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カテゴリ:ベルギー生活
ベルギーではけっこう、いたるところに無料コンサートが転がっている。夏になれば、野外コンサート。夏以外は各国の文化センターでのコンサートなどなど・・・。夫は無料コンサートが大好き。影響されて私も好きになった。いいアーティストも出るしね。こんなに高い税金払ってるんだから、少しは楽しませてもらわなきゃ(夏の野外コンサートは政府の補助金がかなり出てる)。
今日は夕方、夫が会社に来てくれて、二人で残り物のスパゲティーと、昼間の重役会議の残り物サンドイッチで、会社のキッチンでディナー・・・。なんて安上がりなんだ!! そして、ハンガリー文化センターのコンサートに行く。このセンターは先週、町を歩いていて偶然見つけたのだ。 コンサートはSzakcsi Lakatos Bela (サーチ・ラカトス・ベラと読むのだろうか・・・)トリオのNew Hungarian Gypsy Jazzというジャンル。このトリオはピアノ(サーチ)とコントラバスとドラム。それに加えて、男女二人のボーカルがつく。ボーカルはジプシー音楽風。普段は夫婦でやってるが、今回奥さんが妊娠中で代役のAgiさんという女性が出演していた。 まったくこのジャンルを知らずに行ったけど、すごく良かった。ピアノが傷だらけの、ぼろいものだったのが残念だけど、ぼろいピアノにもかかわらず、音楽はすごく良かった。どの楽器も歌うような感じで、ボーカルが郷愁を誘う。なんだか少し日本のメロディーに似てるのもあった。 コンサートの後で、CDを買い、その辺にいたバンドの人たちにサインをもらう。男性ボーカルの人と話したが、彼は英語が出来ない。でも横にいたハンガリー人の女性が通訳をしてくれた。彼は何年か前に日本のジプシー音楽祭に参加したそうで、日本人はとても親切だったと言う。日本語も覚えていて、ありがとう、とか、どういたしまして、という表現を覚えてた!マジャール人はアジア系なので、音楽的にもひょっとしたら似たようなルーツがあるかも、と言う。そうかもしれない。彼いわく、マジャール語でどういたしまして、という表現は日本語に似ているそうだ。言ってくれたけど、!%#@・・・しまして・・・というように聞こえた。その後、サーチさんともお話できた。音が悪くて残念だったと言っていた。やっぱり、あのピアノかな・・・。CDの音がいつもの音なんだ、だからCDを聴いてね、と言われる。彼も日本に行ったそうで、80箇所くらいまわったそう。NYでもよく演奏するけど、ジャズクラブには日本人が多いそう。そうなのかな? みんな日本人にいいイメージを持ってくれてるみたいで、うれしかった。 オランダ語かフランス語(またはマジャール語)が分かる人は下のリンクを見てね! http://www.magyarintezet.hu/cities/frame.jsp?HomeID=1&lang=HUN お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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