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2010年03月30日
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2007年  イタリア/フランス/スペイン/ドイツ
監督   アンジェロ・ロンゴーニ
キャスト アレッシオ・ボーニ

あらすじ: ミラノからローマへ出たカラヴァッジョ(アレッシオ・ボーニ)。画家のマリオ・ミンニーティ(パオロ・ブリグリア)の協力で工房に入り、次第に成功を収めていく。しかし、教皇に献上する絵のモデルに町の娘のレナ(サラ・フェルバーバウム)を使ったことから非難を浴び、レナに対しても危害が及んでしまう。逆上したカラヴァッジョはレナに傷を負わせた相手を刺してしまい……。


天才画家カラヴァッジョの生涯を描く。
プチ・カラヴァッジョスキになってから彼に関する本をかなり読んでるからストーリーに付いて行けたけど、そうでなければ置いてけぼりになったかも。紙幣の肖像になってるほどの有名人だし本家イタリアではこれで十分理解できるのかも知れない・・・けど5000円札の新渡戸稲造の事をどれだけ知ってるかと言えば名前だけだしなぁ(^^ゞ

それは置いといて、
暗い画面の中にスポットライトを当てたようなカラヴァッジョの作風を生かす映像がすばらしい。衣装も素敵だったしキャストも良かった。ただ音楽がね、ドラマチック過ぎましたよ。

これほど恵まれない画家もいないんじゃないでしょうかね。
時の権力者をパトロンに持ちながら逃亡生活でボロボロになって旅の途中での孤独な死。
感情を抑える事ができれば富も名声も手に入っただろうに、だから余計に後世の人たちを魅了するんでしょうねぇ。

カラヴァッジョの代表的な絵と映像美、見る価値はありましたよ。





ここから私情入りまくりです。スルーしちゃって下さい。

カラヴァッジョの生涯が終わろうとするところから始まり過去を回想する、これがデレク・ジャーマンの「カラヴァッジョ」と同じでついついあっちを引き合いに出しながら観てしまったのは仕方ない。アンジェロ・ロンゴーニがかなり史実に忠実に作ってるのに比べ、デレク・ジャーマンは趣味に走った作品にしてるので全然別のものなんですが。
ナイジェル・テリーとアレッシオ・ボーニも雰囲気が似てたな。

今回のラヌッチオは観なかった事にしよう。私の記憶から削除!
カラヴァッジョのとりまきは少年からおじさんまで可愛かったりカッコ良かったりするんだけど、それ以外の人たちって美しくない。なかでもラヌッチオは最悪だったな。
ショーンのラヌッチオとリンクさせてしまったあたしが悪いんだけどね。
別の映画なんだからどんなラヌッチオだっていいじゃないかと理性は言うんだけどね(爆)





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最終更新日  2010年03月31日 10時30分51秒
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