なまけもの投資日記

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• ざりがに、田園調布

  日曜日はザリガニを釣りに行きました。多摩川台公園という、多摩川のそばの公園です。多摩川の側にある公園であじさいや前方後円墳で有名なのですが、ザリガニの釣れる池があるのです。探検隊1995さんやまさまさんに比べると、しょぼすぎて日記に書くのも情けない「釣り」なのですが、子供と妻に頼まれて行きました。サキイカをタコ糸につけて、ざりがにのいそうなところに置くとざりがにがサキイカに喰らいつきます。そこを網ですくうという簡単な方法ですが、1時間で6匹も捕まえました。親子連れも結構きています。うちの妻の話では「ざりがにの写生」というのは○○大学付属小学校のお受験で良く出るらしいので、それらしき目的で来ていた親子連れもいたとのことでした。お受験とザリガニ釣りというのは妙な組み合わせである。子供達はザリガニを家で買っているメダカと一緒に飼いたいと言い張ったのだが、家につれて帰っても死ぬだけだと思い逃がしました。ところでうちの妻は最近ヤフー不動産で一戸建てを探しては、チエックしている。我が家には一戸建てを買う金は全くないのだが、妻の夢は「良いお家に住むこと」なので好きにさせている。ザリガニ釣りの帰りに当然「田園調布の売り家を見てみたい」と言い出しました。もちろん買う可能性はゼロなのですが、妻の希望で１軒の住宅を見ました。販売員さんもヒマだったのか、「買う可能性はゼロですけど見学してもよいですか」という私達に嫌な顔せず説明してくれました。豪邸のお値段は２億円ちょっとでした。部屋数はそんなに多くないのだが、一部屋がでかい。妻の目がキラキラ輝いてました。私と妻は家に関する願望が相反するので（妻は将来実家のある世田谷の一戸建てに住みたい。私は家にあまり金をかけず暮らしたい）、近い将来必ず意見がぶつかると思っています。おそらく子供の小学校をどこにするかで最初の意見の衝突があるのではという気がします。ＰＳ　フージャーズ遠くに行ってしまいましたね。フージャーズなんて嫌いだ（優柔不断な私はまだ買ってません）。

  June 6, 2005

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• 個人投資家のプログはなぜ面白いか

  最近は新しい個人投資家プログを見つけるとそこからまた新しい面白いプログを見つけるという感じで、複利の効果で定期的に読むプログが増えています。それぞれのプログがみな面白くてプログ中毒になりかけています。もちろん仕事中は読まないのですが（会社のマックには楽天のブックマークすらしていないんですよ。結構ストイックでしょう）、家に帰るとヒマができればプログ読んでいます。私はもともと読書が趣味で今までは小説やドキュメンタリー等の書籍をよく読んでいたのですが、最近は本よりも圧倒的にディスプレイを見ていることが多いです。毎日１－２時間はプログめぐりしているかもしれません（子供には「パパはお仕事」と言って寄り付かないように言うのですが、背中や太股あたりに子供がへばりつかせながらも読んでいることが多い）。なんでこんなに個人投資家のプログは面白いのか自分なりに分析してみました。（個人投資家のプログが面白い５つの理由）１株式相場を巡る人間の喜怒哀楽がリアルタイムに読めて面白い。２相場というのは波があり、銘柄も４０００もあるので、ネタにことかかない。３お金がかかっているからかもしれないが、プログを読むほうも何か自分の投資方法に役に立つ情報があるのではと真剣に読んでしまう。４株式投資は不安を感じる場面も多いのでプログで同じような人を見つけて安心する「なごみ効果」がある。５収入や資産の話は日常生活ではタブーであるが（職場の友達に収入がいくらあるかとか尋ねるのはマナー違反）ネットのような匿名社会では、気軽に話ができる。「個人投資家におけるプログの持つ心理的な研究」でもしてみようかしらん。そういえばオキシトシンが投資の信じやすさと関係があるとNatureに出てましたね。それにしても子供を背中に乗せた状態で書く自分のプログは、誤字脱字や繰り返しが多く恥ずかしい文章が多いですね。ＫＥＮさんも子持ちらしいのになんであんなに誤字脱字がないしっかりした文章をコンスタントにかけるのだろう。

  June 4, 2005

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• フージャース　８９０７

  最近okenzumoさんの日記を読んで、フージャースに非常に興味を惹かれています。もしまだokenzumoさんの日記を読んでない人がいたら私のlinkの中にがありますので、ぜひ読まれてください。本当に優れた成長株というのはリターンが凄いと思います。フージャースはマンションディベロッパーですが数年で株価が何百％も上昇しています。これだけの上昇率は真の成長株以外にはありえないのでは。フージャースを買うかどうか決めるのは次の一点につきると思います。フージャースがあと数年は今のような勢いで利益を伸ばせると思う人は、買ったほうが良いと思うし、フージャースのこの急成長はあまり続かないと思う人はやめたほうが良いと思います。昨年菱和ライフクリエイトやタクトホームで失敗した私は、あんまりマンション会社を買う気はなかったのですが、okenzumoさんの日記を読んでかなり考え方がかわりました。マンションの売り上げと言うのはかなりの精度で予測可能（フージャーズは月次売り上げを報告している）ということを知りました。ＰＦに成長株をひとつぐらい入れても良いかと思い、今週ぐらいからフージャースの報告書を読んだりして買うかどうか検討しています。まだ買ってはないのですが、買おうか迷っているこの１週間にまた一段と上昇してきています（ガーン）。日経が１日３００円ぐらい下げるような下げ相場が来て、フージャースが３０万円ぐらいに急落しないかとチラッと思ったりして。

  June 3, 2005

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• ５月の結果

  ５月も終わりました。今月はTOPIXが＋1.2%で、私のＰＦは＋3.1%でした。年初来だとTOPIXが－0.5%で、私のＰＦは＋22.1%でした。今年の目標の20%を達成してくれました。貢献してくれた銘柄はオオゼキとツムラです。オオゼキとツムラがＰＦのウエイト１位，２位なので全体的なＰＦは上昇しました。しかし銘柄別では２勝６敗でした。5月はオオゼキ、ツムラ以外の６銘柄は全て値下がりしました。特にファースト住建が下がりました。ちなみに５月は売買は何もしていません。追加資金がありませんでした。６月は少し資金がでてきたので、何か買おうかと思っています。保有銘柄の中の銘柄に投資追加するか、あるいは別の銘柄にするかで迷っています。保有銘柄以外では明光ネットワーク、フージャーズ、ベルーナなんか良いのではと思っています（どうしてこんなに他人の影響を受けやすいんだろう。パクリというより洗脳されてしまうんです）。今月感じたのはPFのウエイトの大切ですね。料理と同じで材料は同じでも配分が違うとかなり違う結果になるのでは。上がりそうな銘柄にウエイトを置くのか、下がりにくい銘柄にウエイトを置くのか、そのへんも個性がでると思います。私のPFではオオゼキは下がりにくい銘柄で、ツムラは上がりそうな銘柄と判断して保持していました。ただオオゼキが保有銘柄の中で一番騰がったのは予想外でした。なんで今月突然騰がったのか未だによくわかりません。それぞれ決算は良かったのですが、それほど予想外に良いというわけでもないのです。丸誠やマックス東海の決算だって悪くなかったと思うのですが。

  June 1, 2005

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• 株式専門職はなぜ個人投資家にならないの？

  去年から株式投資を始めてまだ1年半ぐらいの経験しかない。ただその間に株式投資というのは不思議だなーと思ったことはいくつかある。その中のひとつが下記の問題である。「有名な個人投資家に証券会社出身の人がなぜ少ないの？」これは前から疑問なんですよ。証券会社に入社するとあたりまえですが、株式の初歩から応用までいろんなことを習い実践すると思います。証券会社に勤めていてPERやPBSといった基礎用語、投資方法、行動ファイナンス等を学んだことがないという人はいないと思う。ファンドマネージャーやアナリスト等なら会社の評価方法について厳しく教えられるだろう。そういう株式投資の知識と経験を得た人達の中には、株式運用を自分で始めてもおかしくないと思います。というか始めないのが不思議なくらいだと思う。その結果金融資産数億円の証券会社出身の個人投資家が何万人と日本に存在しても良いのでは（毎年数万人の人が証券会社およびその関係会社に就職するらしい）。ただどうもそうではないような気がする（あるいは証券会社出身の個人投資家は地下に隠れて目立たないようにしているのか）。日本一の個人投資家というのは名古屋のタマゴボーロの元社長だったりする。私がネットで知った成功した個人投資家も証券会社出身以外の人が圧倒的に多い。セミナーなどの講師もバリュー投資家に人気があるのはアマチュアというか証券会社以外の個人投資家である。マネーマスターを読むと、欧米では証券投資の仕事に携わる人が、自分の個人資産を運用し、その後知人の資金の運用も引き受けてファンドを始め、投資家としての地位を確立していくパターンが多いですね。機関投資家と個人投資家の垣根が低いような気がします。数年前まで日本の株式市場の問題点として、個人投資家が少ないことが挙げられていました。ただ最近はネットを通じて身近な成功例を知るおかげで急速に株式投資が個人に盛んになってきているように思います。しんさんの運用成績を見たら普通に意欲と知性がある人は株式投資に興味を持つと思います。日本人が長年株式投資に近寄らなかったのは、証券業に携わるプロの人たちが、個人投資家として独立することによって身近な成功例を国民にみせつけられなかったことも原因の一つではないかという気もするんですけどどうでしょうか。

