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Mar 5, 2005
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カテゴリ:ベルギー生活
おとといびっくりするような事が起こった。
夫は夕方近所の知り合いを訪ねに行く、と言ってたので、心配せずに、のんきに一人石焼ピビンバを作って、食べていた私。食べ終えて、仕事をしてると、電話が鳴った。あれあれ、探してもどこにも電話がない。変だ。夫がどこか見えないところに、おきっぱなしにしたのだろうと思ったので、また仕事を続ける。なんだか遅いけど、どうしたのかな、と思い始めたとき、ベルが鳴った。てっきり夫だと思ったので、ドアを開けてあげて、そのまま仕事をしていた。ところがドアをノックする音が。開けるとそこには電話を持った警官が立っていた!!!
パニック状態になった私は、どこで見つけたんですかっ、と聞くことしかできない。まさか夫の身に何か起こったのでは!警官は、ただ、お宅のご主人に、この電話を家に持って行ってほしいと頼まれただけですよ、と言う。もっと詳しい事情を聞けばよかったのだが、パニック状態だったので、聞けなかった。心配でたまらなくなったが、仕方ないので仕事を続ける。
だいぶ経って、義父から電話があった。夫が救急車で病院にいったと言う。えぇ~何だって????目が点になったが、義父は落ち着いた声で、夫じゃないよ、別の人だ、という。では、夫の知り合い?詳しく話を聞くと、なんと、夫が訪ねていったら、その人も同じビルに住んでいる女性とその赤ちゃんもみんな一酸化酸素中毒(この名前でいいのかわからないが、酸素が足りなくなる状態だ)で倒れていたそう。オランダ語で話したので、てっきり、義父が夫を迎えにいく、という話なのかと思い、さらに仕事を続けながら待つことにした。12時ごろやっと夫が帰ってきた。なぜか汗をかいている。義父の車で戻ったのだと思ったが、実は歩いて帰ってきたのだ。なぜ電話してくれなかったの~?車で迎えに行ってあげたのに。まあでも、電話もなかったのだろう(うちは携帯を持ってないのだ)。
いろいろ話をきいてびっくり仰天。その知り合いの住んでいるビルは窓も少なくて、寒いのでヒーターをがんがんたいてたら、酸欠になってしまったということだ。訪ねたときは、知り合いの男性は心臓が悪いのだが、それにしても倒れる寸前というのはおかしい。夫はすぐに酸欠だとわかった。上の階の住人が心配なので、行くとドアが閉まってる。そこで、警察や救急車、消防署まで呼んで、ドアをあけ、中の女性と赤ちゃんを助け出した。
知り合いは離婚してそこで独りで暮らしているのだが、保健所からドイツシェパードを引き取って一緒に暮らしていた。夫は犬が大の苦手。警察は、犬を連れて行ってくれ、と言うが、夫は断り、犬は病院には連れて行けないので、そこに置いていくことになった。
次の朝、私は仕事の前に、現場を見に行ってきた。犬が心配だったから、家にあったパンを持って行った。すると、その建物のドアを開けている女性が二人。市役所の方ですか?と聞くと、隣の家の者だという。なんと、犬の散歩も朝やってくれて、今度はすこし片付けと、えさをやりに来てくれたそう。私も事情を話して、中に入れてもらう。犬はずっと外をみて主人の帰りを待っていたみたい。でも私たちが入ると、喜んで飛びついてくる。夫にフランス語でお座りをなんていうか聞いておいたので、早速使ってみる。命令すると、とりあえず犬は離れていく。隣のおばさんたちは、なかなか行儀のいい犬だからだいじょうぶよ~といいながら、えさをやっている(なぜかキャットフード)。床にはいろんなものが散らばって、犬の糞まで落ちている。ぎょえ~と思ったが、仕方ない。隣のおばさんがきれいにしている間、話続ける。犬に飛びつかれても、私は平気だが、なんかコートが糞まみれにされてる感じ。でもおばさんたちは気にしない。
用が済んだので、おばさんたちは帰るので、私もパンを置いて帰ることにした。それにしても、隣に住んでいる、というだけで、犬の散歩をしたり、えさをやったり、掃除をしたりと、親切な人たちだ。いまどき日本にこんな親切な近所の人いるのかな。ベルギー人はいい加減なところもあるが、だいたい親切な人が多い。生活に無理やストレスがあまりないからなのか、人助けをする心の余裕があるのかもしれない。素晴らしい。最近ベルギー人を観察していて、この人たちは近所の人などにもとっても親切なのだ、とわかってきた。私も何度近所の人達に親切にしてもらったか・・・。
夫は3人の命を助けたし、親切な人にもいろいろ遭遇して、事故には驚いたが、うれしい日になった。





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Last updated  Mar 5, 2005 07:55:40 AM
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