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カテゴリ:歴史
「そのときはそれが一番良い方法だったんだよ。ほかに方法がなかったんだよ。」
倫理的にも人道的にも問題がある場合でも、その場ではそう言って言い訳をする。 そのうち、自分たちがやったことを正当化し、そのためには、自分の都合の悪いことは歪曲し、もみ消し、それに反することを言う奴は弾圧していく。 そして自分たちの正当化を周知徹底させるため、歴史書を編纂する。 これって、日本書紀のこと。 持統天皇と藤原不比等タッグを組み、周囲の反対を押し切って、持統天皇の孫に天皇の位を継がせるため、男神であった天照大神を女神にし、天孫降臨神話をでっちあげて、日本書紀をつくった。もちろん藤原氏を正当化するため、藤原の始祖、中臣鎌足を忠臣に据え、そのため暗殺した蘇我氏を悪者に仕立て上げた。 あ~あ、権力者ってきったねーの。 現代は? う~ん、国民主権であって、まあ、我々国民が国会や行政府、司法に権利を委ねているだけであって、ちゃんとやっているか我々国民が見張っているから大丈夫なはずだんだけどねえ。 でも行政府の面々は、実質、世襲制になってるのって、おかしくない? でも世襲の方々に任せっぱなしでその方々に支配されてるのも、気分的に楽かも? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年04月05日 23時02分15秒
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