  May 29, 2005

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• 去年の損きり

  週末に投資記録をエクセルで管理していたら去年の投資記録が目についた。今年と違って本当に短期売買と損きりの繰り返しでした。まるで別人のようです。アホとしか言いようがないのですが、面白いので少し書いておきます。全て去年の売買です。菱和ライフクリエイト4月6日1799円500株購入　8月2日1171円で売却　－34％損失　－315050円カッパクリエイト１　7月1日7350円100株購入　10月19日3900円で売却　－46%損失　－345000円カッシーナエクスシー6月17日125000円で10株購入　12月27日82800円で売却　－34%損失－423000円タクトホーム7月20日300000円で5株購入　本年1月12日197000円で売却　－34%損失－517000円カッパクリエイト２（懲りずにナンピンしています）7月22日5570円200株　10月28日3620円で売却　－35%の損失　－400000円これだけでも200万以上の損失ですね。これ以外にもUFJとか三菱東京でまだいっぱい損きりしています。トータルで400万近く、、、、。いやー本当にアホだったんですね。恥ずかしい。すいません。当時の私は右肩上がりの高PERの株を買っていたので。なんでこれだけ損きりして市場から撤退されなかったというと株式投資をして初めて買った銘柄マネックス証券であぶく銭を稼いだからでした。マネックスは私が買った直後に日興ビーンズと合併を発表し、連日ストップ高となったのでした。マネックス2月4日48000円40株　7月14日196000円で売却　　308%の利益　5920000円利益　（詳しい話については私の日記の2月13日分去年の銘柄選びを読んでください）私がバリュー投資に転向したのは去年の12月からでした。マネックスで600万円近くを稼いだのにその後に400万以上損きりしたという苦い経験が私をバリュー投資に転向させたのでした。

  May 28, 2005

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• 月次売り上げ

  ここ2週間ぐらいは相場も低調である。個人投資家が好きなJASDAQ市場が特に下げている。私のPFでもアシックス、丸誠、きょくとう、マックスバリュ東海、ファースト住建の5銘柄が買値がよりも下がってしまった。黒字なのはオオゼキ、ツムラ、スペースの3銘柄のみである。３勝５敗なので銘柄数からいうと負け越しである。しかし現在でもPFのトータルでは前月より少し上昇している。なぜかというと、私はオオゼキとツムラの２銘柄に資金額の５０%以上を集中投資しているのである。オオゼキとツムラは最近の下落相場の中では健闘してくれているのである。なんでこの２銘柄に集中投資しているかというと、どちらも商品やサービスを知っているし、月次売り上げを報告しているので予測外のことが起きにくいということがある。私は月次売り上げを公表している会社が好きなのである。個人的な推測であるが、月次売り上げが順調な会社は相場に巻き込まれることが少ないのではと思っている（逆にいうと激しい相場が好きな人や2倍3倍銘柄を狙う人にはオオゼキやツムラは面白くないと思う）。個人投資家にとって、投機性をなるべく低くして一株あたりの利益に応じた分だけ株価が上昇するような銘柄を買おうとすると、月次売り上げが公表されている会社の方が絶対有利だと思う。売り上げが公表されていれば、費用の方でよほどの過大投資をしなければ4半期予想も大きくはずれることがない。私は激しい相場のないシチエのようなチャートが一番好きなのである。ただシチエは銘柄としては良いと思うのだけど私はテレビゲームが嫌いで全くゲーム業界を知らないので買う気が今ひとつしない。テレビゲームが好きで、ゲーム業界に詳しければシチエを買ったかも。

  May 27, 2005

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• 不動産投資クラブ

  今日読んだUSA todayという新聞によると、アメリカでは最近株式投資クラブが減って、不動産投資クラブが急に増えているそうです。不動産投資クラブと言うのは名前のとうり、不動産の売買によって利益を得ようとする個人投資家の集まりです。何事にも同好の志がいるのは楽しいし、勉強になるので不動産投資もその例外ではありません。アメリカは株式投資の方はITバブルの後はパッとしないのですが、不動産は相変わらずブームが続いていています。実際ここ数年は株式投資よりも不動産の方が利回りが良いようです。ただ一部の専門家には既にバブルの状態と警告している人もいます。日本でも個人向けの不動産投資の本が売れているらしいので、もしかしたら不動産投資クラブが日本でもだんだん増えていくかもしれません。インターネット上では不動産投資クラブと呼んでも良いような、集まりも始まっていると思います。私も不動産に興味がないわけではないのですが、不動産を見て回ったりすることは今の私の生活では不可能なのでやるとはまずないと思います。まあ仮に時間とお金があったとしても私のようななまけものタイプは向かないと思っていますが。バリュー投資のいいところはあんまり売買しないでじっくり待つことが必要とされていることです。私は売買するのがあんまり好きではないので、待つのはそれほど苦になりません。ただ待つのが苦でないというのは、裏返せば銘柄探しのやる気が低いという欠点になるのですが。個人投資家のサイトを見ていると、銘柄探しのエネルギーが高い人は売買の回転も速いし、逆に銘柄探しのエネルギーが低い人は売買の回転が低いような気がします。ところでアメリカと日本の新聞の紙面構成を見ると、明らかに違うところがあるますね。アメリカの新聞は日本の新聞と比べて圧倒的に図やグラフが多いです。個人的にはデータが好きなのでアメリカの方が好きです。なんで日本の新聞は図やグラフをあまり使わないのだろうか。例えば過剰ダイヤが列車事故の遠因としたら、年毎にどんなにダイヤが短縮されたか表やグラフで説明した方が説得力あると思うのですが。

  May 25, 2005

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• アメリカの製薬業界

  アメリカの製薬業界の方と毎日話していると、凄いなあと感心することが多い。機動力も資金力も、製薬会社の規模も、新薬の開発力も欧米の方が圧倒的なのです。以前に自動車業界はなぜ日本が強いかという駄文を書きましたが、製薬業に関しては欧米がアジアや他の国に比べ圧倒的に強いのです。車や電気製品では日本を始めアジア諸国が健闘しているのですが、製薬に関してはアジア諸国は欧米とは比較になりません。これは製薬産業の持つ性質によると思うのですが。製薬業というのは普通の製造業のようにまじめでよく働く労働者がいればなんとかなるというものではありません。基礎的な研究開発能力とその国の医療を巻き込んだ臨床試験の体制が重要です。前者にはリーダーシップを持った多くの研究者が必要だし、後者には臨床治験ができる医療体制が必要です。この2つを持っているのは残念ながらEUかアメリカしかありません。最近は日本で基礎研究が終了した薬でも臨床治験をまずアメリカで最初に行うぐらいなのです（日本は臨床治験が非常に遅い国なのです）。国によって向いている産業と、向いていない産業があるのではないかと思います。そういう意味からいうと、企業活動というものもその国の文化や習慣の影響は大きいですね。PSアメリカのスーパーのレジのスピードを見ていたら、オオゼキの店員を連れてきて実演を見せてやりたくなりました。

  May 24, 2005

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• 航空会社の逆襲

  現在アメリカに出張できております。ホテルの無線LANを借りて書き込んでおります。現在少し疲れております。一昨日夜11時50分にアトランタ空港に着いたのですが、私のトランクがなかったのです。ロスで乗り換えた時は大丈夫だったのに、アトランタには着いていなかった。ロスまでのシンガポールエアラインは大丈夫だったのに、ロスで○○○エアラインがちゃんと荷物を積み替えてくれなかったようだ。夜中の12時バッゲージクレームに苦情を言いいにいくのもつらいが、そのバッゲージクレームの窓口に100人以上並んでおり、窓口に着くまで1時間以上かかってしまった。これが日常なのか、大丈夫か○○○エアライン。窓口でやっと自分の番がきて「私の荷物がない、ロスではあった」というと、受付のおじいさんはコンピューターを見て平然と「まだ荷物はロスにあるよ」との返事。こういう時日本人ならどうも大変すいませんとぺこぺこと頭をさげるのですが、さすがにアメリカ人はケロッとしたもので全く平然と処理するのが凄いですね。明日ホテルに届けてくれるということでとりあえず空港をでたのがAM2時でした。いつもはほとんど機内持ち込みで荷物を預けないようにしているのだが、今回は持って行くものが多すぎてトランクにしたのが間違いであった。5月13日に航空会社の悪口を日記に書いた罰なんだろうか。どうでも良いけど楽天の管理サイトはアメリカからは楽天日記つながりにくいですね。海外在住で楽天日記を書いている人は苦労しないのだろうか？

  May 23, 2005

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• 下落相場

  私の日記は最近月、火が休みの日が多くなっている。理由は単純で月、火は仕事が忙しくなかなか日記を書く元気がないのである。最近本業で締め切りが重なって、朝の５時におきて仕事をしているので（でも寝るのは12時ぐらいです）睡眠不足傾向です。ただ忙しいといいながらも日記巡りは日課にはなっています。個人投資家の皆さんが何を感じ、どう対処しているか知るのは私の精神の安定につながります。一日も欠かさず日記を書いていらっしゃるリンク先の皆さんには感謝します。ところで最近は相場が下がっています。今までは相場が下がっても日経平均のほうが、JASDAQよりも目だっていたのですが、ここ数日はJASDAQのほうが弱いようです。個人投資家にはJASDAQの方が痛いですね。私はこの相場に応じて何かしているかというと売買は何もしていません。追加投資する資金はないし、信用口座は持ってないので（一応E-trade申し込んだのですが4000円の収入印紙が買えなくてまだ正式には申し込んでない）、動きようがないのです。ちょっと下がっただけで売るのも情けないし。今資金があったら買っても良いなという銘柄もあるのですが（明光ネットワーク割安では？）売買はしばらくお休みです。投資家の皆さんのプログを読むことぐらいしかしてないのもどうかと思うんですが、追加投資する資金もないとあんまりスクリーニングする気にもなりませんし。とにかく締め切り仕事を早く片付けよう。

