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テーマ:DVD映画鑑賞(14197)
カテゴリ:映画と原作
夏頃から予約していて発売すぐに家に届きましたが、あんまり長いので、暇を見つけて少しずつ観ました。
「ロード・オブ・ザ・リング」でもそうでしたが、シアター版が新しいファン獲得用とすると、エクステンデッド・エディションは原作マニア向け。映画館で「無くて残念」と思ったシーンや『指輪物語 追補編』のエピソードが付け加えられています。以下ネタバレあり。 たとえばビヨルンを訪ねるとき、ドワーフたちがわざと2人ずつ出てきて挨拶をする場面。原作通りとはいきませんが、まったくカットされたかと思いきや、原作の風味を伝えるぐらいには再現されておりました。 あるいは闇の森の魔の川、白い鹿、眠りこむボンブール。ドワーフたちが彼をかついで進むいくつかのカットは、映画館用のシーンにうまくはめこんであって、これが単なる付け足しではなく、最初からエクステンデッド・エディションを十分意識して作られているのが分かります。 それから、気の毒なスライン2世もドル・グルドゥアの場面に登場し、指輪が取り上げられ、欠けた指をしているところをガンダルフに発見されます。「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドの欠けた指を彷彿とさせるあたり、心憎い演出でした。 もちろん、それでもまだ「無くて残念」な部分はあって、その多くは牧歌的な場面・・・ビヨルンの蜂蜜菓子、湖の町の「たらふく」。「糸くりテンテン」を始め樽の川下り、湖の町の予言など各場面で唄われる歌・・・ ところで映画を観たときから気になる点が。「エルフはお酒に強いのか?」という疑問です。映画「二つの塔」に確か、ギムリと飲み比べをしてもほとんど酔わないレゴラスという、原作にはないエピソードがありますが、今回の「ホビット」では、原作通りエルフの番人は上等のワインに酔って寝こんでしまっています。・・・矛盾しませんか? それともレゴラスだけが酒豪なのでしょうか。 もしかしたら、私のまだ観ていないオーディオ・コメンタリには、このようなトリビアへの答えがあるのかもしれません。オーディオ・コメンタリはとても興味深いのですが、本編映像と一緒に聞くとどうも集中できないので、あまり観る気になれません。文字に書いた物があれば読みたいのですが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 27, 2014 11:57:00 PM
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