よりすぐりの雑記帳（シニアのBLOG）

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いよいよ新年まで１日を残すのみとなりました。　明日は起きた時からお煮しめを作り始めようと思っております。　お昼過ぎには煮物を終わらせて、３時ごろから年越しそばの準備に取り掛かります。　年越しそばは、いつものようにエビの天婦羅そばにしようと思っています。　

お煮しめは来年からは止めようかと思ってるんです。　だって夫婦２人切りだし正月から４，５日間ずっと残ったお煮しめ食べるのもキツイですからね。　定年したしお弁当も持って行かなくなったしね。止める理由は、夫婦２人切りということと、自分で作ると量が多くなってしまうってことなんです。　今日なんか新聞の折り込みをチェックしたら、お煮しめのセットが何と１パック１５００円以下で載ってましたよ。　これだったら２パック買えば十分ですし、経済的だよねって話しました。お煮しめとエビが３尾と蒲鉾まで入ってるんですから、これでＯＫですよ。その分他にお金掛けた方が良いですからね。　　

昔は、どこのお店も３１日で終了し、正月６日７日までの間はお休みでしたし、今のようにコンビニなんて無い時代でしたからね。今はどうでしょう、何処へ行っても物が買えるじゃないですか。作り置きや買い置きなんて必要無くなりました。今じぶんお煮しめなど煮て１週間を過ごすなんて時代じゃなくなったんですよね。正月って感じ何処にも無くなってしまいましたもんね。回り見たって子供遊んでないしね。　

私が昔アルバイトしていた魚屋さんでは、暮れの２８日から３１日まで売り出しが始まりましたが、その仕入れの量といったら半端じゃありませんでした。　昔は発砲スチロールなんて無い時代、木箱に大ざっぱにタコや魚が入って氷が入っていました。そのタコの木箱の数、なんと数十箱ありましたね。１箱に茹でダコが１０匹くらい入っていましたね。お客さんも１匹丸ごと買って行く時代です。それに刺身用の２ｍ位のマグロ１尾とカジキマグロ１尾、これが４日間で売れてしまうんですから凄いです。お店のオヤジさんが朝からマグロの解体ですよ、お尻のポケットにはニッカウイスキーの小瓶なんか刺し込んじゃってね。もう朝から飲んでるオジサン見てオバサン嫌な顔してたなあ。　気まずい雰囲気だったね。　学校も冬休みに入って、私も稼ぎ時でしたね。２８日から毎日朝から３１日まで半解凍した鯛のウロコ取り、これがなかなか取れないんですよ。４日間働くと１万円の御褒美が貰えるのが嬉しかったなあ。もちろん夕方のお給料とは別の御褒美ですからね、有難いものでした。　だってバイトって言っても夕方からお店の後片付けして１回１時間半くらいで３００円＋夕食（お腹いっぱい）＋オカズ（刺身や干物、その他の魚を家族３人分）、これはお金に換算したら結構な額だと思います。みんな学生時代アルバイトしてたのが当たり前の時代だったですからね。

それで３１日のお店が終わってから食べる年越しそばならぬ年越しラーメン食べ放題。魚介類のスープ、必ず２杯は食べした。魚屋ですから、マグロのお刺身（赤身・中トロ・大トロ）食べ放題！私は、バイト料より夕食とオカズに引かれてしまいました。

今の時代が良いのか悪いのか分りませんが、４２年～４５年前の時代の方が夢があったような気が致します。