テーマ:映画館で観た映画(8533)
カテゴリ:【映画】 お気に入り度☆☆
2009年 日本
監督 大森美香 キャスト 小林聡美 伽奈 加瀬亮 もたいまさこ さよ(伽奈)はタイ北部、チェンマイのゲストハウスで働く母(小林聡美)を訪ねる。4年前、祖母にさよを預けて旅立った母は小さなプールのある場所で、オーナーの菊子(もたいまさこ)や手伝いの市尾(加瀬亮)らと楽しそうに過ごしている。そこにはタイ人の少年(シッティチャイ・コンピラ)も同居しており……。(シネマトゥデイ) 小林聡美ともたいまさこのほんわかした雰囲気が好きです。 さよの葛藤はひとまず置いといて、ゆったりと日々が過ぎていくスローライフは、気持ちよさそうだけど、実際に踏み切るには勇気がいるな(^^ゞ 内容に触れた感想になりますのでご注意下さいね。 なんにも事件が起こらない、そーゆーのって割と好きです。 タイくんだりまでやってきて、観光するでなく、朝寝坊してご飯を食べて買出しに行って ご飯を食べてぼんやりして遊んで・・・・・ だからこの作品、嫌いじゃないんですがね。以下の部分を切り離したらヾ(・・;)ォィォィ 4年間ほったらかしにされてて娘の方には色々言いたい事もあれば母親に対して素直になれない気持ちもあるのに、母親のほうは「あんたは大丈夫だと思ったのよ」の一言で片付けちゃって、娘としてみれば「そりゃないだろ~~」ですよ。 それでも何故か親子の距離が多少近くなってるような気がするが・・・ そりゃ強引過ぎるでしょ。 面白いと思ったらさっさとそっちに行っちゃう人は子供なんか産んじゃいけないんだよ。 「あんたは大丈夫だと思った」は勝手な思い込みで、娘は実際傷ついてるわけで。 まぁ、子供生むのも面白そうだと思って生んだんだろうけど、15年もすれば子供との暮らしに飽きてしまったのか? この母親のありようにどうにも共感できなくてね。 キャッチコピーの「理由なんて愛一つで十分だ」って、意味が分からない。 娘も含めて自分以外の人間に対する適度な関心と無関心が愛なのか? 距離感という言葉を使ってるけど、深い関わりを拒否する便利な言葉にしか聞こえない。 せっかく綺麗な気持ちよさそうなプールが目の前にあるんだから泳げよ!! これが最大の感想かも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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