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横浜美術館で開催されている「ルーブル美術展」に行ってきた。開催終了日まであと一週間と言うぎりぎりの時期だった上に本日は日曜日、と言うこともありとても混み合っていた。ディズニーランドでの長蛇の列に並んでいるか、のように入館まで1時間20分も待ったのだ。横浜住民で行こうと思えばいつでも行ける距離にいて、何故わざわざ今日を選んでしまったのだろう・・と後悔しながらも長蛇の列に並ぶ。当日券を既に購入してしまっていたし、フランス国外初公開となるアングル「トルコ風呂」をはじめ、日本初公開の56点を今回見逃すわけにはいかない、と思ったから!!パリの「ルーブル美術館」には二年前に行った。一人で一日中ここにいたが、全ての作品を満足行くまで見切れなかった。本当に広いから、全て満足行くまで見たいと思ったら最低私には1週間位必要だ、と思った。体力的にも1日では疲れきってしまう(笑)
今回は「フランス革命、ナポレオン帝政から二月革命に至る激動の時代のフランス絵画」に焦点を絞っており、厳選された数十点をちょうど良い具合に満喫!!どんな風に近代絵画が成立したかをより良く知ることが出来たから良かったと思う。18世紀のフランス絵画は貴族社会の栄華とその衰退を物語っている一方で、19世紀前半のフランス絵画は、新たな市民の誕生に向けた壮大な歴史的な叙事詩をその背景としている、とのこと。新古典主義からロマン主義への移行、そして写実主義の誕生に至るまで、この時代の絵画が次々と新しい表現を生み出し、やがては印象派に代表される近代絵画の誕生の準備へ。 1789年に勃発したフランス革命で絶対王制が支配するアンシャン・レジーム(旧制度)が終結。その革命勢力の中から新興市民階級の支持を得てナポレオンが登場!このナポレオンが海外遠征で次々と勝利し、国民の絶大な支持を得、そして皇帝の地位に。このナポレオンがイタリア遠征の際に古代ローマやルネサンスの美術品をフランスに持ち帰ったことが古代ローマ復興のきっかけとなった、と言う。2年前に2回も頂上まで登った程、感動的だった凱旋門。あれはまぎれもなくローマ様式の建築物だったなぁ・・。関係ないけど「凱旋門」から見渡せる「シャンゼリゼ通り」の夜景、最高です!大好きな夜景NO1かな~。もちろん、夜の輝く「エッフェル塔」も素敵だけどね。 興味を持った作品を何点か。 ☆新古典主義:ジャン=オーギュスト=ドミニク=アングル 「泉」:1820年~1856年の作品 Compared with the Romantic Delacroix, Ingres embodied, until the 1850's, the other major pictorial trend, Classicism. The feminine allegory depicting the source and coming straight out of Antiquity was the pretext for the artist to paint a nude, a theme which punctuates all his work and remained a much favoured subject for the Academic painters who were the heirs of the Neo-Classicism of David, Ingres's teacher. As often, the latter attempted to reconcile imitation of nature and the fire ideal; There is nothing of essence to be them, there are still things that need to be done to maintain the cult of Truth and perpetuate the tradition of the Beautiful. ☆ロマン主義:テオドール=ジェリコー 「賭博偏執狂」:1822年~1823年頃の作品 A friend of the painter, Dr Georget, who specialised in insanity, urged Gericault to paint a series of half-length portraits illustrating various types of mental illness. The painter took care to avoid portraying madness in its grotesque or comical forms. instead, with great freedom in his brushstrokes, he soberly and aptly rendered the closed world of these patients whose extreme sensitivity can be glimpsed on their faces. またパリに行きたいな。そうだ!その前に「世界史の授業」を高校生と一緒に受けさせてもらおう!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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