木苺の瓶詰め
「お父さん、今日は違う道で行こ」愛犬ゴロウの散歩のおり長女がそう言った。今朝は散歩がてらに木苺(きいちご)を採りに行くのだ。最近、娘は友達に木苺のありかを教えてもらい、その子とよく木苺狩りをしているらしい。いつもの散歩道から田圃の方に向かい狭い路地に入って行くと、辺り一面、木苺が群生していた。「へー、こんなところよく見つけたなあ」この地に移り住んで5年目を迎えているが、こんなところがあるなんて知らなかった。早速、娘たちと木苺狩りをした。鮮やかな赤色の木苺をつぶれないようにそっとつみ取る。つぶれた木苺をその場で食べてみた。甘酸っぱくておいしい。熟し切った濃い赤色を試しに食べる。これは実に甘いのだ。中にアリがいることもあり、ペッペッとはき出すこともあり。もってきたマヨネーズ瓶が一杯になったところで、本日の木苺狩りは終了。それでもまだまだ木苺はたくさん群生している。来週の土曜日まであるかなあと思いつつ家に帰った。そのまま食してもおいしいのだが、娘はこれでジュースを作ってくれた。おいしくいただきました。ごちそうさま。