本格ミステリーでした。
連続殺人を扱ってるしR12指定だし、最初から最後までスプラッタだったらどうしようと
警戒してたんですが思ったほどでは無かったので良かった良かった(^-^)
このところド派手な映画ばかり観ていたのでずいぶん大人しい印象がありました。

1970年代のサンフランシスコを再現してるらしいが、アメリカに行った事の無い身としては
何の感動も受けない。が、アメリカ人が見れば「三丁目の夕日」的な気分になるのかもしれない。





2時間半も使って結局何を伝えたかったのか・・・・・

事件を追ってた新聞記者エイブリーはいつの間にかアル中で転落の人生をたどってるけど
何故？原因がわからない。

彼に代わって事件を追い始めたイラストレーターのグレイスミス、家庭を放り出してまで
事件にのめりこんで行くけど、そのきっかけが曖昧。

最初に本格ミステリーと書きましたが、事件の謎を解く、犯人を推理すると言う意味では
本格と言っても間違いは無いと思うけど、事件そのものが未解決なので『概ね本格』と訂正します。

「名探偵、皆を集めてさてと言い・・・」の謎解きの部分が抜け落ちて肝心なところで
幕を引かれた気分です。


トースキー刑事のマーク・ラファロって良い声してます。
語り口もソフトで刑事役とは思えない。
私、声に惚れたのは彼で二人目(^^;

トースキーの相棒アームストロング刑事、どこかで見たことある、誰だっけ～～～？？？
検索したら出てきました「ER」のグリーン先生アンソニー・エドワーズ。
わからなかったよ。ヘアスタイルって重要ね。

ブライアン・コックス演じるメルビン・ベリー、彼はスタートレックに出ていたらしい。
映画の中で役名を言ってたけど忘れてしまいました。さらっと語られたスタートレックの話題で俄然気になってしまい7月から某局で放送されるデジタルリマスター版を録画しようと決意しました。

映画の感想・・・・消化不良を起こしてしまいました。どうやって解消しようかしら。