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テーマ:小学生の勉強(1316)
カテゴリ:子どものこと
先日ふと見たテレビで京都の私立小学校、立命館小学校の授業の様子が紹介されていた。
立命館小学校では授業中にわからない言葉があるとすぐ机の上に常に置いてある国語辞典で、そのわからない言葉を調べるのだという。 それは国語の授業だけでなく、生活の授業や算数の授業であってもそうするのだそう。 そして調べた言葉は少し大き目の「ふせん」に書いて、調べた言葉が載っている辞書のページの上に貼り付けるだ。 そして調べた言葉に反対語がある言葉だったりすると、今度はその反対語もまた調べる。 もちろん、調べた内容にわからない言葉があると、その言葉ももちろん調べる。 一般的には国語辞典で言葉を調べる方法を小学校で習うのは小学校3年生。 でも立命館小学校では1年生からこの辞書引き学習法を実践している。 1年生だとまだ多くの漢字が読めないため、全ての漢字にふりがな付きの辞典を選ぶのがお薦めということだった。 辞書には数え切れないほどのたくさんの「ふせん」がつけられていて、「ふせん」がビラビラしている。 辞書を引く時邪魔じゃないの?と思うくらい。 しかし、その「ふせん」を貼ることで「これだけ調べた、これだけ覚えた」という達成感に繋がるようだ。 私は決して教育ママタイプではないのだが、この学習方法は面白いと思った。 うちの子供の性格からして二女と三女は絶対乗るな・・と確信したので、早速わからない言葉があればすぐ辞書で調べることと調べた言葉をふせんに書いて辞書に貼ることをやってみない?と誘ってみた。 狙い通り、二女と三女は「面白そう~やるやる!」と快諾。 小5の二女は自分用の国語辞典を持っているが、小2の三女は持っていないので早速三女用の国語辞典を買いに行く。 本屋さんでいろんな辞書を見比べてテレビで紹介されていた全部の漢字にふりがな付きの国語辞典を見つけた。 その中でも文字の見易さや、ページの開けやすさ、持ちやすさなどを比べてベネッセから出ているチャレンジ小学国語辞典というものを購入した。 ついでに100均で大きめの「ふせん」も購入。 小2の三女に辞書の引き方を教えると最初の3つ目くらいまでは、何度もページをめくったり戻ったりしていたが、4つ目くらいからはコツがわかってきたようで割りと早く調べられるようになった。 今まで教えなかっただけでちゃんとこうして教えてやれば、できるのね~。 早速テレビを見ながらわからない言葉が出てくると、そのつどいろんな言葉を調べる。 三女が「清潔」を調べていたので、「清潔」の反対言葉は?と聞き、三女が「不潔」と言ったのでまた「不潔」と調べてみたら?と振ってみた。 昨日1日だけでざっと20くらいの言葉を調べた。 ニュースを見ていたら押尾学の事件が報道されていて「保釈」という言葉が出てきたので、二女、三女揃って「保釈」を調べたが、どうやら小学生用の辞書には保釈は載っていなかったようで・・・。 「載ってないや~ん!」とブーイング。 その後、家にあった一般の国語辞典で調べるとそこには「保釈」が載っていて、一段落した。 どうやら勉強というよりゲーム感覚なのが面白いらしい。 そして「ふせん」を貼る事で「こんなにたくさんやった」というプチ達成感が得られるようで。 もしかして一時のマイブームで終わるかも知れないが、辞書の調べ方を覚えたということで、まあそれも良し。 とりあえず、2日目の今日も2人はせっせといろんな言葉を調べていた。 余談だが、この立命館小学校に私の小学校の同級生のHちゃんの子どもが2人通っている。 Hちゃんは私から言わせるとめっちゃ秀才でご主人もかなりの秀才だと聞いているので、その2人のDNAを受け継いだお子達はこれまた大きな可能性を秘めているのであろう。 立命館小学校のレベルの高さにひたすら感心していた私なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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