蘇る有田和正先生の板書技術
「チョークを正しく持っていますか」有田和正先生が先日の講演会でそう問いかけた。「チョークはペンのようにして持つ先生がいますが…。 チョークはこう持つんですよ」はて、自分は正しく持てているのだろうか。本日その疑問をふと思い出した。今まさに黒板に日付を書こうとした瞬間である。改めて自分の持ち方を確認する。おお、正しく持てている。有田和正先生の板書技術を20代のころに学んだ。それが今でも活きている。うれしい。私が黒板にまず日付を書くのも有田和正先生から学んだこと。国語や当時縦書きの社会の板書に「霜月」などと書くのも有田和正先生の教えである。・書くときは筆順や書き方が見えるように書く。・黒板の下の方は腰をおろしながら書いていく。・字は太く大きくゆっくり正しく書く。有田和正先生の教えが蘇ってきた。