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HANNAのファンタジー気分

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June 8, 2011
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カテゴリ:絵本の読み聞かせ

 久しぶりに小学校で読み聞かせでした。私が読んだは他の本だったんですが、今月はやはりこれ、かがくいひろし『がまんのケーキ』

 『だるまさん』シリーズなどで人気のかがくいさん、この本もほのぼのといい味の絵です。おいしそうなケーキを目の前にして、「けろこさん」の帰りを待つ「かめぞうさん」と「こいたろうくん」の、食べたい気持ちとがまんの気持ちが、もう我がことのように伝わってきます。

 特にかめぞうさん、読む人によって雰囲気が変わります。いろいろな声音で実際読んでみると、面白いです:

 こいたろう「ねえ、もういいんじゃないかなー」
 かめぞう「ならぬぞ。いまけろこさんはかいものにいっておる。かえってくるまで、がまんじゃ」

 でも、こいたろうくんが想像力全開でケーキのすばらしさを語ると、かめぞうさんもつい誘惑に駆られて、ケーキを食べようとしかけます。たかがケーキなんですが、ほんとに食べちゃうんだろうかと、ちょっとはらはらします。

 だいじょうぶ、二人はちゃんとがまんできました。
 それにしても、二人の待っているけろこさんて、どんなひと?
 と思ったら、ページいっぱいにどーんと現れるけろこさんのど迫力! ここで子供たちの声があがったりすることもあるみたい。

 そして、これを読むと、誰かといっしょにほんとにおいしいケーキが食べたくなるから、絵本の力って、すごいです。





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Last updated  June 8, 2011 11:58:23 PM
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