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カテゴリ:映画と原作
鳴り物入りで始まりました、アマゾンのドラマ「ロード・オブ・ザ・リング力の指輪」。
私このためにプライム会員代を払っているようなものですので、とりあえず、1話目を観ました! 大画面で観たいとFireTV(安いの)を買ったら、まさかのIpv6非対応(Wifiの通信方式の話です)で、使えなかった(涙)。うちはIpv4だと通信がぶち切れなので、こないだ6に変えたところだったんです。結局お手軽にスマホの小さい画面で観ました。 で、(以下ネタバレあり)やっぱりガラ様(ガラドリエル)がまず出てきましたね。「ホビット」「ロード・オブ・ザ・リング」と共通の登場人物で第2紀に生きてたのって、ガラ様とエルロンド(彼もすぐ出てきた)だけですもん。ちゃんと二人とも、映画版の俳優さん(ケイト・ブランシェットとヒューゴ・ウィーヴィング)と似たお顔の若い俳優さんでした。 びっくりなのが、ハーフット族(ホビットの先祖たち)です。えー、第2紀にも居たんだ。いや、居てもいいけど、服装や生活様式がすごく細かく描かれていて、制作陣が一生懸命くふうしてるんだな、と思いました。 ハーフット族やシルヴァン・エルフと人間の女性など、オリジナル登場人物がたくさんいますが、彼らの場面とガラ様の場面がかわるがわる出てくるように作ってあって、視聴者の興味をがんばってつないでいっています。 そして共通するのは、各場面の主人公たちは、“みんなと同調することをあえて拒む者”であること。ストーリーを展開させていくのは、いつだって、みなと違ったことをした人なんですね。ガラ様は悪の滅亡を信じず西方ゆきを拒むし、シルヴァン・エルフのお兄さんもそう。そういえば、ビルボもホビットとしては少々変わり種でしたっけ(フロドはそうでもないけど!)。 舞台を第2紀にもってきたのは、ある意味よかったかも。原作では中つ国は空白時代で、ガラドリエルでさえどのような日々を送っていたのか詳しくは書かれていない。 だから、アマゾンは結構自由にドラマが創れちゃいます。「シルマリル」に詳しい第1紀のエピソードには最小限しか触れず、とにかく第2紀を自由に描く。ガラ様の勝ち気でちょっとワンマン的な性格さえ崩さなければ、エルフ戦士を率いて遠征に行ったり、トロルとバトルしたりしても、“それもありかもしれない“。 つまり壮大な「二次創作オリキャラあり」。細かい目くじらはたてないで、なるほどこんなふうに創ったのね、と楽しく鑑賞することにします! 上のエルフとシルヴァン・エルフが出て、ホビットの先祖も人間も登場したから、次はドワーフが出てこなきゃ、ですね。モリア建設かなあ。 あとまだこれから、ヌメノールの歴史をやらなきゃいけないんだけど、大変だろうなあ。ゴンドールの祖先の地といっても、映画版と共通キャラは居ないし、地理的にもイメージしにくい気がする・・・なんて、心配になっちゃいます。 もしこのドラマが成功したら、次は第1紀を創る気かなあ。先走ってそんなことも思いながら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 3, 2022 11:48:34 PM
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