「おくりびと」観てきました
ずっと観たかった「おくりびと」公開当時は、父親の余命を聞いていたので、不謹慎かなと思って観れませんでした。今もまだリアルでしんどいかなと思いましたが、今だから感じることが出来ることもあるかなと。思った以上に良い作品ですね。もっくんの三枚目っぷり。さすがです。いい俳優さんですね。最後のもっくんの涙。あの涙のためにチェロ奏者から納棺師へと導かれていったんですね。素晴らしい日本の景色をバックにチェロを演奏するもっくんを観ただけで、涙が溢れてきました。とても静かで一見重く感じる映画ですが、優しさや温かさがいっぱい詰まった映画です。誰もがいつかは最愛の人を見送ることになります。それは避けて通れない道です。今、この映画を通じて死というものをあらためて考えさせられました。この時期にこの映画に出逢えたことも、運命だったのでしょうね。心に響く、そしていつまでも心に残るであろう映画でした。