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カテゴリ:絵本の読み聞かせ
久しぶりに小学校で読み聞かせでした。私が読んだは他の本だったんですが、今月はやはりこれ、かがくいひろしの『がまんのケーキ』。 『だるまさん』シリーズなどで人気のかがくいさん、この本もほのぼのといい味の絵です。おいしそうなケーキを目の前にして、「けろこさん」の帰りを待つ「かめぞうさん」と「こいたろうくん」の、食べたい気持ちとがまんの気持ちが、もう我がことのように伝わってきます。 特にかめぞうさん、読む人によって雰囲気が変わります。いろいろな声音で実際読んでみると、面白いです: こいたろう「ねえ、もういいんじゃないかなー」 かめぞう「ならぬぞ。いまけろこさんはかいものにいっておる。かえってくるまで、がまんじゃ」 でも、こいたろうくんが想像力全開でケーキのすばらしさを語ると、かめぞうさんもつい誘惑に駆られて、ケーキを食べようとしかけます。たかがケーキなんですが、ほんとに食べちゃうんだろうかと、ちょっとはらはらします。 だいじょうぶ、二人はちゃんとがまんできました。 それにしても、二人の待っているけろこさんて、どんなひと? と思ったら、ページいっぱいにどーんと現れるけろこさんのど迫力! ここで子供たちの声があがったりすることもあるみたい。 そして、これを読むと、誰かといっしょにほんとにおいしいケーキが食べたくなるから、絵本の力って、すごいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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