ようちゃん２号、Ｈの誕生日をころっと忘れとって、日曜日の夜に思い出した。
（覚えていたんだけれど、近くなって忘れて、また思い出したってこと）

誕生日当日は、日帰りだけれど、人と一緒にちょっと遠いところに行かなければならなかったのね。

だから、プレゼントをゆっくり選ぶっていう時間的ゆとりはなかった。

だいたい、今、Ｈが何が好きなのかさっぱりわからんの。

そして、「こんどのＨの誕生日、こんなことしようかと考えている」とかっていうようなことって、元妻からは言ってくれないのね。

こういうこと、ようちゃん２号を誘わないにしても、こっちから「Ｈの誕生日だね、誕生会かなにかやるの？」とか「何をプレゼントするつもり？」とか聞かない限り、教えてくれないようなことなんだな。

でもね、ようちゃん２号、自分が誘われない可能性を考えたら、「Ｈの誕生日だね、何かやるの？」とは聞けないんだな。

「なんかはやるけど、あんたは来なくていいからね」って言われるのがいやだもの。

そして、Ｈは、もともと欲しい物がはっきりしている子ではないんだよ。

結果的に、元妻に相談することもなく、たぶん元妻からは、「自分の子の誕生日も忘れる奴」と思われていたんだと思う。

えーと、実際、ちょっところっと忘れとった…。


午後６時過ぎまで某遠方のファミレスで打ち合わせをしていたんだけれど、なんか、気が気じゃなかったな。

できればプレゼントってやっぱり誕生日当日に渡せた方がいいでしょう？

でもね、その時点で何を買うかさえ決まっていなかったの。


えーと、たまたまファミレスの隣が花屋さんだったのね。

打ち合わせ中だったけれど、そこがけっこう流行っている花屋さんだってことが窓越しからでもわかった。

打ち合わせが終わって、すぐに花屋さんに駆け込んだよ。

ファミレスから見える、小さいヒマワリの花がきれいだと思っていた。

本当は、そのヒマワリで花束を作ってもらいたかったのだけれど、今回、自分ひとりではなかったのね。

結局、花束じゃなくて、アレンジメントって言うの？…それの黄色い花でまとめられた物を買った。

飾られていた中で一番気に入ったやつ。


ちょっと、女の子に花を買うの、キザって言うか、まして、自分の子のでしょう？

プレゼントとしてどうかな？ってのもあったよ。

まだ中学生にもなっていないんだからね。