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カテゴリ:本 ☆☆☆
『扉守』
光原百合 著 内容(「BOOK」データベースより) 瀬戸の海と山に囲まれた懐かしいまち・潮ノ道にはちいさな奇跡があふれている。こころ優しい人間たちとやんちゃな客人が大活躍。待望の、煌めく光原百合ワールド。 この人は読む度に違う顔を見せてくれます。 これは瀬戸内に面した小さな街を舞台にした連作短編ファンタジー。 「帰去来の井戸」でいきなり不思議な世界に導かれ、読み終わると暖かい気持ちになってました。町の描写から尾道だろう事はすぐに分かります。著者の尾道を愛する気持ちがよく伝わってきます。それでも読みながら私の頭に浮かんだ町の風景は竹原でした(^^ゞ これはストーリーも良いんですが、ここに登場する人たちはとっても優しくて、その人たちの話してる広島弁がすごく上品に思えてきたから不思議です。えぇ、広島弁は普通に話してて他県の友人から「喧嘩売ってる??」と言われたぐらい荒っぽいので。 扉守 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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