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2010年03月11日
テーマ：本日の１冊(3692)
カテゴリ：本 ☆☆☆
 テルマエ・ロマエ（1） タイムトラベル物が好きです。 古代ローマが好きです。 カバー絵にちょっと引けたけど、この2つのキーワードの魔力には逆らえないでしょう（笑） ハドリアヌス帝時代のローマで公衆浴場専門の建築家ルシウスは新しい浴場の建設で悩んでいた。ある日湯船に浸かっていたルシウスは湯に沈み、出てきた所は現代日本の銭湯だった。 ローマ市民のルシウスは「ローマ人に在らずば人に非ず」ぐらいに思ってて、初めて出会った日本人を辺境の地からつれてこられた奴隷だと決め付け、密かに「平たい顔族」と名づけた奴隷達の風呂の高度な文化に驚愕する。高度な文化・・・大きな板ガラスだったりプラスチックの桶だったり冷たく冷やしたフルーツ味の乳飲料なんだけど。 銭湯をじっくり観察してるうちに意識が薄れ、気が付くとローマに帰っていて、早速銭湯をまねた公衆浴場を作り大受けする。 面白いですよ。 日本の風呂文化を見直しました。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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