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2008年03月26日
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テーマ:相撲(1784)
カテゴリ:スポーツ
大相撲春場所後に開かれた横綱審議委員会は、朝青龍の評価について真っ二つに割れたようです。朝青龍のフライング気味の立ち合いや優勝後のパフォーマンスについて、許容範囲とする委員と、問題視する委員とに大きく分かれたようです。

それぞれ意見はあるようですが、海老沢委員長(元NHK会長)の見解には私はちょっと引っかかるものを感じてしまいました。

毎日新聞の記事によると、「優勝直後にガッツポーズを見せたり、両手を挙げてVサインを出した土俵での行為は、海老沢委員長が『格闘技だし、ひとつの持ち味。ああせい、こうせいといってもねえ』と不問にした。」とあります。

前後の文脈がはっきりしない点はありますが、この発言を見る限り、海老沢委員長は大相撲を単純に他の格闘技と同列視しているように思われます。これは横審委員長としては非常にまずいのではないかと思います。

大相撲が他の格闘技と大きく異なっているのは、文化を背負っている部分ではないかと私は思います。用語ひとつとっても古い日本語の表現が色々含まれているようですし、現代の我々の生活では見過ごされがちな様々な文化的要素が数多く含まれているような気がします。内館牧子委員の「力士は歩く文化財」という見方は確かにそういう要素もあると私は思います。

そうなると、やはり大相撲の様式美というものを考えざるを得ず、決して軽んじるわけにはいかないだろうと思います。大相撲に対して一定の立場にある人が、そのことに思いをめぐらすことなく、格闘技だから多少はいいんじゃないかというのは、やはり適切とは言えないのではないかと疑念を抱かざるを得ません。

横審の最大の役割は横綱の推薦であり、大相撲の文化・伝統の維持発展を主としているわけではありませんが、大相撲の看板である横綱について審議する立場である以上は、やはり委員一人一人がそれなりに大相撲に対する高い認識を持っていなければならないと思います。委員長ともなればなおさらです。

横審委員にはマスコミの関係者が就任することが多いですが、同じNHK出身者ならば、かつて毎場所実況中継を担当し相撲はライフワークとも公言している元アナの杉山邦博氏の方が、海老沢氏よりはるかに適任ではないかと私は思います。





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Last updated  2008年04月05日 00時33分39秒
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