視点を変えて面白がる
教室の東側にある手洗い場の水の流れが悪い。排水口にゴミが詰まっているようだ。さっそく素手でそれらを取り除く。5分とたたないうちに作業完了。流れがよくなり気分が良い。排水口もついでにたわしで磨いてきれいにした。されに気分が良い。するときれいになった排水口とは対照的にまわりの汚れが際立つようになった。絵の具や墨などで黒ずんでいる。長年こびりついたままそのまま放置されていたのだろう。たわしで数回こするときれいに取れる。磨いたところはピカピカだ。これは面白い。ん、待てよ。この面白さ、この気分の良さを子どもたちにも味わってもらおう。そう思ったのが昨日の放課後であった。そして本日。掃除の時間にこの手洗い場の掃除をMさんにしてもらった。やはりMさんも私同様はまったようでごしごし磨いてくれた。昨日まで汚かった手洗い場がみるみるうちにきれいになる。おかげで見違えるくらいにきれいになりました。ありがとう。教室・廊下・靴箱・階段・便所など普段の掃除場所でも見方を変えればこのような体験はできるはず。仕方なく掃除をするのではない。きれいになることを面白がる。ちょっと視点を変えれば良いだけなのだ。本日読んだ清水榮一著『3日でプラス思考になる本』(三笠書房、2008年)25頁に同じようなことが書かれてあり、オオ~とまたもや偶然的必然に出くわした。3日でプラス思考になる本