  May 18, 2005

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• 数字からみた会社選びのメモ

  今後の選んでいく良い企業のスクリーニングの基準をメモとして書きます。私はあまり細かいところまではスクリーニングには使わないので簡単ですが。（良い会社の条件）１健全性　自己資本比率50%以上が望ましい２収益性　ROA10%以上が望ましい３成長性　利益の伸び年率5％以上が望ましい（3年以上連続）（割安かどうかの条件）１企業が割安かどうかはPERで評価していく。２PER15倍以上の株は原則的に買わない。この条件を満たしているからといって直ぐに購入というわけではない。これはあくまでスクリーニングの基準なので。今の持ち株のツムラなんかは全くこの基準に合ってないのだけど（自己資本比率30%）、個人的に製薬業界の事情は詳しいのでこれは除外。ツムラの良いところは競合する他社がほとんどないし、他の製薬メーカーと異なり臨床治験に失敗しても特に困らないというところです。新薬を出す必要がないというのが良いですね。リスクは薬価切り下げだと思いますが。この基準を満たしている会社は結構あるのですが、後は自分の好き嫌いですね。スーパー等の一般消費者向けの会社は安心できるのですが、部品メーカーなんかは自分ではよくわからないので買うのは難しいです。仕事が機械メーカーの人はまた違うんでしょうね。自動車部品メーカーなどにはPER10倍以下で健全性も高い会社もあるのですが、やはり買うにはちょっと不安です。

  May 15, 2005

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• 今後の投資方法のまとめ

  株式投資というのは良い会社を安い値段で買い、後は時々フォローするぐらいで良いんだという実感が最近してきました。ここ1ヶ月ぐらい売買はしていないのですが、今年は持ち株に大きな損失もなく経過しています。去年とは大違い。バリュー投資は安定していますね。年始から昨日まででPFは24%の上昇になったので、今年の目標（20%の利回り）はおかげさまで達成しました。今後は次のような流れで行くことにしました。１購入候補の良い会社のリストを作る（ヤフーファイナンスに登録）２購入資金ができればリストの中および持ち株銘柄のどれかに追加投資３保有銘柄で問題（資本政策、経営転換、割高感）があったら売却自分に足りないのは、投資候補の会社のリストと（できれば20社ぐらい）、投資資金ですね。実際に購入する会社はたぶん現在の銘柄も含めて10社前後で様子を見ると思います。良い会社というのはいろんな評価面があって単純には難しいと思います。自己資本比率、PER、PBR、利益の伸び、配当などが指標になるとは思いますが。個人投資家が勝算の見込みが高いのはやはり小型株と思うのでそれらが中心と思います。株価というのは相場というのがついてまわるので、突然上昇したり、ダラダラと下がることもあります、ただ一株あたりの利益率が上昇していればいつかは適正価格に近づくので、あまり惑わされないようにしよう。

  May 14, 2005

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• 投資に不適切な業界

  世間には良く知られていて大学生の就職希望ランキングのベストテンに入るような会社でも、投資家から見るとあまり魅力のない会社というのはあります。具体的には、航空会社や大手旅行代理店、テレビ局などであろう。就職先としては非常に人気があるが、投資先としては人気がない。その中でも航空会社は株式投資に関してはかなり厳しいようである。バフェットも一時US Airを買ってしまったことがあるようだが、後に後悔して「あの時は一時的に頭がおかしくなっていた」と述べている。確かに日本でも外国でも飛行機に乗る乗客は時代とともに増えているのに、航空業界はあまり儲かるイメージはないですね。なんででしょう。航空会社は新規参入もなかなか難しいし、一見ブリッジ型の独占企業に見えるのですが、実は人件費や追加投資は必要だし、なかなか料金は上げられない厳しい業界のようです。特に人件費は非常にかかりそうですね。株主優待を期待して航空会社の株を買う人も多いようですが、肝心の株価の値下がりで後悔する人が多いようです。でもマネー雑誌の株主優待券特集などでは、何も知らない株式初心者に、株主割引券のある航空会社の株を勧めたりしているようです。マネー雑誌の編集部の方に航空会社への長期投資は難しいという意識がないのでしょう。

  May 13, 2005

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• 不思議なツムラ7617の決算相場

  ツムラ7617の決算が昨日発表されました。結果は前年比で売上高3.3%、営業利益6.6%、当期純利益22.7%でした。増収増益の結果を反映してか、本日株価は一日で7.58%アップしました。私はツムラを保有しているので株価が上昇してくれたのはうれしいのですが、今回の決算前後の市場の反応には私には理解不能な点がいくつかありました。今回のツムラの増益の決算ですが、実は予測内のレベルでした。ツムラは第3四半期の時点で既に前年度比104.9%の利益がでていました。第3四半期で既に前年度決算以上の当期利益を出しているのなら、今回の決算の時には130％前後の利益がでるのは十分想定内です。しかもツムラは売り上げの月次報告をだしているので、かなりの精度で予測可能です。なんでこんな予測どおりの決算なのに株価が急上昇するのでしょうか？もうひとつの疑問は今回の相場では信用売りが非常に目立ちました。5月6日時点で売り残高が130万、買い残高が27万で信用倍率が0.21でした。逆日歩までついてました。増収増益が予測される決算でなんでここまで信用売りが多いのか私には不思議でした。月次情報と四半期決算を見ていれば、ほとんど予測できる決算であった。しかし決算前には信用倍率が0.21となった。その結果決算は予想内なのに翌日には株価が急上昇。うーん本当に相場というのはよくわかりません。月次開示している企業の決算発表でなんでこんなことが起きるのか。ミスターマーケット氏は何を考えていたのだろうか。

  May 12, 2005

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• 分散投資と集中投資

  バフェットが所有する普通株の70％、金額にすると300億ドル（約3兆円）はわずか4社の株式に投資されているとのこと（バフェットの投資の王道より）。すごい集中投資ですね。バフェット曰く、「とてもよい買い物をすれば売る必要などない。10年間所有するつもりがなければ10分間と言えども株式を所有してはいけない」。株式投資の大きな意思決定というのは一生で20回ぐらいで十分なのだそうです。株式で銘柄探しをしているとついいろんな銘柄を買いたくなりますが、良い銘柄に集中投資することがハイリターンの秘訣のようです。バフェットの買った銘柄としては銘柄としては、コカコーラ、ジレット、保険会社、ワシントンポスト、地域一番の家具屋、キャンディー会社、ディズニー、アメリカンエクスプレスなどです。いずれも強いブランドが確立した会社を買っています。バフェットが強いブランドを持つ銘柄を購入した時期はいつでしょう。これらのブランドが社会に定着した段階で買っています。創業期にはあまり買っていません。会社が今後どう成長するかわからない時期に買うようなことはしないのです。自分の持つ銘柄でそれだけ強いブランド力を持つ会社があるかと考えてみました。結論を言うとないですね。持ち株でブランド一番強い銘柄はしいていえばツムラぐらいか。日本でコカコーラのような強い銘柄の会社はあるか？もしそんな銘柄があれば買いなのでしょう。

  May 9, 2005

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• 独身時代と今

  今日日曜日は母の日ということもあり、夫婦2人と子供2人と妻の両親2人の6人で食事をしました、新宿2丁目の隋園別館（ズイエンベッカン）という中華料理屋でした。ここは安くて美味しいので月に1－2回は行ってます。新宿2丁目というと皆さん雰囲気を心配されるかもしれませんが、適当に騒がしいので子供連れでも入りやすく、良いお店です。家族で美味しいものを食べて、楽しい時間を過ごすことは大切ではあります。ただ自分は完全なファミリータイプの性格かというとそうでもないところがあって、独身時代の勝手気ままな生活に戻りたくなるときもあります。大学生の頃には飽きもせず毎週のように合コンに行ってました。マージャンも好きで大学1－2年の頃は授業に出た時間よりは、麻雀していた時間の方が長かったかもしれません。夏休みは毎年一人でグレイバウンドバスに乗って、アメリカを独りで旅行していました。独身社会人の頃は、突然休暇が取れたので香港に週末遊びに行ったり、仕事は忙しかったのですが、懲りもせずよく合コンしていました。本が読みたいときは朝から夜中まで自宅で本読んだり、その後朝の4時にラーメン食べに行ったり、映画を見たり、ドライブしたり。簡単にいうと自由な時間とお金がいっぱいありましたね。今は毎日仕事をして、家庭生活をして、しかもバリュー投資で資産運用しているのだからなんてまっとうな社会人生活だろうと思います。毎日子供のおむつを換え、保育園の送り迎えをして、上司の依頼はなるべく受けて、浮気もせず、住宅ローンの返済に励み、夜中には株式投資でバリュー銘柄を探す。何かこんな人生退屈すぎるのではと思うこともあります。しかもPFの主要銘柄がオオゼキ。うーん。

  May 8, 2005

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• バフェットの投資の王道

  今日は「バフェット投資の王道」という本を読みました。バフェットが書いた本ではなく、バフェットの考え方や投資の軌跡をバフェット評論家の方が書いたものです。初心者向けの読みやすい本です。恥ずかしながらまだバフェットに関する本はほとんど読んだことがなかったので面白かった。読んだ感想というと、バフェットという人物の才能や能力はやはり凄いものがあると思いました。バフェットの特徴を列記してみます。１　投資に関するたゆまざる努力とエネルギー、よく働く２　知性（膨大な読書、毎日5－6時間企業レポートを読み、300通の手紙に返事）３　信頼性を大切にする（自分の目先の利益を追わない）４　質素な生活（若い頃に買った普通の家に今も住んでいる）５　超人的に自己ルールを守る６　ユーモアが得意8歳の時の愛読書が「1000ドルを手に入れる1000の方法」というのが凄いですね。11歳で始めて株を買い、38ドルで購入して40ドルで売却して利益を出したようです。13歳では株式市場の仕事がやりたいということを公言していたようです。タイガーウッズやイチローのように、小さい頃から鍛えられていたのですね。ちなみに私の長男は5歳なのですが運動が苦手です。でも算数は好きみたいで足し算のクイズを毎日聞いてきます。小学生になったら株式投資の英才教育でもして、日本のバフェットでも目指してもらうのはどうかと考える親馬鹿でした。

