありました。その頃は毎年地価が上昇していたので、普通のサラリーマンにとっては今持ち家を手に入れないと一生家が手に入れられないのではという恐怖すらあったようです。貧乏叔父さんは子供がいたのでとにかく広いマンションがほしかったのだそうです。多少駅から歩いても、通勤先の大手町から遠くても、エレベーターがなくても子供のためにそのマンションを選びました。8000万円の物件が10数年で3000万円まで下がるということは、マイナス5000万円の資産喪失です。普通の人が1000万円お金を貯めることがどんなに大変かを考えると貧乏叔父さんの失望感がわかってもらえると思います。貧乏叔父さんはいつも私に「マンションを買うなら駅の近くに買え」と淋しそうに言ってました。普通の家庭にとっては資産の中で不動産の占める割合が大部分です。私が株取引をしてみようと思ったのは、たとえ駅前のマンションを買ったとしても今後日本で不動産が右肩上がりになることはなさそうだし、それならボーナスで株でもしてみるかという安易な発想からでした。

  March 8, 2005

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• アセットアロケーション

  2月23日の日記にも書きましたが、私と妻は株式投資への志向が正反対なのである。妻はがちがちの預金派で普通預金と定期預金しかもってない。私は小金がたまるとついつい株を買い増ししている（信用はなし）。共働きなので、お互いのお金は別々に管理している（給料も同じくらいなんですよ。トホホ）。妻の貯金を私が株で運用してあげると言っても「あんたの口車にだまされないよ」の一言で終わってしまう。今年になって私の株式運用が良い結果出しているのだが「そんなのいつ駄目になるかわからない」と全く乗ってこないのである。性格の違いと言えばそれまでだが。こういう妻だから住宅ローンの前倒し返済が大好きである。うちの夫婦はマンションを夫婦名義にしており、前倒し返済もお互いが同じ金額を出し合うというシステムである。従って私が株でちょっと小金を稼いだと自慢すると「私も半分出すから子供が小さいうちにとにかく宅ローンを返そう」ということになる。夫婦の投資に対する考え方は水と油だが、結果的には妻が預金、私が株、共同で不動産という感じで我が家のアセットアロケーションが行われている。おおまかな比率でいうと下記の感じである。不動産：株：貯金：負債（住宅ローン）＝４：１：0.8：0.6我が家のアセットアロケーションを改めて見ると、不動産の比率が高いのが良くわかる。本人は株式投資に力を入れているつもりでも、資産のメインは不動産だったのか。マンションを買うときにもっとよく考えて買えば良かったかも。そういえばうちの親戚の叔父さんはバブルの時に8000万円のマンションを買いましたが、今は3000万ぐらいの価値しかないそうです。10年ちょっとでこれだけ資産が下落したら普通のサラリーマンは立ち直れませんよね。親戚が集まると叔父さんいつも自虐的に自分のマンションがいかに下がったかを話してくれます。楽しい叔父さんなんですけどね。

  March 7, 2005

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• オオゼキ７６１７

  オオゼキは首都圏を中心に展開する食品専門のスーパーである。最近のデータではPER16.8PBR2.57株主資本70.6％で現在株価は2960円である。毎年数店舗の新規出店を借金を増やさずに着実に行っている。イオンやイトーヨーカドーのような巨大店舗はほとんどなく、駅前に立地した小さな店舗が多い。このスーパーの特徴はアルバイトを雇わず正社員率が高いことと共同仕入れよりも各店舗に仕入れを任せていることである。そのせいかどうかはしらないが従業員あたりの売り上げは業界平均よりも高いと言われている。野沢店には時々行くのだがいつも混んでいる。正社員が多いというのも小売業として立派だし、会社の経営方針もしっかりしているので、オオゼキは去年株式投資を始めたときから買いました。今では私のポートフォリオのNo1主要銘柄です。なぜオオゼキが私のNo1主要銘柄になってしまったかというと、去年大株主からの売り出し（新株ではない）があったため、株価が一時的に2500円を切ってしまった。経営自体は順調だし（月次開示も行っている）、単なる需給の問題と判断したので2500円前後で何度か買い増しているうちに、いつの間にやらN01となっていたのだった。VIS2004さんのサイトを見たら、同じ理由で買っていたので安心しました（VIS2004さんのPF分析は本当に価値がありますよ）。今年になって上昇し（というよりも値を戻したというべきか）、私の信頼に応えてくれた好きな銘柄である。堅実経営だし、食品小売スーパーというのは元々手堅いし、時々実地調査もできるのでオオゼキはしばらく売るつもりはない。

