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カテゴリ:ベルギー生活
今日はまたお葬式に行ってきた。
今度はなんと同僚・・・。彼は33歳の若さで急死してしまったのだ。いつも元気で、あと2週間で転職も決まって、奥さんは2人目の子供を妊娠、希望に満ち溢れていたはずなのに・・・。 とあるプロジェクトを通じて知り合ったのだが、頭もいいし、気持ちもオープンで、いい同僚だった。 先週の金曜日、彼に電話で聞きたいことがあったのだが、あまりに忙しくて電話できなかった。月曜日に別のビルで会議があるから、隣の部屋の彼に直接聞こうと思っていたのに、会社に着いて、カフェテリアでお茶を飲んでいたら、向こうから泣きながら、彼と同じプロジェクトをやっていたマネージャーがやってくる。何事かと思ったら、なんと彼が金曜日の夜、ジョギングに出かけたまま急死してしまったと言うのだ。 この前話したときは、転職後は出張が多くなるけど、一歳半の子供がいるので、ベルギーにいるときは、会社に行かず、在宅勤務ができるんだと喜んでいた。 彼の上司に聞いたら、なんと会社で入っている生命保険も、受取人を息子さんまたは奥さんに変更するのを忘れていたそうだ。余計な税金とられないといいけど・・・。 お葬式は古いきれいな教会で、美しい音楽の合間に、家族や友達が彼との思い出を語る形式。半分以上の参列者が泣いていた。 お葬式は悲しいものだけど、若くして突然亡くなった人のお葬式は悲しすぎる・・・。 でもこの件で、私も今日この日を充実して、楽しく生きることが大切なのだということを考えるようになった。別の同僚も同じことを言っていた。いかに予算が数億円オーバーしていても、人の命に比べてばたいしたことはないのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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