意識の継続で願いは叶う
わが家には屋根裏部屋的3階がある。2階から梯子で8段上ると3階だ。4畳ほどの広さで娘たちの秘密基地的場所となっている。長女がここで寝るようになったは確か去年の11月ごろだった。「二段ベッドがほしい。 買ってくれるまで3階で寝る練習をする」そう言って長女は3階で寝るようになったのだ。確かにここは天井も低く2階から見るとかなり大きめの二段ベッドのようにも見える。それなら3階を二段ベッドと思ってずっと3階でねてたらいいやんと私は思っていたのだ。しかし長女にとってはあくまでも練習なのである。いつかきっと二段ベッドで寝るぞと毎日夢を見ていたのかも知れない。自分の願いを毎日忘れることなく練習という行為でもって意識を継続させていたともいえる。連れ合いの知人Yさんが引っ越すことになった。「荷物になるからうちの二段ベッドをもらってくれる?」そんな話がまいこんだ。二段ベッドをもらってもどこに置くのか。わが家にはもうそんな空間なんてないだろう。そう思った私は連れ合いに、「もらわなくてもいいんちゃう?」と意見を述べ、長女に、「これまでと同じように3階を二段ベッドと思ってたらいいねん」と話して聞かせた。しかし私以外の家族全員は団結しあい、「二段ベッドをもらう」自分たちの主張を曲げることなく貫き通した。連れ合いはメジャーを持ち出しここなら置けるという空間を見つけ出しもした。彼女たちの勢いに押され私は、「それやったら…」と二段ベッド運搬の手伝いを買って出たのであった。そこで今朝9時半にYさん宅に出向き二段ベッドの解体・運搬・組み立て作業を遂行したのである。いやはやこの二段ベッドが実に実にすばらしい。木でできており色合いや模様といい木造建築のわが家にドンピシャリである。それに新品同様でとてもきれいだ。二段ベッドなのだが実は三段ベッドとしても活用できる。一番下の段は物置的収納棚だがこれを取り出せば充分ベッドとしても使えるスグレモノなのだ。昨日ディーパック=チョプラ著『あなたが「宇宙のパワー」を手に入れる瞬間』という本を読んだ。あなたが「宇宙のパワー」を手に入れる瞬間なるほどそうなんだなあと思う記述にいくつも出合えた。143頁にある「願い、努力せずにいれば、叶う」から一部を引用しよう。「思い出してください。庭師は種を植えたら後は手放します。彼らは庭に注意を向けます。ーー無条件の注意を。そして彼らは疑いをもちません。あなたに関しても同じことです。あなたの意識の中に目標を定めて、あなたの注意を向け、疑いません。それについて努力せずにいれば、願望は実現します。願望は土の中に埋められた種のようなものです。それらはちょうど良い季節を待って、自然に美しい花々を咲かせ、堂々とした木々へと成長します。」意識を継続すれば願いは叶うのですね。