私は年9月で61才になります。 兄はこの歳で亡くなりました。 自分もあと4ヶ月とちょいで兄と同じ年齢になります。 この歳になると先が見えてくるのが普通なんでしょうが、私には皆目先が見えません。
何時倒れても不思議ではない年齢なので覚悟だけはしておかなければと思っています。 そのため後で家内が困らないように身の周りも全て整理しておかなければなりません。 昨年エンディングノートも購入して、半分くらい記入済みです。 全部仕上げておけば、私のノートを読むだけで全てが分るだろうと思っています。 遺品(ガラクタばかり)の整理も大変なことですからね。 なので私の持ち物は全て片付けようと思っています。 高価な物は何一つ有りませんし、遺影に使える写真だけあれば十分だと思っています。 そして私の葬儀は家族葬か密葬でお願いしたいと思っています。 私は、それほど友人も知人もいませんし、それで十分だと思っています。 これもハッキリ書いておかないと家族が迷う原因にもなります。
もしも病気(癌)になってしまい治る見込みがないならば、告知してもらい痛み止めのモルヒネを注射して貰うように書いておきます。 延命装置は初めから使わないように書いておきます。 これもその時になってみなければ分りませんね。 ジタバタして家族を困らせるかも知れません。
昨年は還暦を兼ねた同窓会に出席して良かったと思います。 全クラスのうち100人くらいが集まり、45年ぶりにみんなと再会しできたのがとても嬉しかったです。 これが最後の再会だと思い出席しました。 たぶんみんなも同じ思いがあったんじゃないかと思います。 既に何人も同窓生が亡くなっていましたからね。 実際中学からの友人も54才で亡くなってしまいました。 それに在職中、仲の良かった同僚が何人も亡くなりました。
なるべく病気せずに長生きしたいのですが、兄のようなこともありますし先のことは誰にも分りません。 神のみぞ知るです。 人間は生れた以上1度は死ななければならない運命なのです。 それが早いか遅いかだけなのです。 人に迷惑を掛けず、真っ正直に一所懸命生きていたら思い残すことは何一つ無いのだろうと信じています。
でもその時がきたらジタバタするかも知れません。 こんなこと、ふと思うことがあるのは私だけでしょうか。