阪大生とふらっとちゃっと
阪大の大学院生たちと話をした。学生たちのラジオ番組「ふらっとちゃっと」(みのおエフエム)の収録である。前半は今の私の根元(ルーツ)を探られた。小学校の教員になった経緯から今の学級の子らのことなど。後半は学生たちの勉強法。これは私の方から探りを入れた。阪大のしかも大学院の学生である。小学校時代はさぞかし勉強したのだろう。興味津々であった。ところが学生たちの回答は意外であった。「習い事は習字とそろばん」「塾には行っていませんでした」「5年生からそろばんに通いました」「通知票では『もう少し』がありました」まあ中には、「ピアノ・エレクトーン・水泳など毎日習い事」「附属小に行き小3から塾通い」という学生もいた。しかし全員が「ふつう」だと言うのである。苦しんで勉強した覚えがないとも。それぞれ違って当たり前だが、小さいころの学習環境には恵まれていたようだ。オランダからの留学生は実に流暢に日本語を話した。9年間の日本語学習で身につけたそうだ。他に英語・独語・仏語もできるという。元気で明るい優秀な学生たちとの会話後、「こうしてはおれない。やらねば」という意気込みでスタジオを出る。雨の中、徒歩55分で帰宅。歩行読書はできず歩行思考でとにかく歩いた。