  May 7, 2005

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• 久しぶりの日記

  GWは横浜に行ったり、動物園に行ったりして過ごしました。その間日記の更新はサボってました。どうもいけません。日記は書くのを止めると簡単に続かなくなりますね。根が怠け者だからついついそちらに流れてしまうようです。何とか1年は続けたいと思います。話は変わりますが、私は今までマネックスしか使ったことがなかったのですが、今月からマネックスビーンズのニューサイトになって、少々困っています。マネックスのシンプルなレイアウトに慣れていると、ビーンズやイートレードは文字が多すぎてなんか落ち着かないんですよ。初心者にはマネックスのやさしい画面がなつかしい。さて久しぶりにポートフォリオを見てみましたが、あまり変わりはないようです。特に急騰している銘柄もないし激下げしている銘柄もない。しいて言えば、きょくとう2300が買値より－9%下がっているくらいです。決算結果をいまひとつと思う人もいるのでしょう。これもしばらく様子を見てみます。原油がどうなるのか、日中関係がどうなるのか、少子化はどうなるのか、地球温暖化による異常気象はどうなるのか、日本経済もいろんな不確定要素を抱えています。でも私の今最大の心配は、ヤンキースの松井です。今年は最高のスタートを切ったのに、その後急激に調子を落としています。ヤンキースも苦戦続きだし、ワールドシリーズに出るにはそろそろ本調子になってもらいたいものです。最近なんかすっきりしないと思って銘柄をじーっと眺めながら分析していると、松井がしばらくホームランを打っていないからだと気がつきました。

  May 6, 2005

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• 行動ファイナンス

  最近行動ファイナンスの本を読んでいます。行動ファイナンスは銘柄選択に影響を与えることはあまりありません。ただ株式投資という作業は、単に銘柄を選ぶだけではなく、その銘柄を売却したり、保持し続けたりという判断が必要になってきます。行動ファイナンスは後者の部分の助けになる？と言われています。自分の勉強のためにも読んだ内容を少しまとめてみます。株式投資の作業を大きく分けると次のような流れになると思います。１　良い銘柄を探して購入する。２　株価が上がったので、利益確定を行うあるいは保持継続。３　株価が下がったので、損きりを行うあるいは保持継続。４　２と３で回収した資金でまた１を行う。これの繰り返し。　バリュー投資は１の知識を与えてくれます。1がよければ後はほとんど２の作業だけで、３の作業をする必要がないのかもしれません。２の作業もバリュー投資の理論の応用でできると思います（割高になれば売却）。しかしバリュー投資理論で良い銘柄を選んだつもりでも、企業活動はいろんな不確実な影響を受けるので業績予想が悪化することもあるはずです。３に関してはバリュー投資の知識だけではなく、行動ファイナンス的な知識も必要かもしれない。３の作業をすることは、株式投資では非常に大切なことなのですが、これがなかなかうまくできない投資家が多いとのこと。行動ファイナンスではこれを「認知的不協和」というらしい。株を塩漬けすると投資機会を失うので、損きりは大切である。損きりを、例えば「10％株価が低下したらどんな銘柄でも一旦売却」というように自動的にやったほうが良いか、あるいは個人のそのときの状況判断でやったほうが良いのかは議論がある。ただ判断が鈍る場合も多いので自動的に行った方が良いという人も多い。しかし一方で「長期投資の場合少しの変動を気にしないほうが良い」という人もいる。デイトレードなどでは損きりは自動的に行うことが鉄則とのこと。むしろ自動的に損きりを決めてないで成功しているデイトレーダーは皆無のようだ。損きりのルールを具体的に決めるとしたらどのようなものが良いだろうか。この辺は一番重要と思うが残念ながら本には書いていない。データもないようだ。個人的には株価が下落する原因が不明なときは－15％、下落する原因がある程度分っている時は（株式分割で新株流入とか）－20％ぐらいではと思うのですがどうでしょうか。もちろん長期的にはEPS（一株利益）が上昇するという自信があった上での損きりルールですが（長期的に利益が下がると思う銘柄など買いませんよね）。とりあえずこの数字でやってみることにしよう。幸運にも今年は損きりする機会がまだないが、去年は切りまくったので（カッパクリエイト、タクトホーム、カッシーナイクスシーなど）。まあPERの値も考えずに思いつきで買ってた株式投資一年目の自分がアホだったのですが。

  May 1, 2005

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• 少孫化（しょうまごか）

  うちの子供2人は今日から妻の実家に泊まりに行きました。従って家の中が非常に静かで、怖いくらいです。こういう日はめったにないので、夫婦2人で神楽坂のイタリアレストランに久しぶりに行きました。子供と一緒だとファミレスか焼肉屋なので、こういう機会もたまには良いでしょう。迎えにきた妻の両親も孫2人が泊まりに来るので喜んでいます。妻は一人っ子なのですが、私の方は兄弟が多く５人以上います。そのため私の親には孫が10人以上いますが（みんな2－3人子供作っているんです）、彼女の両親にとっては孫といえばうちの子供2人しかいません。つまり私の親にとってはうちの子供は孫達の中のone of them なのですが、妻の両親にとってはonly oneなのです。孫が少ないためか、妻の両親に対するうちの子供へのかわいがり方は並々ならぬものがあります。出産祝いから始まって、やれ七五三だ、桃の節句にはお雛様、端午の節句には兜を買ったりと（数十万円もするんですよ）、あーもったいない、と正直思います。最近は2人の孫名義の貯金通帳や株式口座を作っているらしい。誕生日ごとにいくらかお金を入金して投信のようなものまで買っている。そんなお金があるのなら私に投資資金に回して欲しいのですが。少子化ということは、すなわち少孫化ということなのである。お金を持っている祖父母が少ない孫にお金を使うのである。こういう社会状況を目ざとい会社は既に把握しており、どこで調べているのか知らないが、彼女の両親には「人形の○○」や「ピアノの○○」のダイレクトメールがよく届くのである。会社って本当に抜け目ない。

  April 29, 2005

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• 4月の結果

  4月も早いものでもう終わりです。今月はTOPIXが－4.4%でしたが、私のPFは＋1.7％でした。上出来です。年初来だとTOPIXが－1.7%で、私のPFは＋18.4％でした。今年の目標の20％がもうすぐです。こんなに順調で良いのだろうか？ちなみに私は投資成績を「知的ゲームで勝つ方法」さんのエクセルで計算しています。この場を借りて感謝の意を表したいと思います。売買は2回で、三東工業を売って、マックスバリュー東海を買いました。三東工業は私には評価の仕方が難しいので売りました。マックスバリュー東海は既存店も良いし、出来高が少ないので温情で買ったのですが買い直後から下がってます。この恩知らずめ。貢献してくれた銘柄はツムラとファースト住建です。きょくとうとアシックス商事が下がりました。オオゼキ、スペース、丸誠はあまり変わってません。PFのエクセル表はVIS２００４さんのやり方で作っています。毎月作ってるのですがそのたびに忘れるので、作る度にVIS２００４さんのHPを拝見して思い出しています。もう年なのか覚えると言うことができないのでしょうか。今週E-tradeの口座を開きました。理由はE-tradeの信用取引のためです。信用だと金額にかかわらず550円という手数料の安さに惹かれました。もちろん即日現物に交換する予定で本当の意味での信用取引はやらないと思いますが。でも信用取引って電話審査が必要なのですね。携帯に電話がかかってきたら職場のトイレにでも行って審査を受けようかと思います。うちの職場は硬いので、株取引しているというと白い目で見られそうなので。

  April 28, 2005

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• トヨタ7203

  今日朝の日経新聞にトヨタが3年連続最高益更新となっていました。純利益が1兆1700億円だそうです。しかし株価はほとんど動かずじまいでした。最高益更新は当然もう折りこみ済みだからでしょうね。ちなみに私はトヨタ株は持っていません。トヨタのデータをヤフーファイナンスで調べてみました。昨年の決算でもトヨタはPER11.23　PBR1.48　自己資本比率37％だそうです。PERの低さからみると収益のバリューはありそうな気もするんですがどうでしょうか。日本で時価総額最高の会社のPERが11.23というのも不思議な感じもします。トヨタが将来性がないのならともかく、ハイブリッド技術やビッグスリーの落ちぶれ加減を見ると少なくともここ数年は安泰と思われるのですが。もう少し評価されても良いような気もしますが。ちなみに日産自動車7201は決算がでており、PER8.37（！）PBR1.73、配当利回り2.29％です。PER8台というのはすごいですね。これはもしかしたらすごいチャンスなのではと思いました。トヨタ、日産いずれも業績好調なのですが、どちらもこの1年間で値下がりしています。日産自動車のこの1年のチャート見ると業績不振の会社に間違えられそうです。こういう業績と株価のずれをみると適正株価というのはよくわからないなーと思います。素人には良くわかりませんが、自動車産業というのは斜陽産業と思われているのでしょうか。あるいは景気循環株なのでしょうか。東京製鐵のように景気の循環のため、来期の収益の予想を今期よりもかなり低く会社も市場も予想しているのならPER８台も納得できるのですが、日産は今期よりも来期の収益を高く予想しています。それでもPER8倍というのはよくわかりません。適正株価とは何ぞやという疑問もしてきます。

  April 27, 2005

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• 神宮外苑の自転車教室

  今日は神宮外苑に行ってきました。お目当ては長男の自転車の練習です。神宮外苑には子供のための自転車に乗れるための教室があり、そこに行ってきました。5歳以上の子供が対象で、我が家の長男も5歳になったのでそろそろ補助輪をはずしたいと思い行ってきました。自転車教室といっても子供用の自転車を貸してくれて、それにひたすら乗るというシステムです。ただ初心者の自転車にはペダルがついておらず、跨った状態で足で蹴って進むという感じです。ただこれを1時間ぐらい続けているとほとんどの子は自転車のバランス感覚が理解できるようになります。その後にペダル付の自転車に乗ると自転車に普通に乗れるようになるのです。うちの子供は運動神経が鈍いほうなので、最初は苦労していました。でもこのシステムだとあと2－3回ぐらいいけば自転車に乗れそうな気もします。その後は神宮外苑の中にある児童遊園で遊びました。東京の国際化は進んでおり、子供の1－2割は外国人でした。芸能人の○○さんを見かけた。彼は有栖川公園でも子供と遊んでいるのを見かけたことがある。子育てが好きなんでしょうか。周囲の人も有名人の彼に気づいているのだろうが、誰も声をかけたりサインをねだったりはしない。やっぱり場所柄をわきまえているのでしょうね。子供の記憶とは恐ろしいもので神宮外苑を見て「ここマツケンサンバの場所だよね」と言い出しました。うちの子供が好きなマツケンサンバのDVDは確かに神宮外苑の花火大会のライブビデオでした。すごい記憶力。