  March 6, 2005

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• 資産家の晩年の悩み

  都内の超高級有料老人ホームの入居者たちと2年ほど定期的に会う機会があった。そこ施設の入居者全てにあった訳ではないが、1割ぐらいの入居者と話をした。入居者のほとんどは70代から90代の高齢者である。職業は元会社社長や元開業医、資産家（都心の土地保有者）ないしその妻であった。その施設の一番安い部屋の入居一時金が1億円以上（しんさん入れます）で高い部屋は3億円以上だった。入居時だけではなく月々の費用に毎月40万円以上かかるので、資産家以外は実質入居できない。これだけ敷居の高い条件の施設は東京都内でも２－３施設しかないので、有料老人ホーム業界に詳しい人ならある程度予想がつくと思う。資産家たちにも悩みが多かった。みんな高齢なので健康不安があるのは当たり前だが、それ以外にも悩みが多いのである。例えば40才過ぎても親に経済的に頼っている息子がいたり、遺産相続で兄弟ともめていたり、孫が非行に走ったといろいろである。一番多かった日々の悩みはなんだと思いますか。それは「孤独」でした。高級有料老人ホームなので、プライバシーが重視されているので個室は当たり前。食堂も高級フランスレストランのようなところなので、なかなか知り合いが増えないのです。金持ちは他人のプライバシーに立ち入らないためか、入居者に世話焼きおばさんみたいな人がほとんどおらず、結構「毎日淋しいですね」と言う人が多かったのです。でもバリュー投資家の人々はみんな仲が良さそうなのでこういう老後の心配は必要ないのかもしれません。80才過ぎても「すごい割安株見つけた！」とかやってるのも良いですね。

  March 5, 2005

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• 堤家の遺産相続

  西武の堤さんが逮捕されて、かっては世界一の富豪（ピーク時は純資産3兆円でバフェットもびっくり）と言われた人が苦境に立たされている。今回の一連の騒動により、西武鉄道に関するスキャンダルな事実が芋づる式に次々と明らかになった。大きくわけると次の3つである。１）西武鉄道の総会屋への利益供与２）西武鉄道株の上場廃止防止のためのインサイダー的な売りつけ３）堤家の他人の架空名義を利用した遺産相続私がこの３つの中でで一番「へー」と思ったのは、３）のあまりにお粗末な堤家の遺産相続である。堤家のようなスーパー資産家は税や法律の専門家を雇って高度で合法的な相続税逃れをするというイメージがあった。私は素人なのでよく知らないが、いろいろ節税対策ってあるのでは。簿価と実態価格を利用するとか、借金をして資産を隠すとか、ケイマン諸島などの海外に資産を移すとか（漫画の読みすぎですか）。ありとあらゆる合法的に高度な節税テクニックを使ってなるべく税金を払わないというイメージを持っていた。それがなんと、「他人の名義を借りて資産（株式）を他人名義にする」というびっくりするような方法をとっていたのである。マジですか、という感じである。方法だと明らかに法律違反だし、節税というより犯罪である。しかもリスクがかなり高い。関係者がしゃべったらすぐにばれるのでは？　遺産相続で身内がもめたらすぐに不正が暴露するような方法である。堤康次郎という人はあの内縁の妻の多さを見てもかなり不思議な性格の人なのだろう。こういうタイプの人は順法精神なんかないんだろうか（元衆議院議長というから立法の長でもあったようだが）。某週刊誌で堤康次郎の残した家訓というのを読んだが、かなり異質な内容だった。権力志向、粘着質、誇大性、閉鎖性といったイメージの湧き出る文章だった。それにしても堤義明氏も相続したときからこんな法律違反を引き継がされていたら大変ですね。嘘に嘘を重ねるという感じで今まで誰にも言えず悩んでいたんだろうか。

