東京見物名物なしで素早く帰阪する
渋谷の宿舎に泊まった。出かける前にお茶を飲もうとお湯を沸かす。そばにある簡易茶袋(ティーパック)の袋を破ろうとしたとき、同じくすぐそばにある小さな料金表が目に入った。まさかお茶ぐらいでお金は取らないだろう。そう思いつつもやはり手にとってその小さな字を上から順番に見ていったのだ。ウイスキー 1470円ビール 577円ミネラルうォーター 315円スポーツドリンク 315円とつづき、日本茶 315円とある。おいおいうそだろう。こんな簡易茶袋のお茶なんて普通は無料でしょ。今までいろんな旅館・ホテルに滞在したがこんなのは初めてだ。居酒屋で飲んでいても最後にいただく熱いお茶は無料である。きのう立ち寄った立ち食い寿司でも当然のごとくお茶は無料。抹茶のごとき粉茶に湯を注いで飲んだあのお茶が恋しくなる。シーナ流に書くとバカやロー的気分だ。Wヤング的に言うと、「あほかいな」湯沸かしの電源を切りお茶を飲むのを断念した。身支度を整え早々にこの宿舎を出て地下鉄で永田町に向かったのである。おかげで余裕の到着となり少し感謝する。9:30から3:30までみっちり研修をうけこれまた早々に永田町を去る。途中お土産に何か買おうとした。しかし東京名物ってなんなんだ。昨日の立ち食い寿司は美味かったけどやはり食は大阪である。食い倒れの町・大阪だ。行列のある「東京バ○ナ」を見たが、添加物だらけの感がある。まあこういった土産物はすべからくそうなのだが、今朝のお茶の一件で少々否定的な物の見方が大勢を占めるようになってきた。いかんいかんと思いつつ結局何も買わずに東京を発った。