|
カテゴリ:見仏(けんぶつ)
おはようございます。いーぴんです。
連日の見仏です。これぞ、奈良にいる醍醐味のような^^ 時間があるときはめいっぱい見仏です。 今回は法華寺さん。6月5日~9日まで国宝十一面観音御開扉です。 知ってる人は良くご存知なので改めて紹介も必要ないかもしれませんが、一応簡単に説明。 聖武天皇のお后さんの光明皇后が建てられたお寺で、東大寺が日本総国分寺であるのに対して、 法華寺は日本総国分尼寺という位置づけで建てられました。 法華滅罪之寺(ほっけめつざいのてら)、インパクトのある名前なので日本史の授業の時すっと入ってきた名前です。 奈良には大和三門跡(やまとさんもんぜき)というのがあり、中宮寺、円照寺と法華寺をさします。 「門跡」は簡単に言うと、皇族や貴族出身者が継ぐお寺という意味です。 さて、今回で4回目の法華寺さん。「国宝十一面観音御開扉」ということで 十一面観音さんに会いに行きました。 入り口で、お庭はどうしようと悩んだ結果、やっぱり拝観ということで、 「華楽園・浴室(からふろ)・光月亭」拝観付のチケットを購入。1000円也。 まずは、浴室(からふろ)から 光明皇后が病人のために造ったといわれています。いわゆるサウナのようなものです。 こういうデザインになぜか目が行きます。 次は華楽園。 去年うかがったときは、大きな蓮の花が咲いていたのですが、今年はまだのようです。残念。 多くの草花があります。あまり整然としていないので、気楽に見て回れます。 華楽園を通って光月亭へ。 光月亭は月ヶ瀬村の民家を移築したものです。 理屈抜きで古い建物は落ち着きますね。縁側でしばしまったり。 さて、そろそろ拝観ということで本堂へ。 ご本尊十一面観音さんは観るたびに違った印象を持ちますが、今回はこんなにスリムだったっけ?という印象。 蓮の葉の光背が珍しいのですが、ゲストハウスに来たお客さんが「おでんが背中に刺さってるみたい」 といっていたのを思い出しました。これこれ。 もともとあった丈六仏の仏頭。大きいです。 全体が残っていれば、かなり大きな仏像だったでしょうね。 例のごとく、納経帳に御朱印をいただき至福の時間終了。 仏欲解消の2日間でした^^ 最後に、少し気になった瓦です。これなんでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.08 09:27:27
コメント(0) | コメントを書く
[見仏(けんぶつ)] カテゴリの最新記事
|