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2007.12.07
カテゴリ：詩・本
自分で書いた詩の中で すごく印象に残ってるもので いつも頭から離れないやつの１つ。 よくこんなアイデア出て来たなぁ、みたいな… つか、めちゃめちゃ尖ってるよな、 尖ってたなぁ、みたいな（笑） 音楽のセッションと一緒で ドンドン出てくるアイデアを紡いで行って それと同時に瞬時に エディット（編集）して行く感じ。 絵を描くのも 曲を作るのも こういう詩の散文を書くのも 即興で歌ったりフェイクするのも 全部、私の中で根本は一緒。 ＜Ａｌｒｅａｄｙ Ｄｅａｄ＞ 空間が歪んで 私の記憶の迷宮に迷い込む 涙のせいで少し潤んだ瞳 私的に最高傑作な笑顔作って あの子に歩み寄る 何でもなかったような顔して 周到に刃物を隠し持ってる ダイヤモンドは賞見期限切れ 私の存在は腐ったリンゴみたく 穴あき状態 誰の愛もそこから通り抜けて行く 部分的に愛すべき あなたの表情 どれを置き去りにするかは 私次第 どれを額に飾るかも 私次第 私が選んだ未来への扉は 私が選ぶべき扉じゃなかったかもしれない 答えはフォルトゥナにも分からない 気の抜けたコーラみたいに タダくどくど甘いだけ 無知な頭ではこれ以上思考できない 隣に座ったカップルは宇宙旅行の話をしてた カップルに人気のスポットがあるとか、なんとか 私にとっちゃどうでもいい念仏 あの子の話す どこどこのブランドがどうとか、こうとかみたいな 私が泣いたら あの子は笑う 嫌な条件反射 ダミーの私はピーターパンとネバーランドへ 何のためのダミーだか… 独りよがりな ジェットコースターラブしてるあの子は 上手く相手を支配してる気でいる なんちゃってコントローラー 猫なで声でペットを可愛がってる私は 世界の末端にいるような気がしてるのに まるで危機感を持ってない 処刑前のマリーアントワネットみたく あるいはバカなあの子みたく そしてジリジリと 私の存在は無くなっていく それは遊園地でかもしれない 映画館でかもしれない カフェでかもしれない セックスしてる最中かもしれない あるいはもう死んでるのかもしれない お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.12.08 01:50:12
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