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カテゴリ:侍義療法
人間の身体と向き合う仕事というのは、実に難しいのですが、難しいというのは知識や知恵にとらわれますと、更に難しくなります。
人間の身体と向き合う仕事の代表が医療、即ちお医者様になるのですが、お医者様でも本物のお医者様は、おそらく自分が治すとは思っていないでしょう。 治すのは患者さん自身の身体(命)だと。 では、患者さんが何かしらの治療を受けて、その症状が消えて楽になった時、何に感謝するでしょうか? お医者様、治療者、クスリ、健康食品、云々、、、 そのほとんどが、目に見えるものです。 人間の体は自然であり、目に見えるものだと思っていますが、自然というのは目に見える世界だけでは決して成り立ってはいません。 同様に人間もそうですね。 今回の勉強会で、たくさんの学びがありましたが、中でも重要だと感じたことは、命を中心に据えて患者さんの体と対することです。 もちろん命よりも大切なことはありますが、患者さん一人と対した時は、患者さんの命を中心にしっかりと据えて聞いて行くと、患者さん一人一人のより正しい整体が見えて来るということです。 ナルサワ自然療法院 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.17 19:00:04
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