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カテゴリ:アニメ
あらすじは公式HPから。
・・・ってしようと思ったら、アメストリスの命運をかけた最後の戦い!って、何、この簡単さ。 なのであらすじは無し、感想のみで。 原作の最終回の部分に入ってきました。 うーん、一言で言うなら、時間が足りなくなっちゃったんですねって感じかな。 チョコチョコと原作とは変えてる部分があるんですよね。 個人的には、それが余り良くなかった気がする。 原作を読んでしまった私には、原作が素晴らしかっただけに、不満です。 ここから下はあくまでも個人的には・・・と言う感想です。 まずグリードのシーン。 これは原作でも泣けました、本当に良いシーンです。 で、原作ではグリードはお父様の足だけを崩す。 アニメでは身体全体を炭化して、エドの一発で胸に穴が開く。 私は、錬金術を使わずに素手でお父様を何度も殴り、それに「何故だ」と驚愕するお父様って言うシーンは、結構大切だと思ったんですよね。 略さないで欲しかったな。 お父様が「おまえたちが神と呼ぶ者」に、絶望を与えられるシーン。 元々は「フラスコから出たい」が望みだった。 それがどんどん肥大して、傲慢になっていった。 原作の方の感想にも書きましたけど、お父様って、“高慢”と“強欲”は完全に切り離すことが出来なかったんじゃないの?って思ったりして。 そしてアルの復活。 これも良いシーンでしたよね。 泣いてるメイが可愛くて。 これも原作から少し削られてて、残念。 で、アームストロングがホーエンハイムにエドとアルの事で感謝のセリフを述べるシーン。 これいらない、絶対いらない、と私は断固思う。 確かにエドとアルのお陰で助かったんですけど、でも小さな人間がみんなで力を合わせた戦いでもあったんですよ。 それが思い上がっていたお父様を最後は滅ぼしたんです。 台無しです。 それに『ハガレン』は、こう言う、言わなくても分かってるようなセリフをわざわざ入れる物語じゃないと私は思います。 そしてホーエンハイムが逝くシーン。 これもまた泣けるんだ。 ホーエンハイムは満足して、でも「死にたくねぇなって思っちゃうんだよな」って逝くんですよね。 だけど安らかな気持ちであることに変わりはないんです。 原作ではセントラルの街に、ホーエンハイムの思いが鳥になったように飛ぶ絵で、これが凄く良かった。 アニメはOP曲に被せて過去映像。 私、このシーンは清々しさがあった方が良かったな。 元々、『ハガレン』アニメの最後のOPにこの曲はどうだろう?って思ってたんですが。 ホーエンハイムの死の悲しさが際立つような終わりじゃなくて、安らかに満足して逝ったホーエンハイムの死の清々しさを感じさせる最後であって欲しかったです。 今回と次回が、原作の最終回の分。 次回は後日談なんですが、実は原作ではその割合は少ないので、ボンズさんはここを厚く描きたいんだろうなって思いました。 それはそれでとっても嬉しい。 私、幸せな後日談って大好きなので。 だけどその分、今回がはしょられてしまって、大事な部分が多いのに残念でした。 せめて二回で描いて欲しかったなぁ・・・。 来週はこの素晴らしい物語の最終回。 是非ボンズさんには頑張って欲しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月28日 21時09分32秒
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