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健康が一番 身体が資本

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ヨシト2749

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2013.11.19
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カテゴリ:心身診癒療法
先月下旬より白血病の子供さんを診てまいりましたが、残念なことに他界されました。

施術を始める前日くらいに余命数日との宣告を受け、家族の方は諦めていて、末期状態の中で始めたとも言えます。

実際、その姿は生気を感じるものではなく、眠っているように横になり、声を掛けると多少答え痛みを訴えますが、多少身動きをする程度でした。

施術にて子供さんの身体に問いかけると、この状態から回復するとの反応があり、それならその反応を信じて命を掛ける決意をしまして施術を始めました。

その日から数日後には、お腹が空いたのでサンドイッチを多少食べるなどと元気をとり戻し、血液検査の数値は良い兆しを見せていました。

しかし、元気を取り戻してきたことが災いとなったのか、抗がん剤の投与がなされ、身体はパニックになったようで様々な症状を引き起こしました。

特に鼻からの出血は、一時的に止まることはあってもすぐまた出血し、その後の子供さんの生死を分けたと言っても過言ではありませんでした。

抗がん剤と様々な身体に現れる症状(鼻からの出血も含め)との関連性がどうであるかは分かりませんが、医師・看護師の皆さんは症状の抑制に務める投薬等の治療を今まで以上に行い頑張っていらっしゃいました。

私からの身体への問いかけに対しての身体の反応は、症状に対しての緩和を要求することもありますが、基本的に身体は回復を目指しているため、身体の機能をフルに活かしての治癒することの協助を私に願います。

一時的に回復をみせるものの、生命力が削られて行くかのように様態は悪化して行きました。

本人の意識の強さ・体力もあり、苦しくても弱音を吐かない心身は全く生に対して諦める素振りはなく、それは最後の最後まで変わらなかったです。

本当に素晴らしい生命力の強さを発揮し、苦痛や癌と闘っていました。

この子の心身がそうであるならば、私も決して諦めることなく、昏睡状態に陥り1%に満たない望みであろうとも施術を続けさせて頂きました。

21回目の直接施術を終え、身体が母親の身体を介しての施術を願い始めようとした時、最後の時は来ました。

看護師の方が病室に入ってこられ、母親の身体を介しての施術は始めることができず、身体の向きを変えると同時に、命の灯火が静かに消えて行きました。

最後の施術で身体が最後に要求したことは、真の愛でした。

ナルサワ自然療法院





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Last updated  2013.11.19 14:40:57
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