  March 4, 2005

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• 銘柄スクリーニングとプリント

  私は有名なバリュー投資家が保有を表している銘柄を参考にすることが多い。他人の銘柄を真似るのは最初は罪悪感があった。ただ最近は私が追随買いをすることで、少しでもバリュー投資家の皆様の保有株の上昇に貢献しているのではと自分に言い聞かせている。ただ全く自分で吟味せずに買っているわけではない。株式を買う前には一応有価証券報告書とその会社のホームページには目を通すようにはしている。ただ有価証券報告書は印刷すると大変なので過去1年分ぐらいしかみていない。スクリーニングはほとんど他人まかせなのである。私の使っているマネックス証券にもスクリーニングの機能もついており、自分でやってみたこともあるのだが、検索の結果でてくる会社が多すぎすのである。たとえばマネックスだとPER10倍以下でかつPBR１以下の条件で検索しても100社でてくる。すべて会社の有価証券報告書を印刷する気にならないのだ。有価証券報告書の印刷が嫌だからスクリーニングをしない個人投資家は私だけでしょうか？あるいはみなさんもっと何かよいほうでスクリーニングしているのでしょうか。

  March 2, 2005

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• 2月の結果

  2月の成績は9.4％、年初からだと14.2％であった。2月のTOPIXが2.7％だったことから考えると私にとっては上々であった。2月売却したのはヨンキュウ、オオゼキ、コナミコンピュータ東京、国際観光会館、日本プロセスである。購入したのはツムラ、キョクトウ、丸誠である。オオゼキが私の一番比重の高い銘柄なのであるが、一部売った。これは住宅ローンの前倒し返済のためである。妻の大好きな住宅ローンの前倒し返済の原資を作るため、私の大好きなオオゼキが少し消えていった。アーメン。

  February 28, 2005

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• 朝7時半からマジレンジャーかよ！

  日曜は株の話ではなく雑談です。私が子供の頃は仮面ライダーやウルトラマン等の子供番組は平日の夕方6時ごろであった。夕方6時から子供番組が始まり夜８時には終わっていた。学校で遊んでいても夕方6時には好きなテレビ番組が始まるのでそれまでには家に必ず帰っていた。しかし最近は違うのである。仮面ライダーもマジレンジャー（ゴレンジャーシリーズです）も日曜日の朝7時半から始まるのである。おそらく最近の子供は平日の夕方は習い事や塾が大変なので日曜日の朝放映しないとなかなか見れないのだろう。毎週うちの子供達（まだ保育園児です）から日曜朝7時に「マジレンジャー見ようよ」とたたき起こされる。日曜日の朝なのに、なかなか朝寝坊もできない。私は週休2日ではなく毎週土曜も働いているのでこれはかなりつらい。テレビ局よなんとかしてくれと言いたい。ただマジレンジャーは2回見たが面白そうである。アバレンジャーが難しすぎて今ひとつだった（敵か味方かよくわかならないキャラが多かった）。デカレンジャーは面白かった。デカレンジャーが終わって少し残念だったが、マジレンジャーには期待できそうである。でもデカレンジャーから5人の兵士のうち女の子が2人に増えた。これも時代の流れでしょうか。お父さんも少しうれしい。

