ずーっとお金に困ってた その3
おはようございます。夜明け女です。
自力で返済できなあなら破産してしまえ!という考えもありますが、
当時、義父の負債と資産は拮抗しておりました。
また、田舎町の病院での収入、札幌の古アパートからの家賃収入に義父母二人の年金収入(60歳から満額もらえる時代でした)もありました。
ゆえに破産の選択は無く、毎月の返済が軽くなればやり過ごせる!と考えました。
今の私なら、当時住んでいた六本木の区分所有を売却して、
銀行に一部返済することで毎月の返済額を圧縮するのが最善の方法だったと思います。
しかし、不動産を売買することなど考えた事が無く、またそこで生活していたこともあり、当時の私には全く思い付かないことでした。
相変わらず銀行と義父から返済の援助を 頼まれる中でダーリンが言い出しました。
「父からあの建物(三年で撤退した自宅兼病院)を買い取って、あそこで俺が開業しよう」
ダーリンは医者じゃないので病院を買った所で改造しないと利用出来ません。
何よりマーケティング的にその立地はダーリンの開業地として適していませんでした。
それでも、当時はそれしかない思いで、
ダーリンは自分の開業費として一億近い融資を受け、私はその保証人になりました。