よろず屋の猫

『夏目友人帳 参』が終わりましたので、その感想です。


最終回は妖怪たちが夏目のために宴会を開いてくれる話。
その中で、子どものころは仲間はずれで出来なかった影踏み鬼を、妖怪たちと遊ぶひと時を描いてて、楽しかった。

あわせて、その夏目にも今は人間の友人たちがいると言うのも描けていて、良い最終回だったと思います。


が、しかし!!。
3期は決して手放しで誉められる出来ではなかったと思う。

私は原作のファンなのですが、アニメは良くその雰囲気を表していて、その点ではとても嬉しいです。

ただ、緑川ゆき先生の絵をベースにしたキャラ、淡く優しい色調、神谷さんの語り・・・これだけでも何とか雰囲気は作れてしまう。
原作のストーリーが面白いので、とりあえず見ていて楽しめる作品にはなると思う。

そして3期はそれ以上のものがない回が多かったと思う。

特に作画が乱れてる回があった気が・・・。
キャラの顔が崩れていたり、表情の変化を良く描けていなかったり。

映画の方でいっぱいいっぱいでしたかねぇ・・・。

マンガとアニメは違う表現媒体なのですから、アニメである特徴を生かした作りをして欲しかったです。
少女マンガは心情表現をどう描くかが大切だと思ってるのですけど、それを原作に描いてるのですから、アニメではどう表現するのか?、そう言う部分が足りなかったと思う。


あと的場静司は、夏目にとっては重要な(ある意味)悪役キャラなのだから、もっと魅力的に描いておくべきだったと思うよ。
私は原作では素敵と思ったけど、アニメ見た時は「なんじゃ、こりゃ?」だったから。
楽しみにしてたのに...orz...


早くも4期が決定してようですね、2012年1月にスタート。
『夏目友人帳』は人気のあるアニメですけど、それに甘んじることなく、クォリティの高い作品を期待してます。
楽しみなエピソードいっぱいあるし。（*☆▽＜）ｗ。°ゎくゎく◇◆◇◆


ニャンコ先生のぬいぐるみはあるけど、私は本気で斑のデッカイぬいぐるみを作って欲しいと思う。
その節は是非手触りは極上でお願いします。




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