カテゴリ:大学院生活
日記のタイトル通り、
「自分たちは一体この学校で何年いれば修士の学位を取れるんだろう?」 という内容のことを、 最近よく学校での知り合いたちと話すことが多いです。 日本の大学院で修士の学位を目指すとしたら、 よほどのことがない限り、2年未満で取得という早業もまずできないし(でもごくたまにいるらしいですね。)、 3年以上という長い年月をかけて取得ということもないのではないでしょうか? 実際に、私が日本で行っていた大学付属の大学院の学生の方々はほぼ全員2年で修士の学位を取得し、卒業していっていたし、 (その中には修士論文中のデーターを相当他の学生から借りている人もいるらしいです。。。) 前いた職場でも、修士卒の人が多かったのですが、その全員が修士取得にかけていた年数は2年でした。 ですので、アメリカの大学院の修士課程も2年と思い込んでいた私。。。 でも、どうやら厳密には違うようです。 実際には「その人次第」もしくは「その人の所属するプログラム次第」のようです。。 というのは、実は今行ってる学校で同じプログラムにいる人たちはほぼ8割方修士を取得するのに3年以上費やしているからです!! (あと、今の研究室にいるテクニシャンの方もUC系の学校で生化学系の修士をとったみたいなのですが、その方も3年かかったとおっしゃってました。) 修士取得に3年以上ってあまりにも長すぎなんじゃないでしょうか?? そして、3年費やすだけの価値がその学位にはあるのでしょうか??? 愚痴はさておき、 なぜ修士なのに3年以上かかる場合があるということなんですが、 1.修士論文のための実験とその執筆に時間がかかる。 (自然科学系の実験は時間がかかるのに、アメリカの大学院では他人からデーターを借りてくるというのはあまり一般的ではない?) 2.修士課程でも学部生のようにちゃんと課題とかある授業を最低1年分ほど取らないといけない。 また、学部での学習内容が修士プログラムに在籍する学生としては足りていないと判断されたときは、 修士の学生になった後でも、学部生が取る授業をたっぷりと履修させれられたりする。 の2点ではないでしょうか。。 では、一体どうしたら日本のように2年でアメリカで修士(特に自然科学系の分野で)が取得できるのでしょうか? 手っ取り早い方法は、1の修士論文の執筆を要求していないプログラムを選ぶことだったと思います。 私の在籍するプログラムではそういったオプションはないのですが、 単に専門教科の習熟度試験を受けて、それをパスするだけで、修士論文を執筆を免除されるという制度がかなりの学校であるようです。 あと、MBAとか職業訓練系大学院などは修士論文を要求されていないのですよね?? でも、研究参加経験が必須ではない修士課程というのも、(特に自然科学系の分野では、)「じゃ、何を身につけるための大学院?」という感じが少ししますね。。。。 とにかく、私も実はあと1年半で修士課程を終わらせれるわけではないということが判明してしまいました。 それに加え、旦那の都合でアメリカに滞在しているだけで、彼の状況が変わり次第、即座に一緒に日本に帰ることを決めている私は、修士を終わらせることが出来るのか自体本当に疑問です。。。 とにかく、先の学位という形にこだわらず、今この歳になって、勉強できる機会があるだけでも純粋に感謝して、今出来る限り真面目に勉強するしかないですね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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