『コランタン号の航海 1―水底の子供』
山田 睦月　著

19世紀、「出る」と噂のなにやら怪しげな船コランタン号に配属された若き海軍士官マードック海尉の冒険。

19世紀のイギリス海軍のお話しです。ナポレオン戦争の真っ只中。
1811年だからSharpe's Battle だね・・・って（爆）

同じ時代のホーンブロワーはドラマは見たけど・・・若いヨアンが可愛い！！・・・原作は未読だったんですが、これを読んで原作もポチしました！は置いといて、
帆船を描くの大変だったろうなぁ。
マニアがいるからね、フリゲートだのなんだの、マストの数とかなんとかかんとか。

1巻は登場人物の紹介と船内の様子とお化け話。
後半になってやっと任務が始まります。
お化けに伝説になかなかオドロな雰囲気なんですが、主人公のマードックが徹底的に現実主義者で目の前の不思議を認めようとしない。そこが面白い。


作中で乗組員さんたちが「Spanish Bride」を歌ってるんです。
Farewell and adieu to you Spanish lady
Farewell and adieu to you ladies of Spain
歌詞は若干違うんですがね。
萌えました～～～～
ハグマンの声が聞こえたような気がします。

映画「マスター・アンド・コマンダー」とかドラマ「ホーンブロワー」とか
帆船好きとかシャープ好きにオススメです。