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カテゴリ:日本人ってなにかな?
いきなり引用↓以下。
------------------------------------------- 大学入試に、我々の(発表から50年経っておらず著作権の切れていない)文章が使用される場合、試験問題という性格上、あらかじめ著者に許諾を求めることができないのは無論やむをえないのだが、合格発表後にも何も連絡してこないか、せいぜい試験用紙と挨拶文をコピーして送ってくる程度だ。「著者の言いたいことを五〇字以内でまとめなさい」という出題があいかわらずあり、頭にくる。五〇字でまとめられるなら、最初からそうしているわい 〔中略〕著作物を利用して出題した大学が、それぞれの著者に心を込めた礼状を届ける、という常識をまず徹底していただきたい。 ------------------------------------------- 以上↑引用。 偶然でしかないのだけれど、そして日記にもしていないことなのだけれど、最近、国語の入試問題に採用された人の、著者自身の不満が書いてある文章をこの文章も含めて3つ連続して読んだのね。 一つは、橋本 治の著書『人はなぜ「美しい」がわかるのか』、もう一つは内田 樹のブログ、そしてこれ。 著者たちの不満の根底にあるのは、国語入試出題者に「文章への敬意」っていうのがないっていうことが大きいのではないかと思った。 入試問題にするために事後承諾にならざるを得ないって事情が、通常の常識を妨げ、当然払うべき敬意も払うことを邪魔するっていうことはありえる。 ほんとは、「先生の文章を使わせてもらいたい」って打診をして、了承を得て採用ってことなら問題はないのだけれど、入試という性格上それができない。 だから、事後的に「使わせてもらいました」って後から言って、そしてお礼を述べるしかない。 これ、順序が逆になっちゃっているから、けっこうむずかしいことかもしれないけれど、国語のスペシャリスト(試験の出題者なんだからね)なら、そういうこと、ちゃんとしなくてはならないかもね。 国語の理解力を問う出題をする人が、常識ができないっていうのまずいって思うもの。 著者は、入試出題者だけではなく、世間一般のそういうことを、ちゃんと正していきたい人のようだよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月08日 21時01分09秒
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