テーマ:映画館で観た映画(8530)
カテゴリ:【映画】 お気に入り度☆☆
2008年 アメリカ イギリス
監督 ジャスティン・チャドウィック キャスト ナタリー・ポートマン スカーレット・ヨハンソン エリック・バナ 16世紀イングランド。新興貴族のブーリン家は、世継ぎに恵まれない国王ヘンリー8世に長女アンを差し出す。彼女が世継ぎの男児を産めば、一族は富と名声が得られる。しかし、王が目をかけたのはアンの妹メアリーで……。後に英国黄金時代を築くエリザベス1世の母となるアン・ブーリンと、その妹メアリーの王の寵愛を巡る確執を描く歴史劇。 アンの妹メアリーも王の寵愛を受けてた?? この部分は史実なのかフィクションなのか不明です。 美しく優しいメアリーと野心に燃えたアンの対比はすばらしかった。 私の最初のイメージではナタリーがメアリーを、スカーレットがアンを演じた方がぴったりくるような気がしていたが、ナタリーの狡猾そうな目やスカーレットの慈愛に満ちた表情を見てるとこれも有りだなと思えた。 ブーリンさんちのご家族はそれぞれしっかり描かれてたのに、何だかピンと来なかったのはヘンリー王。 バナ兄さんは「トロイ」の誠実で優しい夫で戦士のヘクトルのイメージが強すぎて、あの同じ顔で同じ表情で王様を演じると女をとっかえひっかえしたやりたい放題の男(ヘンリー8世は知的な名君だったそうです)には見えない。 じゃぁ影が薄かったかと言えばそうでもなくて、火花を散らす姉妹の間でしっかり存在感を示していた。 アンは王妃が気に入らなければさっさと放り出すって道を付けたのかもしれない。 あれほど男の子を欲していたのに王位を継いだのがアンの産んだ女の子エリザベスだったのは 皮肉だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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