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カテゴリ:かてごりぃにないもの
何か二階から黄色い声が聞こえました。 うっ! 何だ何事が起こった? メイが走り回っている音も聞こえてきます。 居間のドアを開けて「どうしたのよ?」って言うや否や、メイが階段を下りてきます。 母さん叫んで「ちょっと、メイのお尻みてよ!」 父さん、メイのお尻を見る。 なにやら長い物がお尻の穴からぶら下ってる??? 階段もメイのお尻もウンコだらけじゃないの??? うっわ~臭せ~ 何これ? 父さん、「何この長いの? 腸じゃないかな。腸がでちゃったんだよ、もうダメかもよ」 母さん、「何言ってんの腸のわけないでしょ、よく見てよビニールじゃないの」 父さん、「アッ!ほんとだ! 薄いビニールだよ」 注:薄いビニールとは、肉や魚を買った時に水とか出ないように薄いビニールに入れるもの、ローラーに巻いてある薄いビニール袋です。 父さん、「ちょっと母さん、ティッシュで抜き取ってよ」 母さん、ティッシュを数枚取ってメイのお尻から出てるビニールを引きぬく メイ、「ギャー ギャー ギャー」 暴れて私の腕に爪が食い込む。 暴れる度にウンコが飛び散る。 父さん、「痛ッてえ~ この野郎! 爪が腕にくい込んでるよ~ あああ~ 臭せえ~」 取り合えず肛門からビニールが抜けて少し落ち着いたのか、机のある部屋に逃げ込むメイ。 それでもウンコはあちこちに散らばっています。 母さん、ティッシュで散らばったウンコを拭きとっている。 これじゃあ間に合わないと思った父さんは、雑巾2枚を準備して大まかなウンコから拭き取っては洗い直して吹き取るの繰り返し、でもメイあちこち動き回るので、閃いた私は皮の手袋をはめてメイを捕まえて洗面所の温水シャワーでお腹からお尻までキレイに流しました。 その間、メイは鳴き叫び私の腕はメイの後ろ足の爪が食い込み血だらけ、ギャーギャー鳴いても絶対に放さない私は最後までメイのお尻をキレイに流しました。 水分を拭き取って解放! もう臭くありません。 それから雑巾を何回も洗っては拭き取り、洗っては拭きの繰り返し、ようやく部屋もキレイになりました。 思い出すと可笑しくて、久しぶりに夫婦で涙がでるほど大笑いしました。 これで運がついたかも知れませんね。(^J^) 「腸がでちゃったよ」 「ビニールじゃないの」
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