不審物で再びの緊張
「誉一さんにまた頼むことができました」「何ですか」「実は自転車が消えちゃったんです」「えっ……」アムステルダムからフライブルクに向かう電車内でのこと。英揮さんは分解して袋詰めにした愛用の自転車を便所の前に置いていた。ところが駅員がこれを不審物と思いアムステルダム駅に下ろし没収。英揮さんが気づいたのは電車が出た後だった。そこで本日早朝から英揮さんは再び単独アムステルダムに向かう。往復12時間以上。夕食までにはフライブルクに戻るという。本日は朝9時からフライブルグ市内を1日みんなで視察する。フライブルク大の留学生Sさんを招き夕食までの団体行動。再び私は添乗員的役割を担う。今度は私を含め全員で35名。しっかりしなければ……。再びの緊張感。フライブルクエコツアー添乗員Sさんの案内でフライブルク市内を視察。午前中はボーバンという町を中心に見てまわる。パッシブ住宅やゼロエネルギー住宅・プラスエネルギー住宅を見学。午後は黒い森シュバルツバルトを散策した。雨に降られたが何とか夕方にはホテルに帰還。