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カテゴリ:心身診癒療法
人にそれぞれの個性・性格があるように、身体にもその個性・性格が反映されていると私は考えています。
四十肩・五十肩で悩まれて、その専門のところで治療を受けられたとして、全員に同じ治療をされるとしたら、治る方と治らない方が必ず出てくるはずです。 上半身の精密検査し血液検査などをして、その検査に基ずく治療が同じになるというのは早計な気がします。 肩の構造は同じであったとしても、その患者さんの身体の動かし方、緊張と弛緩を繰り返す神経と筋肉・靱帯の動き、肩腕の動かし方をすべて把握して行う治療であるならば、尚更でしょう。 それ故、四十肩・五十肩に効果がある手技でも、効果がある人とない人が出てくるのは仕方のないことだと思います。 症状の箇所のみにとらわれて、患者さんの身体にとって本当に必要な箇所に治療を施せなければ、期待した効果は表れにくいのも必然でしょう。 肩に表れる症状を、肩と上半身までの判断より、心身全体から必要な個所を求めていく方がより適切とならないでしょうか? 広い視野をもって取り組むべきだと思います。 木を見て森を見ずのことわざは大切だと思います。 身体の個性・性格を尊重するならば、ある一定の傾向とその方の個別の内容を組み合わせることにつながり、オーダーメイドの治療の意義と価値が見えてくるはずなのです。 ナルサワ自然療法院 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.24 23:59:40
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