バスマティライス(basmati rice)でチキンビリヤニ(biryani)を作る-インド料理は奥深し-
シンガポールのムスタファセンターで購入したインド産バスマティライスでチキンビリヤニを作る。インド料理屋でビリヤニを注文すると、本来の炊き込みではなく、スパイスチャーハンを提供する店が多い。日本人にとってインド料理はナンが主流のため、注文する人は少なく、効率を考えて、炊き込みのビリヤニを出してくれる店は少ない。家で作ると、たくさん食べることができるので楽しみだ。コメ袋を開けると、インド料理屋の香りがする。バスマティライスは日本で買うと、お値段がするので貴重だ。使うのも慎重になる。日本のコメとは違うため、炊飯器で炊くと柔らかくなってしまうのではと思い、鍋で炊いた。具を炒めた後、コメの間に具をはさみ、蒸すような感じで15分。香りのよいチキンビリヤニが完成した。昨年、初めてビリヤニを食べた時、カレーでもなく、ドライカレーでもなく、何だか表現できない味で、わからないがうまいと思ったのを思い出した。ナンだけではなく、チャパティだけでもない、カレーだけでもない、スパイスマジック。インド料理は深く、またインドの魅力も深い。