  April 24, 2005

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• お金は大事だよ

  お金をどうやって増やしたら良いか。大切なことではあるが、こういうことを意識しながら育った人はあまりいないのでは？私も２０代で独身のときは投資など全く考えたこともなかった。普通預金と定期預金しか選択肢はありませんでした。お金を増やさないといけないという意識がほとんどなかったのです。特に贅沢にでもなかったので、金に困ることもなく、投資に興味はありませんでした。独身の一人暮らしで普通の１DKの賃貸に住み、それほどお金のかかる趣味などなく、仕事が忙しいと、月々の収支はまず黒字であった。ボーナスもあるので年間１００万円ぐらいは無意識に貯まっていたような気がする。海外旅行なども毎年行っていたが格安航空券で安いホテルに泊まるとそんなにお金もかからなかった。ただ結婚して、子供ができて、家を買ったりすると「お金って大切だなー」と感じるようになりました。家族を持つとお金がかかるんですよ。これが。住む家にしてもちゃんとした家が都内に欲しいとなればそれなりの金額が必要だし、子供が私立に行きたいと言えばお金がかかる。家族で海外旅行や国内旅行をするとお金がかかりますね。私の場合、結婚してからお金の大切さを感じるようになりました。それで必要にかられて株式投資を始めたという感じです。もし一生独身だったら株式投資も始めてなかったような気がします。バリュー投資家の中には２０代で既に株式投資を始めている人も多い。私から見ると「若いのになんてしっかりしてらっしゃる」と思ってしまう。２０代の頃の自分のノーテンキさとつい比べてしまうのです。

  April 23, 2005

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• クリップ4705の長所と短所

  うちの子供が通っている保育園の入り口に「FC○○○」というサッカークラブのパンフレットが置いてありました。パンフレットを1部もらって、家でよく読んでみたら、クリップがやっているサッカークラブであることが判明しました。そのパンフレットの中にはどこにもクリップという記載はなかったのですが、ユアササッカークラブ杯という名前がちょっと書いていたので、クリップがやっているスポーツクラブというのを思い出しました。株式投資をやっていなかったらスポーツ少年団か地域のサッカーチームと思ったでしょうね。このFC○○○というのはパンフを読むと、東京都内の公営の運動場を借りて練習をするようです。サッカーを通じて、体力、礼儀、仲間作りを学ぶと書いています。なかなか魅力的な勧誘文です。塾よりもこういうスポーツ活動をやってほしいと思う親は多いと思います。クリップは皆さんご存知のとうり、高成長なのにPERは割安で、バリュー投資家に人気のある銘柄です。有価証券報告書を読むとサッカークラブは利益率が高く、理想的な事業に見えます。実際クリップの行うサッカー事業はサッカーグラウンドをわざわざ購入したりはしません。FC○○○という名前で公営のグランドを借りているようです。事業を行うのに固定資産や家賃が必要ないので利益率は良くなるはずです（都心で土地を購入してサッカー場を作った上で、スポーツ事業をやったらまず赤字でしょう）。ただこの公営のグランドを借りて、そこで事業活動を行っているということはリスクにもなります。もしクリップのサッカー塾の先生にヘンな人がいて、子供に体罰を加えて事故でも起こしたりすれば大変なことになります。自前のグランドを持っていれば生徒がしばらく減ってもなんとかなるとは思いますが、公営のグランドの場合は自治体レベルで借りることを禁止されるでしょう。自前の固定資産を持たず、公営の運動場を借りて営利事業を行う。クリップの行っているスポーツ事業というのは、かなり特殊な事業形態です。クリップが高成長で利益率も高いのにPERが比較的低いのはこういうリスキーな部分を心配している投資家も多いのかもしれません。サッカークラブがどんな感じで運営されているのか非常に興味があります。今度長男をFC○○○に入れてみて、内情を見てみようかと思ったりもしています（子供を株式投資の調査のために使うなんてひどい親ですね）。

  April 22, 2005

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• ガンホーオンラインエンターテイメント ３７６５

  バリュー投資と対極にあるような銘柄といえばガンホーオンラインでしょう。今年3月上旬に上場しましたが、公募価格120万円だったのが初値420万円。そこから1ヶ月ちょっとで今日の終値は2020万円だそうです。会社自体はオンラインゲームの制作会社です。平成16年12月の決算で売り上げ高42億円、当期利益5億4千万円で、現在の時価総額は3300億円らしいのでPERは約600倍ということになります。バリュー投資の感覚からいえばこういう銘柄にこういう値段がつくこと自体が理解不能ではないかと思います。値動きが毎日数百万円というから思う存分ギャンブル感覚が楽しめる銘柄とは思いますが。私は買おうと思ったことはないですが、この銘柄を見ていると人間の投機にかける情熱のようなものを感じて面白いです。バブルの時の東京の地価もこんな感じだったのだろうと思います。株式新聞によれば、下記のように分析している市場関係者もいるそうです。＜ネット株式取引を主力とする個人投資家層にはゲーム感覚で動く銘柄に付く向きも多いようで、テーマが１つ浮上すると、すぐさまお金が次々と対象を追いかけていく。３月の土地含み関連株人気の際にも同様な傾向があった」と話していた。＞バリュー投資家のプログばかり読んでいると、世の中バリュー投資家しかいないような錯覚に陥りますが、こういう個人投資家もたくさんいるんですね。

  April 20, 2005

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• なぜ日本はアメリカとそんなに仲良くやれるのか？

  3月18日の日記に書きましたが、アメリカで働いていた時期の同僚はイラン系とシリア系のアメリカ人でした。両人とも生まれたのは中東で、高校卒業前後に親戚を頼ってアメリカに移住し、そのままアメリカの大学に入学し技術者となり、アメリカ国籍を得たという経緯でした。従って彼らの祖国はシリアやイランであり、母国語はアラビア語やペルシャ語なのでした。ここ10年以上アメリカは次々と中東（イランだったり、イラクだったりアフガンだったり）に軍事介入をしている状態なので、中東出身のアメリカ人にとっては微妙な立場であった。差別を受けるようなこともあっただろう。中東系のアメリカ人と雑談している時に聞かれた質問で一番印象に残っているのは本日のタイトルにあるように「なぜ日本はアメリカと激しい戦争をしたのに今はそんなに仲良くやれるのか？」という質問でした。日本はアメリカと何年も激しい戦争をして、原爆さえ落とされたのに、なんで戦後は何もなかったかのように友好的にやれるのか？ということです。国際関係は対人関係のようなもので、そんなに簡単に修復できないだろう、というのが中東出身者の意見でした。日本にいたときは考えたこともないような質問でした。拙い英語で、アメリカに負けたのだけど、そのエネルギーが、アメリカへの恨みに行かないで、自己否定に向かったのではないか、と返事しました。しゃべっている自分でもよく解らない答えだと感じてたぐらいなので、当然彼らもあまり理解できないような顔をしていた。日本人の第2次世界大戦後の価値観の変わりようは見事なものです。完全なる自己否定というか、なんというか。戦時中は鬼畜米英とか言ってたのに、戦後には不思議にアメリカに対する恨みは続かなかったですよね。でも中国、韓国に対してはなかなかうまくいきませんね。反省が足りないんでしょうか。この問題は私の脳のキャパを超えているのでこのへんで終わります。

  April 19, 2005

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• キャッシュポジション

  株価大きく下げました。私の持ち株も大きく下げました。残念。世の中にはしっかりした人も多く、こういう時のためにキャッシュポジションをいつも何十パーセントも残している人もいる。私はオンライン証券の口座にはキャッシュはいつも気持ちいいぐらいほとんど残していない。おまけに信用取引はしていないので、こういう激しい下落があったとしても、動きようがない。やる事といえば、じっと株が回復するのを待つだけである。江戸時代の日照りに苦しみ雨を待つお百姓さんのようなものである。さすがに加持祈祷の類はしませんが、こういう時に自分の投資がいかに運任せかわかりますね。優秀な投資家は、常にリスクとリターンを天秤にかけ、キャッシュポジションを調整しなんがら、割安銘柄をじっと待つ。かなり自分で自分をコントロールしているイメージがありますね。キャッシュをいつもある程度残すかどうかでその人のリスクに関する感受性がわかるような気がします。私はリスクに対する感受性鈍いですね。それが解っているから信用をしないように心がけています。

  April 18, 2005

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• 東京の公園巡り

  日曜日は毎週のように家族とどこか都内の公園に行っている。小さい子供がどこかに連れて行けと言うが、ディズニーランドもTOKYOドームシティもお金がかかるので、やはり弁当持って公園にいって遊ぶというのが家族を持つバリュー投資家としては最良の過ごし方であろう。同じ公園ばかり行ってもつまらないので車で都内の公園に毎週出没しています。今日は新宿御苑に行きましたが、まだ桜も残っていてきれいでした。ちなみに良く行く公園ベスト５をリストアップすると下記のようです。１　代々木公園自転車の貸し出しが充実している。駐車場が空いていることが多い。若者が多く、音楽をやっている人が多い。２　有栖川公園港区にあるのだが、インターナショナルスクールに紛れ込んだのかと思うほど外人の家族連れ多し。有名人が子供を遊ばせているのによく遭遇する（とんねるずの石橋さんや中山秀征さんを見かけました）。やはり芸能人も子供は公園で遊ばせないといけないようです。３　戸山公園私は新宿区に住んでいるのでたまに行くのですが子供連れは少ない。むしろホームレス多し。治安のためかあまり人気がないので人が少なく、自転車に乗ったり、走り回るには良い。４　駒沢公園妻の実家に近いので時々行くのだが、若者も子供づれも多し。世田谷区の公園は本当に土日は人が多い。新宿区はそうでもないのだが。いまどきの若者も多い。５　新宿御苑入場料を取るので正しくは公園ではないかも。でも植物が豊富で良いですね。冬は閑散としていて凧揚げもできてましたが、さすがに春になると人が多く、凧揚げはできません。あと井の頭公園や砧公園も良いですね。弁当を作るのも毎週だと大変なので、コンビニで弁当やおにぎりを買って行くことが多い。子供はボール遊びか自転車にのる。親は横で「賢明なる投資家」を読む、というのがやはりバリュー投資家らしい日曜日の過ごしかたですかね。

