目指せ！インテリ風（注：インテリではありません）

また琴光喜が負けました。これで朝青龍に25連敗。同様に13連敗していた雅山は2日目に朝青龍に勝って男を上げましたが、琴光喜はダメでした。琴光喜を応援している人たちの落胆する姿が目に浮かぶようです。

限りなく無気力に近かった先場所よりは頑張っている様子でしたが、この一番が注射かガチンコかの判断は私にはつきません。その辺が見極められるようになれば、一流の注射評論家になれそうですが・・。

ところで週刊現代がまた新しいネタを出してきました。今度は貴乃花親方の八百長撲滅クーデター計画です。大げさなタイトルですが、貴乃花親方が現役時代に他の旧二子山ガチンコ勢と共に協会首脳に八百長撲滅を直訴しようとしていた、という話です。事前に情報が漏れて実行には至らなかったようですが、これが実現していれば、今回の週刊現代の追及はなかったか、もっと違う中身だったも知れません。

貴乃花のほか、若乃花、貴ノ浪、貴闘力、安芸ノ島といった旧二子山勢がガチンコだったというのは、同じく八百長追及をしていた週刊ポストが過去報じた内容と全く一致しています。協会は八百長はないという立場ですので、これらの旧二子山勢が八百長をしていなかったというのは、ほぼ確かといえるのではと思います。

今回の記事の中では、貴闘力や安芸ノ島が注射力士をつかまえて度々問い詰めていたというようなことが書かれています。一方週刊ポストでは、この両力士のことを風紀委員に例えていましたので、この点でも見方が一致しているといえます。

話は変わりますが、八百長追及に関連して、インターネットで興味深い録音を見つけました。91年当時の協会幹部が力士達を前に無気力相撲撲滅を訴えている音声です。このテープの存在は噂には聞いていましたが、ネットで聞けるとは思ってもみませんでした。「無気力の相撲が横行している」「昔の50倍から100倍になっている」といった発言が聞こえます。
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2000_03_01_1/