妖怪人間ベム #5 11月19日(土) 21時00分~21時54分 日テレ
あらすじベム(亀梨和也)たちが探している写真の男が見つかったと、緒方(あがた森魚)から連絡が入る。緒方が見せたのは一枚の写真。写真の人物が誰なのかはこれから調べるという。その人物の謎が解ければ人間になれるかもしれない――ベムたちは淡い期待をよせる。そのころ街では警官が襲われる事件が多発していた。犯人は篠山豊(斎藤工)。彼はある理由から警官に恨みを抱き、巡回中の警官をスパナで殴りつけるなどの凶行を繰り返していた。そしてそんな篠山にまたしても名前のない男(柄本明)が近づいていく。いっぽう夏目(北村一輝)は事件の捜査をしながら、ベムたちのことを考えていた。夏目はベムたちが恐ろしい妖怪の姿に変身する瞬間を見てしまった。やはり彼らは悪の存在なのか――?夏目はベムたちへの不信感をぬぐえずにいた。そのころ、ベムたちは再び緒方に呼び出される。ついに写真の人物の謎が解けたのだ。彼は緒方の先祖の緒方晋作(柄本明)で、緒方と同じく生物学者だった。彼の研究所が残っているかもしれないと聞き、ベムたちは住所を頼りに探しに行く。果たして、そこには廃墟となった研究所が残っていた――。何か手がかりはないかと探すベムたちの前に、夏目が姿を現す。夏目はベムたちをつけていたのだ。夏目に正体を問い詰められたベムは、すべてを話す。緒方晋作がかつてこの研究所で人間を創りだす研究をしていたこと。ベムたちはこの研究所で生み出された人間の失敗作であること。そして人間になるための方法を永遠に探し続けていること……。驚く夏目にベムは「あなたがた家族は、自分たちを温かく迎えてくれた」と感謝の言葉を述べ、彼の前から姿を消す。その姿を夏目は見送るしかなかった。茫然としたまま帰宅した夏目は娘の優衣(杉咲 花)から、ベムたちが優衣のなくしたブレスレットをわざわざ探してくれていたと聞かされる。そして夏目は目を覚ます。ベムたちは常に良い行いをする、良い「人」たちだった。それなのに、一見恐ろしげな見た目に惑わされてしまうなんて……。夏目は去りゆくベムたちを引止めようと走り出す。だがそこに、警官を狙う篠山が立ちはだかった……。妖怪人間ベム (講談社漫画文庫) (まんが文庫) / 田中憲価格:800円(税込、送料別)