  April 17, 2005

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• アシックス商事　９８１４

  今日アシックス商事は2005年3月期見通しを発表しました。今までの予想である経常利益18.5億、当期利益11.6億円を経常利益13.7億円、当期利益9億円に下方修正しました。発表されたのは午後3時以降でしたが、インサイダーと思われる売りが午後に集中したため、マイナス7.99%の下げとなりました。アシックス商事はスポーツシューズ、一般シューズ、シューズ用資材の製造販売を行う会社です。委託生産した商品を小売店に販売する会社ですが、下方修正された当期利益9億円で予想しても、PER12.7 PBR0.88　配当2.55％、自己資本比率77.5％であり、財務的には健全な会社です。私も少しだけですがこの会社の株を保有しています。ここで問題です。私はまだ保有しつづけたほうが良いか、あるいは売った方が良いのかということです。結論をいうと、今回の業績低下が一過性のものなら保有し続けた方が良いですし、この業績低下傾向が持続するようなら売った方が良いとは思われます。まあでもそれがわからないのが問題なのですが。例えば自分がシューズの小売業界に詳しく、アシックス商事の商品の売れ筋具合がわかるようならかなり自信を持って判断できると思います。ただそんな情報はありませんし（今回の業績低下の原因すらあまりよくわからない）、積極的に集めるだけのパワーもあまりない。優秀な投資家は、こういう財務が健全な企業が下方修正をして株価が下がったときに、情報を収集して業績低下が単なる一過性のものと判断すれば、すかさず買いを入るのでしょうか？優秀でない投資家は「まあ、過去にも業績低下したときもあったけど、だいたい翌年は回復している会社なので、しばらくキープしてみるか」ぐらいのことしか考えつかないのです。

  April 15, 2005

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• 住宅ローン終了後の抵当外し

  住宅ローンが終わったので、法務局というところに行ってきました。法務局は生まれて始めて行きましたが、会社登記や不動産登記、成年後見登記といろんな登記があるのですね。なかなか渋い雰囲気でした。法務局の周りには司法書士の看板がいっぱいあった。住宅ローンは、住宅金融公庫であったが、窓口となった銀行からいくつか書類を法務局に持っていってくださいと言われていた。ただ持って行けば良いんですかと窓口の若いお姉さんに聞くと「はい」と言う返事だった。法務局では、銀行から渡された書類を見せると「えっ登記申請書を用意してないの？まずそれを用意しないと。証書だけじゃだめですよ。」と言われた。うーん話が違うなと思って「登記申請書って司法書士に頼むんですか？」と訊くと、「頼む人が多いけど自分で書いても良いよ、サンプルはそこのコンピューターで見てください」シッシッと追いやられてしまった。仕方なくコンピューターで見ていると、登記申請書のサンプルと書式が出ていた。このサイトである。 http://info.moj.go.jp/（抵当権が消滅した場合の申請書の書き方）書式を印刷をした後、なんかこれぐらいなら司法書士に頼まなくても自分で書いたほうが安いと思いホールペンで５分ぐらいで書いて、すぐに渡した。何か文句を言われるかと思ったら「はい良いですよ」との返事でした。ウーン、登記申請書がこんなに簡単なら、普通に教えてくれればだれだって自分で書きますよ。お金払って（相場は？）、時間もかかるし、誰もわざわざ司法書士に頼まないのでは。みなさん住宅ローンを払い終わった後に、抵当権を外すときは申請書は自分で書いた方が良いですよ。書き方がわからなければ書式だけ印刷して持って行けば、受付の人が教えてくれます。私の説明は説明になってないと思うので丁寧な説明を読みたい人は下記を読んでください。http://www1.seaple.ne.jp/moto-doi/masshou.htm

  April 14, 2005

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• マックスバリュ東海　8198

  今月初めての売買です。最近マックスバリュー東海を200株だけ買ってみました。オオゼキを保持しているのにまたスーパーかよ、という感じです。マックスバリュー東海はヤオハンが倒産したあと、イオンが大株主となり、再建した会社です。去年東証2部に再上場した静岡県を中心としたスーパーです。数字的にはPER10.87、PBR1.2、株式資本比率72.5％、ROA8.5％です。会社としては新規出店、改装を積極的に進めていく予定のようです。なんで買ったかというと、オオゼキを保持しているのでスーパー業界の会社をいろいろ調べていたら、サンエー2659とマルミヤストア7493とマックスバリュ東海が面白いのではと思いました。マルミヤストアは福証のみの上場のため、マネックス証券では購入できず断念しました。サンエーは最後まで迷ったのですが、マックスバリュー東海の出来高があまりに少ないのが気に入って買いました。マックスバリュー東海は本当に出来高が少なく、一日1000株の売買高がない日もあります。去年上場した銘柄なのに本当に市場に忘れられているのでしょう。「私が買ってやらねば」と思わせるくらい、出来高が少ないのです。

  April 13, 2005

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• GMとオンライン証券

  世界で一番大きな自動車会社であるGMの業績が厳しい。社債の方はもう投資不適当の一歩前まできているという。これからどうなるのだろうか。日産のように復活するのか、それともこのまま衰退していくのか。アメリカで生活していた時に、車を買うことになり、いろんなディラーを回った。GM,フォード、クライスラーなどは車を購入するとリベートというお金をくれる（割引ですね）。日本車などはほとんとリベートがないが、ビッグスリーはかなりの額でした。結局友人の勧めで、日本車の方が中古になってもあまり値下がりをしないとのことで日本車買いました。アメリカまで行ってシビックに乗ってました。ただビッグ３のディラーが、あまりにも値引きしてくれるので「こんなに安く売って商売になるの？」と質問したら、車の販売ではほとんど利益がでないとのこと。それでは何で儲けるのかというと、ファイナンスとの返事でした。つまり車を買う人は自動的にカーローンを組む人がほとんどなので、その金利で収入を得るのだと言う。つまりGMは車を売ることよりも、その後のカーローンで儲けていたのである。前振りが少し長くなりましたが、私このたびマネックス証券の手数料が比較的高いので、e-tradeにも口座申し込みしてみました。e-tradeは信用取引の取引手数料が約定代金にかかわらず550円なんですよ！これは現物よりかなり安い。信用取引してくださいと言っているようなものではないですか。オンライン証券会社の収入で信用取引による金利手数料収入は、実はかなりの部分を占める。信用取引の金利はe-tradeの場合制度信用1.9％、無期限信用3.1％とのこと。金利は安いが、担保の株式は確実に押さえているので、証券会社にとってはほとんどリスクのないファイナンスである。物を売る時でなく、その後のローンで儲ける。e-tradeの信用取引の取引手数料の安さはそういうことを意味しているのでしょうね。

  April 10, 2005

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• 日記の文章

  毎日なるべく投資日記をつけるようにしている。投資の勉強のためというところもあるし、ストレス発散というところもある。私は自分が株式投資をしていることなど職場の人に話したことないし、妻は全く興味ないし（損してないかどうかだけは時々訊かれます）、結局株式投資に関してはしゃべる相手がいないんですね。一方私は結構個人投資家の日記を読むのも好きで、時には時間を忘れてプローグめぐりをしていることもある。いろんな人の投資日記を読むと、その人の人柄や知性、投資に関する知識量などがいやでも感じられますね。また自分の日記を読まれていることに時々恥ずかしさも感じたりして。投資家の日記をいろいろ読んでいて、文章として感心するのは「賢明なる投資家への道」を書いているKENさんの文章ですね。簡潔で、誤字脱字が全くなく、説得力があり、上品でユーモアもある。女性の個人投資家に人気があるのも十分理解できます。なんとなく、頭の良い、さわやかな人なんだろうなと勝手に思っています。今度5月22日にセミナーをされるようで、さすがのなまけものの私も行ってみたいのですが、あいにくその週は海外出張の予定なので出席できません。話の内容も興味あるのですが、それ以上にKENさんという方がどんな方なのか興味あります。本当に出席できなくて残念です。

  April 9, 2005

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• 銘柄への自信

  自分の保有する銘柄が上昇することについて、どれくらい自信が持てるかによってその人の株式投資への個性がでてくるような気がします。基本的には、みんな自分の保有している銘柄が、下がるよりも上昇する確率の方が高いと思っているのではないでしょうか。もちろん私も自分の保有する銘柄が長期的には上昇する確率の方が高いのではと思っています（長期的に下がると思っていたら売りますよね）。去年株式投資を始めた時は、単に上がってほしいという願望だけで買っていた気がする。宝くじを買うような感じに近かったです。なぜその銘柄が上昇するのか聞かれても、説明できなかったような気がする。どういう銘柄が上昇するか、それぞれの投資家なりの考えがあるのだろう。いろんな投資家が自分に合う理論で上昇しそうな銘柄を決めるのだろう。ある人は「清算価値が市場価格よりも1.5倍以上の株は上昇する」という教えを好むだろうし、ある人はチャートの形というか相場の心理で決めるだろうし。私の場合「一株あたりの利益がコンスタントに上昇しつづければ、その利益上昇度に応じて株価も上昇するはずである」という理論が一番自分にしっくりくる。その理論に従って今後とも保有銘柄を集めよう。

