テーマ:中国&台湾(3305)
カテゴリ:世界を見る切り口
「東アジア共同体」という、
日本人にとって壮大な税金の無駄遣いになる枠組みが クアラルンプールで 四の五の論じられている(らしい)。 ま、茶番です。 12月11日付のニューヨーク・タイムズに掲載された 「スペインの斬新デザイン建築ブーム」 についての記事(Robin Pogrebin 記者)を読んで、 ほほぉぉぉぉぉ … … と思った。 仏独に比べて何かと遅れているスペインがEUに加盟するにあたり、 「格差是正のための基金」から なんと 1100億ドル(=13兆2千億円) もらったのだそうだ。 スペインが最近 斬新なデザインの建築物を建てて元気がいい理由のひとつだ、 というのである。 ほぉぉらね。 中国が何で「東アジア共同体」に熱心かわかるでしょ。 アジアの盟主面(づら)して 「東アジア共同体圏内の社会基盤格差是正のための基金」 を作らせて、 それができた途端、こんどは 「ぼくちゃんは、アジアの最貧国でちゅ」 とブリッ子して、 日本からカネをもぎ取りたいのですよ。 もちろん、 国境をとろとろにして、 余剰人口を日本やASEAN諸国へ吐き出したいというのが、 最大の動機でしょうがね。 分かってんのかね、官邸や外務省は。 ニューヨーク・タイムズの原文: In joining the European Union, the country [Spain] became eligible for funds intended to equalize the standard of living in member countries. Spain received $110 billion to improve rail lines and build new airports, highways and bridges. 「EU加盟にあたりスペインは、 加盟国生活水準同等化のための基金からの 醵出(きょしゅつ)金を得る資格をえた。 スペインは、 鉄道の改善や新空港・高速道路・橋の建設のために 1100 億ドルを受け取った。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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