  February 27, 2005

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• デイトレと確率論

  デイトレは一部の長期投資家からみると「絶対儲からないノンセンスな投資方法」とみなされている。これは本当だろうか。デイトレーダーの日記を見ると年に何千万と稼いでいるひともいることは確かなようである。確率論的にはデイトレもいくつかの条件がそろえば儲からないこともないのではと思う。デイトレが儲かるにはだいたい次の５つぐらいの条件が必要なのでは。１）売買手数料がゼロに近いぐらい安い２）損きりと利益確定のルールを必ず守ること３）マイナス１％で損きり、プラス2パーセントで利益確定というように利益確定ルールを損きりルールより少し高めに設定すること。４）相場がもみ合い、ないしは上げ相場である（空売りは考えない場合）５）小さな建玉（自分の売買で相場が影響されない）株価の値動きが小刻みなブラウン運動のようなものとすると、上記の５つがそろえばデイトレは確率的には利益が出ても不思議ではない。ブラウン運動する株価を損きりと利益確定ルールの厳守で利益を細かく重ねていくことになる。長期投資が本来の価値と市場の値段とのアービトレージに基づくものなら、デイトレは確率論に近い。長期投資は複利の力でデイトレは日銭稼ぎという感じである。ただデイトレはある程度の資産を超えるとできないので（建玉が相場に影響を与えてしまう）、大金持ちにはなれないだろう。デイトレで年間1千万ぐらいしか儲からないなら、普通の仕事をしつつ、その一方で長期投資をしたほうが長期的には利益をあげると思う。普通の昼間の仕事を持っている私はデイトレをしたことはありませんが、ちょっとデイトレについて考えてみました.注）コメントで指摘されたように３）はどうも確率的には間違っているような（あーあ恥ずかしい）。

  February 26, 2005

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• バリュー投資の有効性はいつまで続く

  私がこのサイトを作って一番早く書き込みをしてくれたのは、vis2004さんでした。この方のサイトを見て驚くのは個人投資家としてのモチベーションの高さです。私のようななまけものにはできない銘柄調査や分析です。こういうレベルの高い個人投資家の方々は公募されている株式投信以上のパフォーマンスを実現している人が多い。それを真似するだけでも今の日本の株式市場の状況ならある程度のパフォーマンスが得られるのではないかと思って投資しています。しかし世の中こんな簡単にお金儲けができることがいつまでも続くのでしょうか？インターネットのおかげであと2－3年もすれば、日本でも株式投資をするひとが増えて、皆が銘柄探しに明け暮れる様になり、割安株がどんどんなくなってくるのでしょうか。アメリカではM＆Aの影響もあり、もう純粋なネットネット株は市場にもうなくなってしまったというし。日本でもそうなるのだろうか。

  February 25, 2005

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• 国際観光会館にTOB

  三井不動産が国際観光会館をTOBすると昨日発表があった。国際観光会館のヤフー掲示板では、三井不動産からのTOBへの怒りのメッセージが多いようだが、私は実は少しうれしい。なぜなら581円で買った株が、565円前後まで下がっていたのに、630円まで上昇したからである(俺ってレベル低いなー）。もちろん国際観光会館の資産からすると、株価1000円以上となってもおかしくないのは聞きかじりで知っていた。ただ資産が株価に反映されないまま時間だけが過ぎてしまいそうな気もしていた。国際観光会館が第2のヨンキュウになってしまいそうな気配を感じていたのだった。それにしても日経新聞はニッポン放送のTOBにはあれだけ紙面を割くのに、国際観光会館のTOBには３cmｘ３cmぐらいの記事しかなかったぞ。

  February 24, 2005

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• 株式投資と住宅ローン

  ３LDKのマンションを平成12年に買った。当然住宅ローンを抱えている。住宅金融公庫の固定であり、ローン金利は2.8％である（10年目以降は3.8％）。ここに問題が生じる。自分のせっせと貯めた貯蓄を住宅ローンの返済に使うか、あるいは株式に投資するかである。私の妻は堅実なので当然株式投資で運用するよりも、ローンの返済にまわした方が良いという意見である。私はこんなサイトを作っているぐらいだから当然株に投資したい。住宅ローンの金利より高い利回りで株式を運用できれば、ローンの前倒し返済よりも、株式投資にお金を使ったほうが良いのだろう。ただ株式投資の運用成績など毎年終わってみないとわからないし、予測できるものではない。株式投資で利益でがでても結局宅ローンの前倒し返済に使われるというところが我が家のパワーバランスを現している。