  April 8, 2005

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• 信用残高と株価

  株価は長期的にはその会社のバリューというかファンダメンタルによって価格が決まると思うのですが、短期的には需給の問題が大きいと思います。例えばどんなに企業が良くても、信用買いがあまりにも膨らんで、しかも出来高が下がってきている銘柄は下落傾向となるようです。株式投資では既に常識だとは思うのですが、最近実感するようになりました。ヤフーファイナンスの銘柄チャートの中に「時系列」というボタンを見つけたので、最近はこれで株価のみならず、出来高や信用残高を見て相場を考えるようになりました。例えば私の持っているオオゼキの場合ここ1－2週間は下落傾向です。先週増配のニュースがでてもあまり反応しません。昨日は終値2860円、出来高でいうと2300株しかありませんでした。一方信用買い残高は3月25日の時点でもまだ39000株あり（信用売りはなし）、もう少し調整が必要と思われます。オオゼキは今年1月に株価が上昇したために、そのときに信用買いが膨らんでしまったようです。世の中に信用買いをしている人は多いようで、特に小型株に関しては、この人たちが良い意味でも悪い意味でも短期的な需給にかなり影響しているように思います。今は信用残高や出来高を見て、銘柄の売買を決めることはないのですが、自分の持ち株の値動きの理由を考える上で信用残高や出来高も時々見るようになりました。株価というのは長期はファンダメンタルで短期は需給で決まってしまうようです。注目されていなかった銘柄に（1段階）、じわじわと人気が集まり始めて（２段階）、やがて急上昇（３段階）、その後は出来高も下がり信用残高が少しづつ減っていく（４段階）。私の銘柄でいうと今は１段階にアシックス商事、２段階にファースト住建、３段階にスペース、４段階にオオゼキという感じです。相場というのは面白いですね。

  April 7, 2005

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• 花粉症の日々

  今年は花粉症がひどく、かなり厳しい毎日を送っています。毎日ティッシュボックスが一箱なくなるぐらい、鼻をかんでいます。こんなに鼻をかんでしまって体の水分が足りなくなくなるのではと思うぐらいです。。花粉症になると、下記のような苦しいことが待っています。１鼻がつまるので毎日苦しい。２口呼吸になるので、喉も痛めやすい（扁桃腺まで腫れてきました）。３酒が飲めない（酒は毛細血管を拡張させるのか、鼻腔が閉鎖して苦しくなる）４花粉症の薬を飲むと頭がぼーっとして仕事にならない。新年度で飲み会は多いし、疲労困憊の毎日です。しかし個人投資家たるものこの疲労感をヒントに何か良い銘柄はないかと考えて見ました。花粉症といえばマスクです。花粉症マスクの市場規模は100億円程度でそのうちshareの25％はユニチャーム8113の立体マスクだそうです。超立体マスクというブランドです。都内は売り切れ続出だそうです。ただユニチャームは売り上げ2000億円以上の大企業のようで、あまり売り上げにおけるマスクの比重は高くないようです。うーん残念。

  April 6, 2005

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• 利益の成長と株価の上昇

  企業の利益の伸びに伴って株価がどれだけ上昇するか考えてみました。ただしPERは固定されたままとします。仮にPER15の銘柄があり、EPS（一株利益）が100円の銘柄があったとする。１　利益が10％伸びれば、一株利益は110円となる。２　PERは一株利益が10％増加したことにより、PER＝15X１÷1.1＝13.6となる。３　PERの低下により割安感が生まれPER15まで株価が上昇する。４　新株価＝旧株価X15÷13.6＝旧株価X1.1になる。株価は10％上昇する。つまり銘柄のPERが変わらないとすると一株利益の上昇率と株価の上昇率は同じである。PERが固定されていれば、利益の上昇率に応じて株価の上昇率も決まるということになる。会社の純利益が、毎年コンスタントに10％伸びていれば立派な会社であろう。PERが固定されていれば、そういう会社でも理論的には毎年10％づつしか株価が上昇しないということである。それを考えると、なんでバリュー投資家のポートフォリオはそろって皆上昇しているのであろうか。こんなに会社の利益が伸びているわけではない。私のポートフォリオでもすら今年3ヶ月で16.5％も上昇している。バリュー投資家の持ち株のPERが全体的に上昇しているのであろうか。利益が成長している会社は利益の成長率に合わせて株価が上昇するはずである。利益の成長以上に株価が上昇しているときは、市場にPER値を再評価されているということなのであろうか。

  April 3, 2005

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• バリュー投資とは？

  自分の銘柄を見ていると、バリュー投資を目指すと言いながら、本当にバリュー投資をしているのかよくわからなくなってきました。バリューと言っても資産バリューや収益バリュー、成長のバリュー、何を重視するか個人によって違うだろうし。グレアムの言う狭義のバリュー投資では資産バリュー重視ということなのかもしれませんが。バリュー投資を自分が行っているかどうかわかりませんが、自分の好きな銘柄というのは最近わかってきたような気がします。私が好きな銘柄はやっぱり割安成長銘柄なのかなーという気がします。少しでも成長している企業が好きなんですね。逆に土地や現金をいっぱい持っていて、PBRは1以下でかつPERは高めのいわゆる資産バリューだけの銘柄はどうも好きではありません。資産家のどら息子が親の残した財産だけで生活しているようなイメージがして駄目ですね。3月11日の日記で（流動資産－有利子負債）/時価総額＞1.5以上、自己資本比率0.6以上のいわゆるグレアム基準で銘柄をスクリーニングしたことがあったのですが、そういう資産バリュー株は確かにここ1年で上昇していたのですが、あんまり買いたいと思わなかった。やっぱりそれなりに成長している企業に惹かれますね。以前国際観光会館を買ったのですがどうも苦手でした。TOBのおかげで最終的には上昇したのですが、資産バリュー重視の株銘柄は成長している銘柄よりも、株価が上昇するかどうかが外部要因に拠るとことが大きいような気もします。逆に考えれば下がることも少ないとは思いますが。去年に比べて株式投資で自分が一番学習したなーと思うのはPERが30倍近くの高成長企業に投資しなくなったことですね。去年カッパクリエイトやカッシーナイクスシーをPER30倍前後で買い、大損しました（今はこれらの銘柄もかなりPER下がってきてますが）。PERが高い高成長企業をアホみたいに買わなくなった。これが去年と今年の大きな違いです。逆に言うとこれぐらいしか学んでいないのかもしれませんが。今思い返すと、PERの値も気にせずに株を買っていた自分が怖いですね。

  April 2, 2005

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• 3月の成績

  3月の成績は＋2.0％(TOPIX +0.4%)であった。TOPIXを上回っているので私にとっては良い結果である。年初からすると16.5％(TOPIX2.8%)である。3月に売却したのはクリップとグローリー工業である。クリップはPER20倍に上昇したので売却。グローリー工業は買った後しばらくして嫌になり短期間で売却した。3月に購入したのはファースト住建のみである。去年まだ投資初心者の時に、タクトホームをPER20倍以上で買いました。かなり値段が下がって痛い損きりをしました。ファースト住建は敵討ちという訳ではないのですが、関西の一戸建て需要の強さを期待して買いました。ツムラ以外は他のバリュー投資家さんもかなり買っていますよね。ツムラはバリュー投資（少なくとも資産の）ではありません。こんな借金の多い銘柄を買うようでは、まだまだバリュー投資家とはとても言えませんね。

  March 31, 2005

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• エフェクター細胞研究所　4567

  今日名証に上場したエフェクター細胞研究所4567はIPO銘柄としては異例ですが、初値がつかず売り気配のままで終わりました。背景としてはこの会社ストックオプションをかなり大量に発行していたこともあるようです。バイオ系のベンチャー企業のIPOはこれでしばらく慎重になるかもしれません。ただ市場がバイオ系のIPOに関して慎重になるのはある意味正しい判断と思います。3月18日の日記の「アメリカ生活とIPO」でも書きましたが、バイオ系のベンチャー企業が利益をあげながら成長することは非常に難しいと思っています。自分が働いている分野でもあるので、バイオベンチャーが利益をあげにくい理由をいくつか考えてきました。１　新薬開発というのは時間がかかるため（市場導入まで最低10年）、投資の回収が難しい。そのためベンチャーの利点であるスピードが生かしにくい。パイプライン（新薬候補）の段階で製薬会社に売ってもそれは持続する利益にはなりにくい。２　大手製薬会社からの資金提供に近い売り上げのおかげで一見黒字に見えても、一般消費者のニーズからくる持続する売り上げではないので、売り上げが増加していかない。３　自然は偉大なので、そう思うようには操作できないことが多い（簡単な例えでいうと、見違えるように効くハゲの薬を開発することは非常に難しい）。こんなところでしょうか。もちろんこういう私の固定観念を打ち破るバイオベンチャーがでてくれば業界人としてうれしいのですが。

  March 30, 2005

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• 大塚製薬（非上場）

  自分の仕事がバイオテクノロジーおよび製薬関係に関係している私が今一番注目している企業は大塚製薬です。ただ残念ながら上場していません。関係者に聞いた話では将来的には上場を考えていないわけではないようです。大塚製薬は一般向けにオロナミンCやポカリスエット、カロリーメイト、オロナイン軟膏を作っています。こういった一般向け商品を消費者に完全に浸透させて、売れ筋商品にするのが非常に上手です。一方で医家向けの商品で大型の医薬品を市場投入しました。製薬業界になじみがない人はあまり知らないと思いますが、独自開発したアリピプラゾールという精神科関係の薬で欧米市場を席巻しすごい売り上げをたたきだしています。日本の製薬会社が開発して、これだけ欧米市場で評価されている商品というと三共のメバロチンを彷彿させます。一般向けでも医家向けでも「やることやっている」会社という感じです。このバイタリティーはどこから来るのか。ホームページを見ても財務諸表などは公開していません。ただ創業者の書いた本は売っています。http://www.otsuka.co.jp/book/index.htmlわが実証人生　350年を生きた一人の男　その酒と女と経営人生定価（本体価格100,000円）消費税・送料込＜上・下巻セット＞続わが実証人生　金儲けの秘訣定価（本体価格50,000円+消費税2,500円）送料込本当に「創業者」という感じの本ですね。非常に興味惹かれるんですけど、高いので買えません。普通の図書館にはたぶんないでしょう。「酒と女と経営人生」「金儲けの秘訣」、ああ読んでみたい。PS　最近は大塚製薬の偽の未公開株を売りつけようとする詐偽師もいるようです。気をつけましょう。

