ようこの部屋

頭のない鳥・・・。
以前夫に、何が食べたい？と聞いたら、頭のない鳥が食べたいといわれてぎょっとした。なにそれ～と思ったが、実はこれはベルギーの典型的な家庭料理（だと思う）。
スーパーでも売ってるし、肉屋さんに行けば、その場で作ってくれる。
どんなものかというと、豚ひき（だと思う）を牛肉の薄切りで包んで楊枝で留めたもの。
これをそのまま焼いてもいいし、焼き目をつけてから煮込んでもいい。
最近夫の実家で煮込みバージョンを食べてから、自分でもやってみようと心に決めていた。
最近夫が、節約弁当生活ですっかりおなかが引っ込んで、ズボンがゆるゆるになった、と文句を言うので（私ならうれしいけど、彼は自分ではやつれたと思い込んでいる）、きのうはステーキを作ったし、今日は好物の頭のない鳥にしたのだ。
近所に肉屋があるのだが、ここがなかなか感じがいいし、品物もいい。昨日のステーキは焼き方もよかったけど、とにかくおいしかった。
この頭のない鳥もこの肉屋で買った。
作り方は簡単。
まずなべにオリーブオイルをひいて、にんにくの細切れにを入れ、たまねぎを加えて炒め、肉の表面を焼く。
その後、各種野菜（パプリカ、にんじん、ズッキーニ、グリーンピース、インゲン豆、などなど）を加え、トマトの水煮を適当に加え、ローリエ、スープキューブ、ハーブを適当に入れて煮込む。
会社の隣の席の子に話したら、彼女の彼氏もこれが好きだそう。でも作り方を知らないから、作ったことがなかったんだって。彼女はスペイン人。
日本で言うと、ハンバーグの煮込みといったところかな。
簡単だし、子供も好きそうなので、お勧めです！