  February 23, 2005

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• マネックスで知った株式の面白さ

  去年オンライン証券を初めて申し込み、株式投資を始めた。オンライン証券はマネックスであった。現在も使っている。マネックス証券を使っており、テレビで見た松本社長も清々しい人だったので、マネックス株を最初に買った。買って1ヶ月もたたずに日興ビーンズとの合併が発表されたこともあり、その後見る見るうちに2倍、3倍へと株価は上昇したのであった。あの時は「株ってこんなに簡単に儲かるの？」という感じでした。マネックスは上昇するときも急でしたが、落ちるときも早かった。保有していて心臓に悪い銘柄でした（最近は少し落ちついてきているようです）。私はマネックス証券でマネックスを買うことにより株の面白みに目覚めたのでした（その後カッパクリエイトで株式投資が嫌になるのですが）。

  February 21, 2005

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• 調整の日々

  今年に入って持ち株が面白いように上昇傾向だったのに、ここ２－３日は調整している。やはり毎日毎日上昇というわけにはいかない。こういうときに株をいったん売って利益確定した方が良いのか、それとも今しばらく上昇を期待して待つのか、試される時期である。購入時から売却予定の値段を決めている投資家もいるのでしょうが、まだそんなマネはできない。そこまで計算済みで株式投資をやっている人は本当のバリュー投資家でしょうね。ＰＥＲが低いほうが統計学的に投資成績が良い、といったデータはあります。これくらいの期間でこれくらい上昇した株は調整に入ることが多いといった、統計学的データはないものか。

  February 17, 2005

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• ヨンキュウ　９９５５

  ヨンキュウは四国の水産養殖の会社である。PBR0.79PER12.87と教科書どうりのバリュー株ではあるが、半年間待っているが上がる気配がない。時価総額が146億円だが、キャッシュだけで100億ある。会社の資産が時価総額として繁栄されにくい銘柄である。自分なりにその理由を考えてみた。１キャッシュが多いのに配当が高くない２自社株買いを行わない。３成長性が感じられない４大株主が身内で占められている。大体こんな理由が挙げられる。最近はPBRが1以下の企業はTOBのリスクもあり、配当を上げたり、自社株買いを行うところも多い。しかしヨンキュウはそんな風潮には背を向けている。時価総額など全く気にしていないのだろう。先にに挙げた様に、ヨンキュウは大株主がほとんど家族親族である。株価が上がりすぎるとかえって相続税もかかるし、上がらないほうがうれしいのかもしれない。また家族だけでも大多数の株を所有しているので、どんなに時価総額が安くともTOBの危険はほとんどない。そもそも水産養殖のノウハウが欲しいという企業は少ないだろう。資産はあるがそれが株価に繁栄されにくい企業はだいたい上記の4点を満たしている気がする。ヨンキュウなどそのものずばりである。バリュー株の選択において、PERとPBRのスクリーニングとは別に上記4条件を満たしていないことを今後は注意しないといけない。近日中にヨンキュウは売る予定です。

  February 16, 2005

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• インターネットと株取引

  インターネットによって個人投資家が増えていくことはもうしばらく続くと思います。私の場合ももしインターネット取引でなければ株などやっていなかったと思います。インターネットで個人投資家にとっての利点を思いつくまでに挙げると次のようなものがあります。１）手数料が１０分の１以下になった。２）自分の好きなように細かい注文が出せる３）情報がリアルタイムで大量に得られる４）損失や利回り等をエクセル等で簡単に計算できる５）個人投資家の情報交換ができるなどがあります。問題点としては、リアルタイムで結果がわかり、経済的な見返りのある株取引はかなり依存性の高い作業です。ギャンブルや飲酒と同じように依存を形成しやすい作業と思います。株式投資の問題点は、株式投資に失敗して貯金を失うこともありますが、株にのめりこんで本業をおろそかにする人が増えることも大きいと思います。近いうちにオンライン株取引依存症は社会問題になると思います。株に熱中しすぎて子供を熱中症で死亡させる親が出てくるかもしれません

