2006年　イギリス
監督　　ロジャー・ミッシェル
キャスト　ピーター・オトゥール
　　　　　レスリー・フィリップス
　　　　　ジョディ・ウィッテカー

老いらくの恋と一言では片付けられない、いろいろと考えさせられました。

　



70代のベテラン俳優モーリスはある日田舎から出てきた若い女性と出会う。
友人イアンの身の回りの世話をするという触れ込みだったがかなり荒んだ女の子でイアンは
会って24時間経たないうちに悲鳴を上げていた。
が、モーリスは何故かこの女性に心惹かれる。

いろんなサイトで解説文を読んでみたけど、自由奔放な女性って解説が多かった。
う～～～ん、そーなのかなぁ。
自由奔放と言うより拗ねてるとかひねてるの方が合ってる気がした。

モーリスは下心丸出しで彼女に近づくけどいやらしくないのは
ピーター・オトゥールだからなのか。
70過ぎて色気たっぷりなのはピーター・オトゥールだからなのか。

老いは誰にでもやって来る。
避ける術は無い。
どんな老人になるのかなぁと一抹の不安と期待を抱かせてくれました。


ところで、
キャストの平均年齢もメチャクチャ高いけど、観客の平均年齢も高かった。
多分60は越してたんじゃないか？
おじいちゃま、おばあちゃまばっかりで私より若い人は見かけなかった。


B+