  March 29, 2005

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• JAFにするかアクサにするか

  日曜に車を出そうとしたら、バッテリーがあがっていた。どうやら先週ドライブした後に子供が室内ライトをつけっぱなしにしたのに気がつかず、放置したためらしい。実は私JAF（日本自動車連盟）の会員でもあるのだが、アクサダイレクトの自動車保険にも入っている。ここ数年JAFも呼んだことないし、アクサダイレクトも呼んだことないので、どっちにしようか迷いました。結局初めての体験でアクサダイレクトに電話したのですが、なんと10分後に係りの人が登場してエンジンかけてくれました。当然無料です。うーんアクサダイレクトがこんなに使えるのならもうこれ以上JAFを続ける必要ないかなと思ってしまいました。調べてみるとJAFって社団法人なのですね。ロードサービスも付いたいろんな自動車保険が出てきてくるので会員減っているのかと思ったら、去年までずっと右肩上がりだそうです。なんで会員が減らないのだろう。不思議だ。

  March 28, 2005

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• 日本人と自動車と株式投信

  日本の産業の中で、何が一番強いかと考えると、やはり自動車産業ではないでしょうか。単に強いだけではなく、世界中で工場や販売会社を展開し、その国の従業員を雇用して利益をあげている。自動車産業だけ見ていると、日本人ってなんてたくましいんだろうと思ってしまう。昔アメリカで働いていたときに、アメリカ横断ドライブをしていたら、ケンタッキー州の田舎で突然巨大なトヨタの工場を見つけて立ち寄ったことがあります。アメリカのこんな田舎に巨大工場を建て、現地の人を雇い、車を作っているのかと思うと、その努力と根性に感動したことがあります。日本の自動車会社のレベルが高いのは、日本の消費者が車に関して非常に細かく要求が高いということもあるのかもしれません。日本の消費者の細かな要求に対応しようとおもったらメーカーサイドも創意工夫をしないといけません。走行性能、室内環境、燃費、概観、何かにつけて文句を言う消費者相手だと気が抜けませんね。その消費者に鍛えられて、日本の自動車産業は強くなったところもあると思います。株式信託や金融に関しては、日本の証券会社や投資運用会社はいまいちでした。護送船団で守られていたこともありますが、お客さんもあんまり金融サービスに対して苦情を言うことが少なかったような印象があります。自動車には厳しい日本人はなぜか利回りにはあんまりうるさくない。手数料や管理量だけは高くて、利回りの低い（というか元本割れを起こす）ファンドが1兆円売れたりしていました。日本の消費者は、株式投信に関しては、文句が少ないし、気前が良すぎるような気がします。個人投資家が高い運用成績を公表したり、それによって個人が刺激を受けたりしていれば、株式投信を選ぶ消費者の目もだんだん厳しくなってきて、日本のファンドもレベルが上がってくるのでしょうか。

  March 26, 2005

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• ネット証券への提案

  ネット証券が年々成長している。日本の個人投資家の株式売買の8割はネット証券経由らしい。松井もマネックスも楽天証券もE-tradeもカブドットコムも頑張っている。この大手5社は、なんとか他のネット証券会社と差別化を計ろうとしのぎをけずっている。手数料を下げたり、信用取引を延長したり、IPOを増やしたりと工夫をこらしている。その差別化のひとつに「このネット証券しか買えない投信」というのがある。私が使っているマネックス証券でもオルターネティブ投信というもの（内容はよくわからない）を始めている。ここでネット証券会社に提案があるのですが。簡単に言うと才能もあり人気のある市井のバリュー投資家を口説き落としてファンドマネージャーになってもらい、小型ファンドを作って発売するというのはどうでしょうか。「しんのバリュー投資家ファンド」や「ようの割安成長ファンド」「稲虎パワフルファンド」など非常に売れそうではないですか。もちろん個人投資家の方々には自分の資産の一部を冠ファンドの中で運用してもらい、そのファンドの運用益から報酬を受ける。この投信の特徴は購入手数料は少し高いが、その代わりファンドの組み入れ銘柄をファンド購入者だけは毎月教えてもらえる（運用してもらいながらかつバリュー投資の情報も得られるというのもミソです）。一口100万円ぐらいで、最高で3口までしか買えないようにする。購入希望者者が多ければ抽選にする。しんさんの本の売れ具合や角山さんのセミナーの人気、一方でさわかみファンド等が売れていることを考えると購入希望者は十分いそうな気がします。運用もしっかりしてもらえそうだし、おまけに自分の株式投資運用へのヒントももらえる。ネット証券にとっても利益のある話で、ファンド手数料のみならず、このファンドを買うために口座や資金を預けるだろうし、中にはファンドを担保にして信用取引するひともいるかもしれません。IPOよりも人気の出るファンドがでてくるかも。マネックス証券ぐらいがやってくれないかな。私は必ず一口買わせていただきます。PS　本文中は文脈の点から敬称を省略させていただきました。お許しください。

  March 24, 2005

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• 個人投資家の時代

  個人投資家サイトめぐりをしていると、若くしてバリュー投資家になった人は、20代ないし30代で数千万円の金融資産を既に保有している人も多いということに気がつく。そういう自己コントロールのできるしっかりしたバリュー投資家は年利30％以上でここ数年運用できている。仮にここに既に1000万円持っている若手投資家が、年間200万円づつ投資資金を追加しながら、年利25％で30年間株式を運用したら資産はいくらになるでしょうか。下記のサイトを利用して計算してみました。http://www.fidelity.co.jp/fij/plan/tool/goalcalc.html答えは157億円だそうです。毎年200万追加するのは大変そうですが、ボーナスを全部つぎ込むなり、夫婦共働きだったりだったりすると全く不可能な数字ではなさそうです。また年利25％というのも優秀な投資家なら可能な数字かもしれない。もちろん市場から撤退してしまう投資家も多いと思うが。20年、30年後の日本には竹田和平のような個人投資家が何十人も存在するのではなかろうかと思われる。たぶんあと4－5年で、資産10億円越えする個人投資家がじわじわ出てくるのだろう。時代は確実に変わってきていると思う。

  March 23, 2005

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• 年収と四季報スクリーニング

  四季報には各社社員の平均年収が載っている。性懲りもなくいろいろスクリーニングしてみました。スクリーニングで年収1000万円以上の条件で会社を探すと35社あった。4000社ぐらいの上場企業があるので、社員の平均年収1千万円以上の会社は1パーセントだけということになる。日本の企業の中で平均年収第一位はフジテレビで1529万円（39.8歳）1354名（単）だそうです。テレビ局はどこも給料が良いようで、ベストテンに民放キー局5社は全て入っています。一番安いテレビ朝日でも1357万円で第9位です。メーカーで入っているのはキーエンスです。全社の中でも第12位であり、年収1228万円（31.3歳）1423名（単）である。平均年齢31.3歳というのがすごいですね。実質フジテレビよりも高いんじゃないかな。森永卓郎さんではありませんが、年収300万円以下の会社でスクリーニングすると現在でも18社あります。17社は200－300万円ですが、年収100万円台の会社が1社あります。日本製箔5739で年収158万円（平均43.5歳）258名（単）だそうです。フジテレビの10分の１ですね。それにしても、立派なバリュー投資家になろうと思って四季報CD-ROMを買ったのに、何をしているやら。こんなヒマがあったら、バリュー銘柄のひとつでも見つけてレポートを書くべし。

  March 22, 2005

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• 売りのルール

  クリップを売ったこともあり、持ち株が上昇した時にどういう条件になったら売るか考えてみました。結論としては、バリュー投資でいくと決めたら、自分の基準で安いと思う銘柄は保有し続ければ良いし、市場評価が適正になった銘柄は売ることにします。当たり前すぎてなんの面白みもない結論ですが。クリップの場合これだけの高収益の成長銘柄が株価1000円前後、PER10倍前後に放置されていれば買うべきだし、PERが20倍を超えるようなら適正評価だろうし、PER30倍以上となれば過剰評価と思う。クリップのような割安成長株でもPER20倍を超えて適正評価となればいったん売ることにしよう。再び値段が下がってPER15倍以下になれば再購入するだろうし、このままずっとPER15倍以下に下がらなければ買わなきゃ良いだけの話だし。バリュー投資の方針どうり、買いでも売りでも自分のバリューのルールを守っていくことにしよう。将来への期待とか持ち株への親近感とかはあまり気にせずに。市場が評価しない間、長期に待つのは良いが、市場が評価してしまったら容赦なく売ることに決めた。PS　でもクリップのPERは予測PERだと16倍ぐらいだし、前期のPERだと20倍だし、そのへんが迷うところでもありますね。

  March 21, 2005

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• なぜ株価は激しく動く

  今年の目標としては、年率20％ぐらいを考えています。バリュー投資をしている方には去年のような相場だと50％ぐらいの結果を出している方も多い。ただ私のレベルだと、これぐらいが現実的ではと思っています。あんまり高い目標を持つと、あせって売買してしまいそうで。上昇しなくても良いから、下がりにくい株を買うのが目標です。長期的には、しっかり利益がでて、安定して利益が蓄積している会社なら、その蓄積された利益に応じて株価が上昇するものと考えています。借金も少なくROEが10％ぐらいで安定して成長している会社に投資すれば、理論的には年率10％ぐらい株価も上昇するのではと思っています。ただ株価というのは短期的には、相場の心理的な変化で、急激に上昇したり、下がったりしますね。クリップ4705なんて3ヶ月前までは株価1000円ぐらいで、動かざること山の如し、という感じだったんですけど、今年になったらあれよあれよという感じで3ヶ月で50％以上も上昇してしまいました。1630円で売っちゃいましたけどまた決算が過ぎて1300円以下に下がれば買うと思います。できれば資金のできる夏のボーナスの頃に下がっていてくれているとうれしいのですが。企業の成長力以上のスピードで株価が上がるとまた揺り返しがあると思います。チャートに頼って株を買うことはありませんが、相場の心理を考える材料として面白いですね。去年から株を始めてわかったのですが、相場というのは過剰反応の繰り返しという感じがして不思議です。

  March 20, 2005

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