  February 15, 2005

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• ツムラ　４５４０

  ツムラはバリュー投資サイトを参考にせず、今年2月に自己判断で買った銘柄です。PER12.4 PBR3.56 自己資本比率23.3%（2004年3月）と自己資本率も低く、PBRも3以上とバリュー投資家のスクリーニングに引っかかるような銘柄ではありません。ただ、ツムラの回復はかなり確実と思えたので買いました。もともとツムラは医家向け漢方では圧倒的なブランド力を持っています（一般向けの商品も出していますがメインは医家向けです）。カネボウや小太郎もありますが、ツムラのシェアは8割をほこり、漢方といえばツムラと言っても過言ではありませんでした。しかし前経営陣の乱脈経営で数年前に債務超過にまでなりました。乱脈経営からの再建のため、現経営陣は赤字会社の整理や人員削減、賃金カットを積極的に行いました。コスト削減の一例を挙げるとツムラの社員の平均給与は632万円です。製薬業界は給与が高く、武田や三共、エーザイ等は1000万円を超える年間給与であることを考えるとツムラの再建努力がわかると思います。もともと圧倒的なブランド力のあった会社が無駄な贅肉を落としたので高収益企業となっています。漢方薬は売れ行きが安定しています。借金をどんどんと返しており自己資本比率も急速に改善してきています。IRも積極的で月次売り上げも公表するようになりました。単位株が1000株なので少し買いづらいのが玉に傷です。収益のバリューを重視し、2月2日に購入しました。

  February 14, 2005

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• 去年の銘柄選び

  昨年株を始めて買ったときは、PERやPBRも知らず、直感で銘柄選びしていました。テレビで見たオンライン証券の社長のインタビューの感じが良かったのでマネックスを買い、子供の好きな回転寿司が儲かっていそうなのでカッパクリエイトを買い、マンションブームで高級家具が売れてそうと思いカッシーナイクスシーを買うという具合でした。儲かる銘柄もあったのですが（マネックスなんか買って数ヶ月で３倍ぐらいになって俺は天才かと舞い上がりました）、半値以下に下落するのもあり（カッパクリエイト悲惨でした）、結果的には１年間で収支がトントンという感じで終わりました。カッパクリエイトが崩壊していく過程でこれではいかんと株の勉強に目覚め、個人投資家サイトめぐりとバリュー株読書を毎日少しづつ行うようになりました。サイトめぐりの中で感じたのはバリュー株投資家の人たちのハイリターンでかつ安定した運用成績です。とくに「しんさん」のサイトの玄関に張られている運用成績を見て、「これが私の求めている投資方法だ！」と確信しました。昨年１２月に銘柄を総入れ替えし、今年からバリュー投資を投資の基本としてやっていく予定です。まだ自分で銘柄の評価に自信がないので、個人投資家の公表されたポートフォリオを参考にしながら運用していこうと思っています。

  February 13, 2005

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• 銘柄選び

  私の銘柄選びの方法はバリュー投資家という人たちの公開されたポートフォリオを見て、その中で好きな銘柄を選ぶという簡単なものです。参考にするのは、Value Investment since 2004、inatoraの投資日記、 笑える投資サイト CMB研究所、 パーシャルオーナー、賢明なる投資家への道、等です（皆さんどうもありがとうございます）。自分の判断で買ったのはツムラぐらいです。去年から株式投資を始めて最初は直感で買っていたのですが、儲かったり、大損したりで安定しませんでした。株式投資に使える時間も限られているし、いろいろ検討した結果、確実に結果を出しているバリュー投資家たちに習うのがまず一番だと思って現在の投資方針（ただ真似ているだけなのですが）に落ち着きました。当面はバリュー投資家にはりついたコバンザメ投資家で行こうと思っています。

  February 12, 2005

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• 株式投資を始めた

  株式投資を昨年から始めました。個人投資家のサイトを勉強しながら銘柄を購入したのが良いのか、１月は少し上昇＋4.4％でした。細々と続けたいと思っています。仕事に差し障りない程度を目標に。

  February 11, 2005

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