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カテゴリ:スポーツ
以下、アテネオリンピックの五輪日本代表サッカーチームの敗因について分析します。
サッカーの統計で後半に得点が多いからといって、後半勝負だと考えるのは、統計の見方が間違っている(田中達也は先発で使うべきだ)。同じようにボールを奪って15秒以内の得点が多いから、速攻を仕掛けようという15秒セオリーも統計の見方が間違っている(15秒セオリーは実質的ドリブル禁止令にすぎないし、緩急、両方のリズム使い分ける複眼的視点こそが日本の課題だ)。 いきなり那須にキャプテンマークを与えたり、いきなり今までやったことのない4バックを採用して、ほとんど「データにない」使い方をするのは選手が可哀想だ(臨機応変なフォーメーションの移行自体は重要な課題だから、3トップ対策なら徳永か今野がさがる形で4バックに移行すればよい)。闘莉王はセンターでリベロをやらせてこそ活きる。 ドリブルでフリーキックを得て、セットプレーで得点というパターンでいいので(これならドリブルは15秒セオリーと矛盾しない)、ガーナ戦は最初から本来の力を見せて欲しい。ぬるま湯に浸かった小野のフリーキックが通用しないことが判明したとしても、世界的に見てこのチームが、ドリブラーの復権を可能にする数少ないチームであることには変わりがないのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月16日 16時57分37秒
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